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2009年04月 アーカイブ

2009年04月02日

2008/12/6-9 オーストラリアへ

BS-i夢の楽園紀行取材のため、オーストラリアへ行く。目的の釣りは”サラトガ”いわゆるアロワナだ。日本の熱帯魚やさんではサウザンバラマンディーといわれるタイプ。何でアロワナがバラマンディー何だか良く分からないが、正式名はそうらしい。
サラトガとはオーストラリアでのアロワナの呼び方。前からずーっとやってみたかった魚だ。特に、普通のノーザンサラトガとは違って、オレンジ色の斑点のあるサウザンサラトガは、クイーンズランド周辺にしか居ない世界でも珍しい固有種。そんなある意味貴重な魚が、ゲームフィッシングのターゲットになっているということで、とても楽しみな釣行だ。しかもトップウオータープラグ中心で、釣りが出来るというのも良い感じ。
 プリズベンでレンタカーを借りて、目的のレイクまで車で約三時間。ナビとかはないので、地図を見ながら慎重に行く。オーストラリアは日本と同じ左側通行なので、頭の切り替えは必要ないが、それでも交差点の方式とかは違うので、現場を理解しながら進む。バルンバといわれるレイクに到着する頃には、だいぶ気温も高くなり、まさに真夏。いきなりの逆転現象に、ついた日は汗が止まらない。泊まる部屋に勿論エアコンは無い。でもかえって逆にエアコンが無いが故、無理やり体が慣れてくれるので、次の日の釣りには好都合。ただし、寝られればの話だが。苦しい夜を過ごして、翌朝から釣りが始まった。
 最初、何発かのストライクをミスる。そしてついに待望の1匹目。70cmオーバーの見事なサラトガである。もの凄く嬉しい。とくにこうしたロケの仕事だと、自分自身が魚と出会えた嬉しさと、目的の魚をゲットして番組を成立させていく楽しさが、ダブルでやってくる。それにしても、アロワナを手にして喜ぶことがあるなんて、はっきり言って思いもしなかった。子供の頃から、水槽で泳ぐデカイアロワナを見て、凄い魚が世の中に居るんだな、なんて思ってみてはいたが、そんな魚をルアーで、それも自分が作ったザグバグで釣っちゃったわけで、まるっきり考えても居なかった人生を歩んでいるわけだ。今回の釣行は、特別な秘境中の秘境に行ったわけでもなく、空港からたったの3時間で着ける場所であったわけだが、自分自身では、なんだかとっても不思議な体験だった。それにしても、あのサラトガ。なんであんなにフッキングできないわけ?はっきり言って未だに理由が良く分からない。一つだけ悔いが残るのは、プロトでも良かったから、フェイントベイトのポッパーを持っていけばよかったなってこと。多分、フェイントベイトを入れていけば、あそこまで見切られたり、突っつかれたりなんてことは無かったんじゃないかとも思うし。次回行くときは必ずフェイント勝負をしてみようと思っているわけですよ。

2009年04月03日

2008/12/12 埼玉でヘラ

埼玉県にある、とってもこじんまりとしたヘラ釣堀へ行く。名前こそ、弁天閣釣道場といった、中々凄みのあるネーミングなのだが、実際は25mプールよりも小さいかな?ッて感じの長方形の堀。で、今回ヘラブナ社の取材で何がしたかったかというと、底釣りオンリーという釣堀で小さくまとまりつつも、本気で底釣りやってみたかったわけだ。うちだしからすぐにウキが動き始める。魚たくさんいるみたい。っていうか他にお客さん3人しか居ないし。そりゃー寄って来ますよ。で、数投で一枚目をキャッチ。しかし、予想以上にヘラは小さい。その後もコンスタントに釣れるが、普通のサイズよりヘラは小さめ。でも、だからこそこんな冬でもガンガン釣れてくるのかな?ちょっと気を抜いて、早いアタリとか取って行っちゃうと、途端に上ずる。で、アタリが無くなる。糸ずればっかり。で、しっかりと、じっくりと底釣りを仕上げていくと、連荘で釣れてくる。かなり面白い。コレだけ小型のヘラを釣っていったのは初めてだけど。これはこれで面白いのねって感じだ。それにしてもこんな街なかに有って、こんなに釣れてても、みんな来ないんだなってちょっと驚き。やっぱり小型だから嫌なのかな?それとも有名じゃないから?オレとしては十分成立していると思うわけなのだが。一人の時間を楽しく過ごすとか、子供連れて行くとか、なんかちょっと今のヘラ事情って寂しいと思うわけなんですよ。

