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2011年01月 アーカイブ

2011年01月01日

謹賀新年

皆様あけましておめでとうございます。

昨年度、一番感じたのは一般アングラーが凄いということでした。

気候が悪かろうが、釣れないレイクであろうが、時期であろうが・・・

何度か田辺さん自信からも「驚いた」「嬉しい」というコメントがありました。

それは特に田辺さんの訪れるレイクで多く見られ、

田辺さんが言い続け、貫き通してきたことと、

関係があるように見えています。

「必ずそうなるよ。」とは田辺さんのよく言う言葉ですが、

ちょっと無理なんじゃ・・・と思うことも振り返ってみればそうなっている。

これは単に先見の明という言葉で片付けるわけにいきません。

強い意志を持ちやり続ける。

必ずその日は来る。

その思いこそがヴィジョンを具現化させる。

田辺さんの真骨頂であると思います。

本年度は更にそれが花開き、

釣りの未来、水辺の未来を明るく華やかにしてくれるように、

またみなさんとご一緒に田辺さんを応援していきたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

keep casting 2011

2011年01月07日

2010/09/16-21

前々から誘いを受けていたイタリアでのバストーナメントにスポット参戦できるスケジュールが取れたので、イタリアへ向かう。トーナメントの名称は、エリートトーナメントトレイル。イタリア、スペイン、フランス、ポルトガルなどのバスフィッシャーマンが出場しているユーロ圏トップクラスの試合だ。ヨーロッパでのバスフィッシングの歴史はまだまだ浅く、やっとしっかりした形式の試合がここ数年で始まってきたというかんじ。ユーロになってから国境もなくなってきたので、フィッシャーマンはボートを引いて、色々な国のトーナメントに参戦しているといった感じ。バスボートもまだまだ発展途上で、15~17fが主体。しかしすでに、22f200馬力台のボートも数艇入っている。形式的には、二人一組のチームトーナメントが主流だという。今回の試合もチームでの参加。イタリアには既に、ノリーズノプロスタッフが10人以上いる状態で(イタリアのエージェントが盛り上げてくれてるわけだけど)、その中の一人と同船して釣ってくれとのこと。レイクの名称はボルセナレイク。場所的にはローマからフィレンツェに向かっていく途中にある。ローマから3時間ぐらいのところだ。一日プラクティスをして、二日間の本戦をやるといったかんじ。向こうからの事前情報では、クリアレイクでフィネス中心の試合だという。ウィードが少しとほとんどがオープンウォーターなので、カバーゲームや強めの巻物はほとんど出番なしですよとの話。そう言われても、オレとしては、でもね。自分なりに組める釣りにしていかないとどうしようもないし。で、メインで用意して行ったのは、ビハドウやウェイクプロップ、トレジュなどのトップ系。レイダウンミノーのジャーク系。さらにダブルフルやトリプルフルのクランクベイト系。ワームはあんまり。まぁ、要するに琵琶湖や山中湖といった感じでやってみれば良いかな?と。ベイトはラッテリーナという8~10cmくらいのやつだという。当然、イメージは沸かない。そんな感じで突入したプラクティス一日目。いきなり風も強いし。ウィードエッジを流していきますよというパートナーの意向。オレが探すからといった釣りじゃなさそう。というか、まんまる形状のレイクだし。ハンプやアイランドといった複雑さもあまり無さそうだし。まぁ、成り行きでといったスタンス。