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2010年01月 アーカイブ

2010年01月01日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

いつも田辺塾をご覧頂き、本当にありがとうございます。

本年度も田辺さんと日本のゲームフィッシングをがんばって応援していきましょう!

昨年中も田辺さんは色々なことを発信してくださいました。

正直、それを掘り下げ、咀嚼し、みなさんに広げていこうというこのサイト。

お世辞にも、十分に機能しているとは言いがたい状況です。

管理人の思い込みを垂れ流すような状況にならないように、

bbsでのやり取りを経て、少しでもルールが生まれることを切に望んでおります。

未熟者の管理者ですのでそれも仕方ないといえばそれまでですが、

今年こそはゲームフィッシングっていうならこれは守ってよっていうルール。

いくつかでも発信できればと思います。

バスボート走行時のライフジャケットの話。

大会終了時の記念撮影の話。

ルールだから絶対守ってねっていうよりは。

そうしないと気持ち悪いから当然そうしますよって言う風に、

あくまでも田辺的なスタンスで結構ですので。

それが逆に、その行為はちょっとかっこ悪いんじゃない?っていう、

フィールドでの全体の空気になってくれたら最高だと思っております。

また新年早々グダグダとつまらない話で恐縮ですが(笑)、

今年も田辺塾、何卒よろしくお願いいたします。

2010年01月14日

2009/11/09-10  大原へ

 ソルトウォーター紙の取材で、大原へタイ釣りに行く。目的は、エコギアアクアの登場によって、今まで通常の塩ビ系ソフトルアーでは、かなり無理があったタイへのアピールが激変したのを公開するためだ。モチロン、乗るのは通常の一つテンヤ船。当然乗り合い船。なもんで、オレ以外は全員エビを使ったテンヤを投入する。その中で、アクアを装着したジグヘッドやフットボールジグ、さらにはテンヤがどれくらい出来るか。それと、1つテンヤ用のロッドと、通常のロックフィッシュボトムを使って、ルアーロッドではどうなのかなどを、編集者とともに理解していくというもの。一緒に乗っているエビテンヤの釣り人、更にはキエイ丸の船長も、その辺のところは興味があるよう。王道的な考え方でいくと、どっちが釣れるの?入れ時はいつ?という話になるのだが、オレ的な考え方は、エサもルアーもない。より面白くなる釣りを、その場のあわせて選べばいいということを伝えるのが中心になっている。さらに、ルアーをやり続けている人間が、エサを使うのに抵抗があるなら、アクアからエントリーすればいいし、ロッドも今まで使っているルアーロッドでも可能ですよというところ。釣果的結果から言えば、この日のタイの匹数では、エビエサの常連組の3/5と言った感じか。アタリの数は同等、もしくはそれ以上なのだが、タイのアベレージが小さいため、ノラないことが多く、ちょっと苦戦。エビエサだと、最初のバイトをミスっても、エビが割られて、メインフックとマゴ針に分散して、セカンドバイトでノリ易くなるのだが、アクアだと、二つに割れちゃうとかいう事が無く、セカンドバイトでもコダイにはやや大きいかというかんじだ。その為、マゴバリのセッティグや、ジグヘッドのフックサイズなど、まだまだ改良の余地がある。タイの主体サイズが大きくなったり、エサをとられやすい状況では、当然、アクアは優秀な結果が残せると思うのだが。でも取材的にはそこそこの結果が残せたし、ルアーロッドでも十分釣りは成立させられたし。特に、キャスティングで狙う場合は、ルアー系ロッドの方が有利なのは確か。エサとルアーのハイブリッド的な釣りとして、十分通用する事が証明できた。1つ面白かったのは、オレだけヒラメが2枚もつれたという事。しかも、ラバージグにアクアのセッティングでだ。ガンゾウヒラメも入れると、計4枚のヒラメ。これだけ多くのエビが投入されている中でのこの結果なので、やっぱり違うベイトのシルエットに見えたのは確か。船長曰く、ハゼやキスを食べているからじゃないかと。しかも、ヒラメのバイトはフォール時に持っていっちゃうぐらいのデカイアタリ。そのどれもがラバージグ丸呑みで、メインフックに掛かっているし。これまた新しい可能性が出てきた訳で。オレ的には、まだまだ面白い事、一杯残っているなって感じたわけですよ。

2010年01月21日

11/17-18  山中湖へ

 ゴーフォーの取材で山中湖へ行く。センターフィールドの中原君の情報では、魚はまぁまぁ深いとのこと。トリプルフルを4mラインで巻きまくっていると、いい奴が食ってきますからと。でも、一日引き倒して、1本か2本、もしくはデコですからという。でも、食わせ系を入れていっても、結果的にはいっぱい釣れる訳じゃないし。とにかく簡単じゃないけど、全く釣れない訳じゃないですよ、との事。う〜ん、よくわかんないけどそれって、オレなりにやれば良いんじゃないのってカンジ。シャローは、ワカサギレンジが4-6mなので良くないって話だったし。
 で、当日は朝から雨。しかも気温は5℃ぐらい。はっきりいって寒いし。今年は11月に入っても暖かかったから、丁度冬の始まりに突入していったってかんじ。でも、雨なんでオレ的にはちょっと嬉しい。だって、早いゲームでやりきっちゃって良いよって、許可が出たようなもの。オレ的にはね。そして、二日間のゲームが始まる訳で。内容はいつものように釣りビジョンでチェックして欲しい訳だけど。やっぱり、自分のフィーリングで湖と向き合う事が、一番だと言う事ですよ。どんなに前情報があっても、自分でやった情報じゃない限り、釣る人間が変われば、当然狙う魚も変わる訳で。結果的に、これこそオレの魚だっていう部分にまでたどり着けたわけで。バスフィッシングの楽しみ方を十分伝えられたんじゃないかと思いますよ。