セミナースケジュール

田辺さんのセミナースケジュールです。
これ以外にも近くでありますよって時には管理人までご一報ください。

5月5日(火) PM2:00~
MFポイント八幡本店
詳細は、こちらです
http://www.point-i.jp/index.php?id=yahata-event&tx_ttnews[tt_news]=19249&tx_ttnews[backPid]=473&cHash=e3dc5a39a5

5月6日(水) PM2:00~
MFポイント鳥栖商工団地店
詳細は、こちらです
http://www.point-i.jp/index.php?id=tosu-event&tx_ttnews[tt_news]=19246&tx_ttnews[backPid]=154&cHash=1bc96005b1

5月9日(土) PM2:00~
キャスティング 八千代プラザ
http://www.castingnet.co.jp/shop/yachiyo/yachiyo.html

5月10日(土) PM1:00~
キャスティング・キッカー日本橋
http://www.castingnet.co.jp/shop/nihonbashi/nihonbashi.html

2009年04月06日

2008/12/18-19 合川ダムへ

 バサーの取材で、南紀合川ダムへ入る。この時期の合川ダムはオレ的にも初めて。それだけにかなり楽しみ。合川のバスはコンディションも最高だし、結構凄い。でも、今までに何回かやってみて、強めのルアーで決めていくのは、かなり難しかったわけで、その辺がオレとしても、何とかならないかと思っていた部分。で、12月だったら何かあるのか、それともヤバイのか。とにかくやってみましょーよと言う事で、自分のゲームを展開する。
 ボート屋さんの情報は、かなり難しい状況とのこと。ただ、シャローでもディープでも、ポロっと良いのが釣れてますよとのことで、そのポロっとという確率ってどうなのよという部分も含めて、ガッチリと取り組む。その内容はバサー誌で2回にわたってコレでもかって言うくらい詳しく書かれているので、じっくり見て欲しいが、自分でもびっくりするくらい、バスが釣れちゃったのが今回の合川ダム。それも、ローカル定番のラバージグとことんバンク打ちとかのゲームでなく、自分で探し出したパターンで、バッチリ決まっていったので、充実した2日間が過ごせたわけですよ。

牛久沼クリS祭り

Go for it!の放送での衝撃も新しい牛久沼。

たまやボートさんのHPではビックバスラッシュですね。

しかも釣果の多くがクリスタルSを仕様してます。

http://www.tamayaboat.com/cgi-bin/diary.cgi

クリS祭りに乗り遅れるな!!

2009/01/03 初釣り

 正月、初釣りがしたくなって、亀山ダムへ行く。ゆっくり出発して、おりき沢ボートに着いたのは9時ごろ。勿論、ルアーテストも兼ねているので、とにかくシャローゲームを中心にスタート。ってロッド3本しか持って行ってないんで、とにかく巻く。ベイトっ気はシャローには無い。でも、やっぱり冬のシャローは気持ち良い。いい加減なキャストじゃ釣れそうもないし、タイトに狙って決まっていくと、今年も頑張って行きましょーよというカンジになっていく。亀山ダムって殆どの場合、オーバーハングとか多いので、とてもルアーの性能が分かりやすい。弾道、着水音、そして障害物サイドからの離れて行き具合など。オープンウォーターだと分かりにくい部分がクッキリ浮かび上がってくる。ほんのちょっとのウェイトバランスや、ルームの位置で一つのルアーがどんどん変化していく。スプリットリングのサイズから、勿論フックサイズ、シャンクの太さなど、これはどう、これならどうと、やっていくのは結構楽しい。更に魚が釣れちゃったりすると、自分のプロトタイプにより自信が持てて来る。
 この日、シャローでのバイトは無かったが、終了間際にちょっと1匹釣りたいなと思い、ジャカブレードをフラットの沖合いでやっていると、すぐさまバイト。40cm弱の初バスを1匹ゲット。やっぱりジャカブレードは凄い。春夏秋冬ジャカ投げっぱなしのジャカマイスターになっちゃうっていうのも頷ける。根掛からないように引くテクニックを身に着けると、どんなタイプのレイクでも使えるし、あらゆる時期にシャローからディープまで使える。今年は出来るだけ、シーズンを通して投げていこうと思っているルアーだ。