でも今回のパートナージャコブは、ノリーズスタッフの中でも若手実力ナンバー1と言われるくらいの、イタリアではビックネーム。昨年度のイタリアBASSフェデレーションアングラーオブザイヤーで、アメリカでのBASSフェデレーションチャンピオンシップにも出場してきたという。さすがにクラッシックまでには上り詰めていないが、かなり国際的なバスフィッシングが、もう既にユーロ圏には根付いてきている。で、この日魚を釣ったのは、ディーパーレンジ1/2ozとトリプルフル。ジャコブはジェッターでキーパーを数匹釣る。なんかいっぱい釣れるわけじゃないけど、普通のゲームでもイケそう。ただビックフィッシュにはたどり着いていないけど。で、試合当日、ボート数は40台ぐらい。ロードランナーのラッピングでバッチリ決めているノリーズチームも参戦している。結構本格的ですよ。ルールは当然、いまや世界基準のキーパー5本総ウェイト。この日は朝から風もなく、いいかんじ。で、朝イチ入ったウィードエリアでいきなりのラッシュ。パートナーは6インチストレートのネコリグ。オレはレイダウン110ウェイクプロップ。なんとプロップが効いた。30分も経たないうちにリミット達成。でもサイズが伸びない。600~800gの間で揃ってしまう。その後もグラム単位の入れ替え。ディーパーレンジ、ジェッターでも釣れるがサイズ変わらず。こんなものなのかなとなんとなく理解。でも面白い。だってノリーズルアー、イタリアのレイクでもしっかりと魚をキャッチしているし。この日、約4.2kg釣ってウェイイン。結果は9位。なんと上位は2㌔フィッシュとか混ぜている。みんな一匹とかなんだけど何か混ざっている。オレたちは平均していい魚。何かよくわからないけど釣りがあっていないのかな?でも一匹良いのが入れば、一気にトリプルスコアになっちゃいそうなかんじでもあるし。二日目、朝から風が強くてトップが効かない。で、ディーパーレンジで一本ずつ拾う。でもかなり釣れない。昼近くまでなんと2本のキーパー。しかし、午後になり、風がちょっと収まって、ボートがしっかり流せるようになり、ディーパーレンジでリミットメイク。そのままウェイイン。当然スコアは足りない。入れ替え出来てないしね。そしてトータルでのスコアは16位。皆どうにか釣ってくるわけで。上位の人々は何とテキサスリグのミディアムディープズル引きで釣っていたらしい。まぁ、そんな感じなんでしょう。オレたちはプラからそういう釣り、やってないし。そんなコンディションだったわけで、いい勉強さしてもらいましたよ。変にハードルアーが効いちゃっていただけに、行き着けなかったわけで。スローダウン一日やって、リミットが揃わないチームもいっぱいいるわけだから、その辺の見切りは難しいとこなんですよね。で、今回のイタリア。一番びっくりしたのはノリーズブランドの知名度。さらに皆オレのこととかも分かっているし。日本発進のバスと、アメリカ発進のバス。その両方を良いとこどりしながら発展してきているのが正に、ヨーロッパバスフィッシングスタイルというかんじだ。それにしてもやっぱり凄いのはバスという魚。国境を越えた試合。世界中を行きかう情報。やはり、ほかの魚ではやりきれなかったことを、実際に起こしている。もちろん皆が懸念している、外来魚問題としてのバスの存在も、今後ヨーロッパでクローズアップされてくることは間違いない。グローバル化が先か、外来が先か。その答えは多分後数十年経たないとでてこないんだろうが、間違いないのは魚には国境というくくりを、人種というくくりと同様に当てはめられても、釣りというジャンルには決して国境は存在しないということ。たとえどこの国にいこうが、頑張れバス、頑張れバスフィッシャーマンと思ってしまうのは、オレだけじゃないと思うのだが。