2010年01月26日

11/24-25  高滝ダムへ

 バサーの取材で高滝ダムへ行く。オレ的には殆どやった事の無い、この時期の高滝。狙いはもちろん、ワカサギとリンクした活性のあるバス。プロスタッフ石井君の話では、巻きモノは最近、今イチになっちゃいましたねとの事。手堅いのは、1/8ozジグヘッド+ロッククローですかねと、彼の得意リグが効いている様子。トリプルフルより、クワセディープの大を、ちょっとドラッギング気味に潜らせて、4,5mラインまで入れ込んじゃえば、食ってくる時はありますけどね、とのこと。どうやら最近の高滝湖、ドラッギング気味で、サスペンドシャッドや、ディープ未ノーを入れ込んでいく釣りが、上級クラスのローカルたちに定着しているよう。ソフトボトムの高滝では引きずりっぱなしで、潜らせすぎてボトム叩きっぱなしでもダメだし。それはそれでテクニックが必要とされるけど、オレ的にはそうじゃない次元でどうにかしたいし。もちろんというか、なんとなくというか、ライトリグ用のスピニングタックルも持ってきていないし。で、やっぱり自分の釣りで向かい合えよって所しか、行き場は無い訳で。詳しくはバサー誌で見てほしいんだけど、正直、オレ流巻きモノの食わせにたどり着けちゃったわけで。またまた自分のコマが増えましたよ。かなり面白かった高滝取材だった訳ですよ。

2010年01月29日

2009/12/07-08  大原でヘラ

 大原のタイ釣り船、キエイ丸の船長とヘラブナ釣りに行こうという事で、ヘラブナ社の取材も入れて、大原の野池へ行く。キエイ丸のオチ(佐藤船長)は現在、ヘラ釣りにハマり気味。オチ自身、子供の頃から釣りが大好きで、海の釣りから、バスやシーバスなどルアーの釣りに至るまで、何でもやって来たと言う。勿論、タイの1つテンヤにしても、元祖的な存在なので、オチ自身があれやこれやと、やりながら完成していった釣り。釣り好きだったから成し得た所が大きい。そんな釣り好きで、一生懸命魚と向き合っている男だから、オレ自身もキエイ丸に通っている訳なんだけど、今までヘラの話はしたけど、一緒にやった事が無かったので、じゃーやろうかという流れだ。取材日がこんな冬の寒い時期になっちゃったのは、大原のタイ船の定休日が、第1、第3月曜日だということ。オチ自身は、シケで船が出せなかった日とかに、ヘラ釣りしているみたいだが、取材日に決定しておかないと行けないので、この日になった訳だ。
 で、初日の朝イチから、ヘラ釣りに行く。予定では1日目にヘラ、2日目の午前船でタイの写真も押さえて、昼には終了と言ったかんじ。ところが実際はそんなに甘くない訳で。色々あっちゃったわけですよ。詳しくは月刊ヘラ鮒を見てほしいんだけど、まー楽しい2日間でしたよ。でも、今回の取材で心に残った事の1つに、これだけ多くの野池を回ったというのに、バスマンの姿を見たのはたった1つのの池で、しかも、フローターに乗ったトッパーの人間だけ。ヘラが居るくらいの野池だから、当然深さもある訳で、バスも居るだろうけど一人しかあわなかった事実が、非常に気になった訳で。確かに12月に入って厳しくなっているし、寒くなっているけど、何でオカッパリは居ないんだ?って事。そして居たのはフローターに乗った一人のトッパーの人間だって事。つまり、バスと向かい合う本気度、更には自分の中での面白度が、こんな所に現れているんじゃないかというとこだ。フローターの彼は、野池だろうが、冬だろうが、完全にバスフィッシングの楽しさを知っちゃっているわけで、たった一人で浮いていた訳だ。だけど、まだバスのルアー釣りにまでしか行き着いていない人間は、寒くなればこないし、釣れなければ来ない。同じ千葉でも、亀山や高滝には、この日でもたくさんのバスフィッシャー万が行っていた事は確か。ここんとこが、現在オレが最も危惧している点なんですよ。本当の面白みを知らないうちに、バス釣りを止めていってしまった人間が、今までに何人居た事か。こんな面白い釣りを、そんなに簡単に止められる訳無いでしょ。つまり、自分はバス釣りを、とりあえず分かったなんて思っちゃったから、ただ魚を喰わせる釣りに飽ちゃったんじゃないかと。釣れなきゃ面白くないんじゃないかと。
 オカッパリ7割、ボート3割と未だに言われているバス業界。一体これら釣り人の中で、何人がバスフィッシングにたどり着いているのだろうか。デコろうが、寒かろうが、自分が足りなかったと思えるバスフィッシング。やっぱり、どうにか伝えたいと思っているのはオレだけなんだろうか?そんな事は無いはず。まだまだがんばらなきゃいけない事はたくさんある。

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