2009年04月09日

2009/01/07 夜メバルテストへ

 エコギア-アクアの夜メバルテストへ行く。乗るのはシーバススタッフ葉多埜の船。折本と三人で、ジグヘッドのセッティング具合や、針持ちなど色々とテストしていく。で、やっている本人達の会話は、やばいよ、やばすぎるでしょって話ばかり。この場所って何時もこんなに釣れちゃうのって葉多埜に聞くと、「ここでこんなにメバル釣れてるの初めてだし」とか言っちゃってる。で、結論として、一体どうするんだよ、こんなに釣れるもの作っちゃって、という話になる。アイナメとかやっている時もそうだし、アクアの結論って全てそこに行き着いちゃうわけで。発売まであと半年。かなり心してプロデュースしていかないと、みんな訳わかんなくなっちゃいそうで、とても心配。ルアーとエサのハイブリット。誰も本気で立ち入れなかった部分に到達してしまったがゆえに、出てくる問題も山積みだ。

2009年04月10日

2009/01/09 中の島センターへ

 ヘラブナ社の取材で急きょ、埼玉県浦和近くにある、中の島センターへ行く。本来は千葉へ行く予定だったのだが、朝一の天気予報で、埼玉・東京に大雪注意報が出ちゃってるし、千葉は雨の予報だし。だったら雪が降りそうな埼玉方面にしようよってことで、予定を当日変更したわけだ。せっかく降るかもって言ってるのに、暖かい方面に行っちゃダメでしょ。もったいないからね。ヘラブナ社のもろちゃんも、そーきますかっていう具合に、既に柏まで行っちゃっているのに引き返すハメに。
 選んだ中の島センターは、オレの大好きな、住宅街の真ん中にある静かなボリ。まわり、家に囲まれてるし、ネットも張ってあるので、風には強い上に、いいヘラがそこそこ入っている。現場に着くと、当日入っていた例会はキャンセルになったらしく、(大雪警報だからね)お客さんはオレ達だけ。いい感じですよ。独り占め。釣り開始後程よくあたりだし、いいヘラが釣れてくる。でも雨降ってきちゃっているし。どうやら雪にはちょっと足りないみたい。気温の低さが。やや残念だけど、風も吹かない、しとしと雨の水面のウキは、とてもクッキリで本当に気持ちいい。釣り方は段底。竿をもっと長くすれば、更に釣れるのだろうけど、目の前にウキを立たせたいので、8尺いっぱいでやる。さすがに、独り占めでも水温は下がっているようで、ヘラの動きは鈍い。それでも一枚、また一枚とカウントを重ねる。ともかく、たくさん釣るのが目的ではないので、エサの配合とか色々変えながら、ヘラの様子を見る。ヘラブナ釣りもルアーと一緒で、エサが色々あるから面白さも倍増するわけで。終わってみれば、楽しい時が過ごせたなーっと言う感じ。冬は冬なりに楽しめるわけですよ。