2011年01月08日

2010/09/28-29

ゴーフォーイットの収録で、おかやまけん高梁川に入る。ボート準備を手伝ってくれたのは四国の石川晴彦と岡山の黒杉哲雄。で、前日夜入りして皆と会うことになっていたのだが、何とその日は降り続く大雨。オレ的には川のバスだけにかなり心配。そして夜、二人とも普通に大丈夫でしょうなんて言っているし。どうやらちょっとやそっとでは濁りが来ない川らしい。笹濁りになるとかなり期待が出来るとの事。オレの知っているメディアで見た高梁川は、クランキンとかで入れ食い状態だったが、彼らによると、その話はもう忘れたほうがいいという。数年前のそのころが、ウィードの状態が急激に変化して凄かっただけで、今は普通に難しく、チャプターで3kgも釣ればお立ち台間違いないですからという。そうなんだーと、なんとなく納得。まぁ、試合のスコアがどうだろうと、濁りがどうだろうと、ロケは決定しているわけだし。いつものようにオレ自身のバスフィッシングをぶつけていくだけですから。で、次の日。川は大増水のまっ茶色。濁りには強いですからといっていた二人の口から大丈夫ですという言葉はなくなってるし。こんな状態の中での今回のゴーフォーイット。内容は釣りビジョンの番組で見てほしいんだけどオレとしては大満足の出来だったわけですよ。やはりこれだけ急激に変化してしまった状況の中でのバスフィッシングって楽しい。すべて見つけながら、探しながらの釣りじゃないですか。情報も効くルアーも関係ない。そのときのバスフィッシングなんだから。今回、非常に頼もしく思ったのが、ガンタージグの存在。このルアー、米国メガバックスでの鮮烈デビューを飾ってから、早や10年以上。やっぱり外すに外せないスーパー一軍ルアーですよ。何でこんなにしっかり、いい魚をキャッチしてくれるんだろうと、作った本人もびっくりしちゃうぐらいなんだから。今年だけで既に、何回もびっくりしちゃっているんだけど、きっと残りのシーズンにも出番はあるわけだし。最近思うんだけど、やっぱり、スピナーベイトとラバージグって基本中の基本のルアーですよ。サイズを小さくしすぎたり、弱くしすぎたりして、その本来の力を見失いがちになってしまうこともあるわけだけど、ルアーがルアーとしての力を持つことによって、つりが成立してくるというか、そうじゃないと成立してこないときこそのルアーなんだと思いますよ。来期用のガンタージグヘビーカバースキップロッドも完成したし、マーケットからの消えてしまっていたルアーの生産もしっかり組んであるし。スーパーパートナーのコンポジットスカートも揃っているし。まぁ皆さん期待していてくださいよって事です。

2010/10/04

バサーの田辺道場取材のため、津久井湖へ行く。今日は、バサーオールスター号の都合上、普通だったら二ヶ月で分けるページを一回でまとめるタイミングの為、ちょっとリスキーな場所でも攻めちゃおうかなって事での津久井湖。オレ自身、10月の津久井湖はものすごく久しぶり。で、釣れてる情報もあるわけでもなく、とにかく突っ込む。朝からちょっと雨模様。いいんじゃないですか?やっぱりオレの釣りは、ローライトコンディションの方がスコアが出るタイプですから。釣りを開始していくと、雨が降っているにもかかわらず、やはりいつもの津久井湖っぽく何も起こらない。だったら、どうにか一匹、釣れそうな低気圧通過中に釣っていこうということで、早い段階からスローダウン。しかも食わせを意識した、オレ的ベイトフィネス。MCジグ1/4ozにパワーバランス。ラインは障害物に絡めてもどうにかするからの14lb。そんなのフィネスじゃないからって普通はなりそうだけど、このラインポンドにこのウェイト、このシルエットの落とし込みは、オレ的には食わせのライト系なんですよ。だって結構タフった時でもちゃんと活躍してくれるし。皆が6lbの1/22ozとか言っていてもほぼ同等に釣果が出ているわけだから。そんな感じかな?と思っているわけで。ある意味、ベイトフィネスって言葉先行系で、釣れたら後付け感のある釣り。もしかしてほかのルアーやリグでも食っていたんじゃないの?って言われればそうとも言うかもっていうレベル。特に大勢のトーナメントで叩き合いしているって言う状況とかじゃなければ、食っちゃう確率は高い。この辺のところが、これから色々と見失わないようにしていかなくてはならない部分。オレの中でももっとフィネス的アプローチも勉強していかなくちゃダメなのかな?とも思うし、結局、その日その時のコンディションの中で、比べていかなければ、イマイチ答えは分からないはずだし。で、その辺のところは来シーズンも含め、やりこんでから理解していきたいとは思ってますよ。ただ、ロードランナーストラクチャーの、ワーム系ロッドのセッティングでも、マイクロガイドをはじめ、サイズを色々と変えてテストをしていったけれど、特にベイトフィネス系ロッドには、やっぱり6~14lbくらい幅のあるラインポンド数や、1/22~1/4ozとこれまた幅のあるルアーウェイトを組み合わせられるくらいのポテンシャルを持ち合わせてほしいかなと。とにかくフィネス、とにかくライトでセッティングし過ぎちゃうと、状況対応能力がせますぎて、かえって難しくなっちゃうかなと。で、この日の津久井湖。スタートはそんな感じのリグで魚を手にしていったんだけど、その後の展開はヤバイぜ津久井湖ってかんじだったんですよ。詳しくはバサー誌で見てほしいんだけど。結局のところ、やっぱり強い釣りの方向性に持ち込んで言ってのフィニッシュ。こんなスコアー、津久井湖でオレ的には20年以上ぶりじゃないのってぐらいのいい魚が揃っちゃったわけで。この日夕方、他に出ていたバスフィッシャーマンと話したんだけど、とりあえず皆、1~2本は釣れたコンディションだったみたい。だけどサイズは30~35とか言ってたし。特にフィネス的アプローチに徹した人間はそんな感じで。一人、ディープクランクで50up一本つれたって言ってたし。やっぱりねの展開なわけですよ。とりあえずフィネス系で魚を手に出来たからって突っ走っちゃうと、終わってみればスコアーも出ないし、サイズも出ないと。つまり、せっかくの良いコンディションの日に、魚が引っ張りきれないと。で、巻物系の強い釣りでビックフィッシュ。だけど数は出ないよと。そこで強いスローダウンを混ぜ合わせていくと、サイズも数も良い感じになるわけで。まぁまぁそういう展開は理想なわけで。つまり、全てはその日なわけですよ。ただ、常々言ってるけど、巻く釣りだったり、強いスローダウンだったりって言う釣りは、自分のリズムやアプローチにコンフィデンスがないとやりきれないからね。いつも食わせで乗り切っちゃってると、出し所が来ても分かりにくいし、上手くこなせないし。やっぱり思うに、自分の中で決めた幅で上手にやりこんでいくのが最適かなと。それにしても津久井湖。オレみたいな釣りでもしっかりと受け止めてくれて、本当にありがとうって感じですよ。

