横浜で行われたフィッシングショー2007業者日。
会場は10:00だったので時間ぴったりに入り各ブースの出来映えを見て歩く。
出展者の様子は数年前とはずいぶん変わってきている。
今までまぁまぁのコマを取って出展していたルアーメーカー達が、
急激に姿を消して、新たに通常釣具量産メーカーや、
仕掛けのメーカーがルアー部門に進出してきている。
バスフィッシングバブル期のおつりが今頃返ってきているのか、
はたまた企業的戦略なのか、ここ数年のフィッシングショーのなかでは
一番入れ替わりが激しい様に見えた会場だった。
今回の注目は(オレ的に)やはりカズのところのONEBITE ONEFISH
ヨシのMICROPTERUS、ユウのSNIPEER 3ブランドが
一緒になって会場内にブースを設置したということだ。
今まで釣具メーカーがアパレル部門を作ってコマを設置することはあっても、
アパレルメーカー(しかも上級系ストリートブランド)が、
釣りの中に本気で進出してくることはなかっただけに、
みんなどんな反応をするかが見所だったからだ。
まぁまぁただの奴らじゃないだけに、抑えるところは抑え、
はじける所ははじけるといったブース内容になっていたが、
『やりすぎちゃ駄目だからね』
と、始まる前から念を押しておいた。
やはり釣具業界はまだまだ保守的な部分が多いので、
攻めすぎると反感を招くし、彼らの普通は業界にはまだ理解できない
部分もあるんじゃないかとちょっと心配。
アパレルではあそこまでのカリスマブランドといわれるBONGを
成功させたカズが今回は中心となっているので、
内容的にも現在の若者中心のルアーマーケットでは共感していく人間が
いっぱいいると思う。
まぁ言ってみればカスタマー先行のマーケティングだ。
釣りをオシャレにきめたいと思っているみんなには正に
身近に頼れるブランド達だ。
『どんなとこに置いていくのよ?』
って聞いたら、
『ロードランナーを置けるクラスのショップを中心に
展開していきたいし、ブランドとして大切に育てて行きたいから、
じっくり行きますよ』
・・・との返事。
興味のある人間は行きつけのショップにいつごろ入荷して
くるのかを問い合わせてみるといい。