2009年04月15日

2009/01/15-16 野村ダムへ

 ゴーフォーロケのため、四国の野村ダムへ入る。2009年一発目の番組のためだ。今年よりゴーフォーイットは年6回のロケとなる。理由は釣りビジョンの様々な諸事情。オレ的にはシーズンを分割しちゃうんでちょっと寂しいが、まーそう決まっちゃったわけで仕方が無い。で、年明け一発目なんで、ちょっと完全燃焼できそうな場所へ行こうと、野村ダムにしたわけだ。出来ればシャローのシャッドゲームとかで決めて行きたいと思っていたわけなのだが、フタをあけると、冷え込みすぎのスーパータフ状態。ローカルたちの話だと、300-400gのバスをディープで何とか拾っているのが最近だって言うし。それでもオレ的には、ディープのダウンショットとかで、その手のバスを釣るなんて、いくらなんでもないわけで。当然、場所が変わろうが、冷え込もうが、いつものゲームでどうにかしようと試みるわけですよ。内容は番組でチェックして欲しいけど、なんと、初日からディープメタル系の釣りでしっかり釣れちゃったわけで、それもいいバスも混じってきちゃってるし。十分満足な内容となったわけですよ。番組的には出来上がっちゃってるくらいの初日だったので、2日目も同じ展開でスコア出しても意味ないでしょってことで、2日目はシャロー1本勝負。状況的には低気圧追加後の日なので、シャローは更に厳しそう。でも、一日やってみれば、もしかして一発凄いの出ちゃうんじゃないのっていうちょっぴりの期待もあったわけで。その辺は自分でもとことん追っかけてみたかった部分でもあるし。そして巻きとおしましたよ。アノ手コノ手で。色んな場所を遣り通した結果、見事に完デコ。番組にDay2は無かったけど、幻の2日目は存在したわけで、オレ的にはスッキリ。やっぱりそういうことで良かったのねって、十分納得できましたよ。コアなファンはそんな2日目も見てみたいって思うかもしれないけど、初日の内容濃すぎて、時間内に入りきらなかったということで・・・。真冬の野村ダムはやっぱり真冬でしたよ。

2009/01/25 白水湖へ

サンデー51の例会で、茨城県の白水湖へ行く。オレの場合、冬のヘラブナつりの回数は多い。春ののっこみ時期も凄いものがあるが、冬の”静”のヘラブナ釣りも好きだ。動かないウキが、和み感をより一層引き立ててくれる。勿論、激しいウキの動きと、アタリが連動して来るシーズンの釣りは、それはそれで決まってきたぜ感があるのだが、アタリ逃さないからねって、ウキをじっと見つめちゃうのも趣がある。この日、皆は深場を狙っていたが、オレ的には、外してもいいからって、一番の超浅場へ入る。今期入れられた新ベラが釣れる可能性があるからだ。本来は18尺以上、21尺とかのロッドでやる場面なのだが、14尺を選択。何でかって言うと、ロングロッド振り回して、右手に負担を掛けたくないから。本業のキャストの時、痛みが出てきちゃうことがある。そこで、できるだけ長尺は使わないようにしているわけだ。釣れだすと、夢中になって止めれなくなっちゃうからね。でも、周りに人も居ないせいか、ポツポツ釣れて、成績も悪くなく、手堅く楽しんじゃった一日になったわけで、いい感じでしたよ。

2009年04月22日

いよいよ発売!

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目指せ、ストロングフィッシャーマン!!
田辺哲男「ストロング理論」の集大成が、満を持してリリース!!!

田辺哲男「最強のバス釣り入門」

【企画概要】
 ロッドアンドリール本誌で大好評連載中「ストロングフィッシャーマン入門」を
まとめ、さらに撮りおろし企画を加えた一冊。日本のバスフィッシングを創生期よ
り支え、今もなおトップランナーとして引っ張り続ける〝ミスターバスフィッシン
グ〟田辺哲男さんが提唱する「ストロングフィッシング」スタイルのノウハウ、そ
して熱きマインドをあますところなく公開した決定版がついに発売となりました!!
 本書は「自分の力でバスを釣りたい」すべてのアングラーに提案する、まったく
新しいバスフィッシング教書。「どのルアーなら釣れるか?」や「どの場所なら釣
れるのか?」など、巷に溢れる単にバスを釣るための模範解答ばかりのハウツー本
とは一線を画す、バス釣りを本当に楽しみたいアングラーの渇望感を満たす内容に
仕上がっています。
 田辺哲男さんが、自分のライフワークともいえるほどに力を注いだ「ストロン
グ・フィッシングの全容」。強いルアーとは何か? 食わせとは何か? 感動の
ゲーム・メイクとはどのようなことか? 充実のあまり、ともすれば難解にもなり
がちな内容を、分かりやすいイラストを交えつつ、「入門」の形をとって紹介する
ことで、中級者以上のみならず、より幅広いバス釣りファン層に訴えかける誌面を
目指しました。
 バス釣りを本気で楽しみたいすべての人へ。一生涯、手元に置いて何度でも読み
返すバイブルとなること間違いなしの一冊です!!

【版型】A4変型
【頁数】112ページ
【価格】1,575円(税込)
【発売予定】2009年4月26日

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