2010/10/25-26

釣りロマンを求めてのロケで亀山、高滝に入る。今年に入って釣りロマンでバスを放映するのは約8年ぶり。春先に基ちゃんが霞水系でバスをやり、今回オレが出番。シマノとしては今期を皮切りに益々バスに力を入れていくという方向性を打ち出したわけで。地上波全国ネットの釣りロマンもそうだし、ジャッカル社とのコラボレーションや、その他バスメディアに対しての盛り上げも積極的に行っていくとの事。とにかく嬉しい事ですよ。やっぱりバスでしょってことになったわけだし。力を入れるに足りうる魚だってことになったんだから。バスのメディアは様々な方向性を向いているわけだから、その演出方法は色々あって当然。オレ的にはもちろん、いつも言っているような方向性。で、選んだのは千葉の2大メジャーレイク。亀山と高滝。勿論、ボートゲーム。とりあえず、現在のバスフィッシングのスタート地点はこうあるべきだと思える場所。全国のバスを取り巻く環境に対してもっとも正しい発信が出来るかなと。さらに、バス釣りや釣りを全くやったことのない人々に、バスフィッシングってこんな感じなんですよって表現できれば良いかなと。で、番組を見てもらえば分かるでしょうが、ある意味大成功でしたよ。でも、本当に大変だったんだから。だっていくらメジャーレイクを出すからって、釣れないワケにいかないし。釣りの内容的にそんなもん?ってなっちゃっても困るし。高滝、亀山に大きな差があってもいけないし。それでいてシマノのタックルだからこその活躍もあってほしいし。実は前の週に高滝も亀山もプラクティスに行ったんですよ。実際番組で釣っていた場所や釣り方は、プラで行った時とはぜんぜん違っちゃったんだけどどうにかなりましたよってかんじ。カメラ船、ディレクター音声船の2艇にはドライバーとして亀山のプロスタッフ鶴岡、高滝の石井を配備。最強でしょ?カメラ船がやりたいオダの上乗っかっちゃうこともないし。ディレクター船がシャローカバーつぶしちゃうこともないし。さらに、最悪オレが見失って真っ白になっても頼りになる人間たちだから。オレ的にはそこまでしても準備万端でやっていかなくちゃと思ったわけですよ。やはり、地上波の威力って凄いし、しくじるわけには行かないぞと。大げさかもしれないけど、日本のバスの未来に関わることだって十分あるし。そんな気持ちで挑んだ釣りロマンのロケ。しびれる二日間でしたよ。まとまっちゃうと20数分のオンエアーなんだけどね。それにしても、バスに対して力を注ぐことを表明したシマノの今後が非常に楽しみなわけで。勿論ビジネスも含まれているので色々あるだろうけど、相対的に見ても日本のバス業界、さらに日本のバスの今後に大きな影響を与えることは間違いないところですよ。

2011年01月09日

2010/11/18-19

バサーの取材で山中湖に入る。ボートはセンターフィールドの中原君有するロードランナー号。状況的にはどうにか一本つれるかな?らしい。でも、2本とか3本はあんまりないんですよねとも言ってるし。じゃーデコっちゃうの?デコ多数?と聞くとそうでもなくて、一本とかは釣れるんですよと。・・・・・。どうどう巡りの会話。”じゃーわかったよ。勝手に巻くから。」と、オレ的にもいつものスタンスで行く。内容的にはちょうど昨年の11月にゴーフォーの取材で入ってるんで、それとかぶりたくないなというオレ的意向。勿論同じになるという確率はそんなに高くないんだけど、端から違う釣りを探して行きたいんだよねっていう意味。出来ればディープクランクでヤバイぜっていう展開になってくれればとちょっと期待する。で、内容は本誌の方でじっくりと理解して言ってほしいんだけど、オレとしては、やっぱり行って良かったなというのが正直な話。いつも思うんだけど、山中湖とか河口湖って、富士山バッチリの背景で、すがすがしく釣りが出来ちゃう場所。特に冬のこの時期はプレジャーボートも少なくて本当に快適。確かに釣るのは簡単じゃないんだけど、冷静に考えればこんないいロケーションで釣りが出来るって最高なことなんじゃないかと。普通の人々だったら湖畔に別荘なんて持ちたいでしょっていう高級なロケーションのレイクなわけですよ。たぶん、この地でまだ釣りをしたことのないバスフィッシャーマンなら、一度は行ってみたいと思っていると思う。そんな中、関東にいて何度もこれらのレイクに訪れている釣り人は、ロケーションのことなんて知らず知らずに忘れちゃっているんじゃないかと。だってオレでさえ忘れかけていたし。そんなことより、釣りの内容や釣果がきになっちゃったりして。でも、やっぱり現場に行くと感じるものがあるんですよ。確かに、朝の気温1℃とか日中雪がチラついちゃうとかあるけど、そんなこと以上のモノがちゃんとあるわけで。日本の誇る、スーパーロケーションバスレイクなわけですよ。それともう一つ。来季に向けて作らなきゃいけないルアーがルアーがクローズアップされてきたのもオレとしては行って良かったこと。今回の山中取材のためにある程度は特別な準備をしていったんだけど、もっとここでしょって言うものが明確に見えてきたわけで。いつものことながら、ルアーを作っていく上で重要なのは、自分がもっともっととなる欲しているモノを作り上げていくということ。バスマーケットとか流れとかはっきり言って持ち場違い。オレとかノリーズが気になる部分じゃない。ノリーズのプロスタッフがもっともっととなっている部分があれば、クローズアップして進めていくわけで。今回は中原君も欲しがっていることが判明。で、より一層面白くなってきたというわけで。どの部分ということはバサー誌を10回ぐらい読みなおせば分かるかもしれないし、分からないかもしれないけど、こんな状況の中でもっと簡単に攻略してやるぜってことなんですよ。

2011年01月10日

2010/12/25-26 琵琶湖

年内最後のバスフィッシングと言うことで琵琶湖へ行く。何でこんな時期に行くかって言うと、ショウタ宮廣からの1本の電話が原因。田辺さん12月に来るって言っていたけどいつ頃ですかね、と。えっそうだったよね。釣れてるの?で、返ってきた言葉が、全然大丈夫ですよ。数はそこまで出ないけど、巻きのゲームでどうにかなりますから、との事。そしてスケジュールを見直して、彼のスケジュール、そして黒須君のスケジュールと合わせてこの日に決定。いつもの感じで前日の夕方に守山のホテルに入り、マルキュー営業山口と会う。ショウタ宮廣も合流。それにしてもいきなりの大寒波と大風の状況。今期一番寒いですねとのこと。まぁ今回はルアーテストと忘年会が主な目的だから、タフな中でも結果が出てくれれば大丈夫だし。で、翌日ショウタのマリーナでまるで波乗りの出来そうな波を見ながら朝から打たれる。”完全に仕上がってますよね。””・・・・だよね。” そうだ。ルアー見せっこしよう。で、二人ともそれぞれが作ってきたプロトタイプを取り出す。最近ショウタは、家の中に工房を作ったらしい。ルアーいじりの為だ。オレがくるたびにプロトを自作してきて、あーだこーだ言っている楽しみを、どうやら理解しちゃったみたいだ。こうしたらこうなった。こうやったら凄く効いた。ここいじったらダメになった。みたいな、ルアーを理解して行く面白みを、しかも年間200日以上湖上に浮いている状態でやっているわけだから、話しは熱い。作っているモノを見ているとかなり的を射たいじり方をしている。さすがハードベイトゲームをメインとしているだけに、欲している方向性がいい感じだ。でも。まだ工具や素材が揃っていないだけに見栄えは悪い。そうは言っても釣れ方には関係ないことをお互い分かっているからそっちに話しは行かない。で、その後雄琴港に行って岸から、タイプAtoDまでのプロトを二人で泳がす。まぁ、風邪が強い分飛行姿勢もチェック出来るし、最終ウェイトルーム位置を見るには最適。最初の本型外形プロトを渡したのが今年の春。そしてほぼ一年してグラム単位のウェイトのルーム位置調整。仕事は決して速くないが、たったこれだけに至るまで、本当にこのルアーが必要なのかの実績が出る。こういうルアー作りは楽しい。二人ともかなり納得して終了。この日の夜はいつものちゃんこ屋で忘年会。次の日は黒須君のボートでショウタと三人で出船。風の方はだいぶ無くなって釣りは出来そう。最初はオレがやりたかったメタルゲームをやりに行く。はっきり言って南湖でのメタルゲームは未開拓。それだけに面白い。で、結果としては、そろそろ巻きましょうかということになる。他にも試したいものが三人ともあるわけで。一日つぶれちゃったのがちょっと痛い。オレの作ってきたプロトと、ショウタの自作プロトを含めて三人して投げまくる。でもあんまり釣れない。っていうかこれが普通なんですよって説得される。それでもポツポツ釣れているんだからかなり良いペースですよと言う。そしてこの日、三人で4本。全てクランクベイト。そのうち、ノーマルでは1本。残り三本はプロトタイプ。良いんじゃないですかってことで、既に10m以上吹いている南湖の風に流されながら、この日の釣りは終了。でも、冷静に考えると、冬の今の時期に、しかもあの寒波の中で、水温6〜7℃台で巻いて釣れるって言う琵琶湖は楽しい。確かに一昔前よりはタフになっているだろうが、まだまだ行けるでしょっていうのが正直な感想。そしてこんな日なのにボートが結構浮いていたのが印象深い。数年前の冬より全然多いという。やっぱり一ピキの価値を分かってきた人間が増えたり、真剣にバスフィッシングと取り組むフィッシャーマンが増えてきたということなんだろう。とっても頼もしいことだと思う。

2011年01月27日

いよいよFS!!

皆さん準備はいかがですか?

以下田辺さんのスケジュールです。

今年も楽しみですね。

FSはただの新製品展示会じゃないと思います。

その楽しみは多種多様。

思い切り楽しんできちゃってください。


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フィッシングショーOSAKA2011
ゲームフィッシングコーナー ステージスケジュール
6号館(6B-8)

2月5日(土)
11:15 田辺哲男・佐藤芳明(大原きえい丸)「元祖ひとつテンヤ真鯛!その魅力を語る」
15:00 田辺哲男「田辺ワールド2011」

2月6日(日)
10:15 田辺哲男・佐藤芳明(大原きえい丸)「元祖ひとつテンヤ真鯛!その魅力を語る」
15:00 田辺哲男「田辺ワールド2011」

※スケジュールは変更される場合があります。

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田辺さんシマノブーススケジュールです。

大阪
2/5土 10:00~10:30、13:00~13:30
2/6日 11:00~11:30、13:00~13:30

横浜
3/25金 11:00~11:30、14:00~14:30
3/26土 10:00~10:30、14:00~14:30
3/27日 11:00~12:00、14:00~14:30

About 2011年01月

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