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2009/12/29-30

今季初となるスミイカ釣りに行く。船宿は金沢八景のはやぶさ丸だ。船長のスミイカにかける情熱は、東京湾でもN0.1クラス。それだけにレベルの高いお客さんが多く、タックルもウキスッテとかエギとかを付けていないテンヤ一本勝負の船宿。別に船でスッテ禁止になっているわけじゃないけど、20年以上前のスッテをテンヤの上に付け出した時代から、テンヤでのスミイカ釣りの面白さを最上のものとして理解してきたエキスパートたちが、こだわり続けてきた世界がそこにある。オレ自身も、スッテやエギでのアプローチをやっていった事はあるが、現在はやっぱりテンヤ勝負にこだわってしまう。まるでハードベイトの釣りって言うカンジかな?エギの方がルアーっぽいけど、テンヤにはシャコを付けるけど、釣りの内容はテンヤの方が投げてシャクって、フォールさせて、技ありなのである。アオリイカのキャスティングのエギの釣りがテンヤで、胴付き仕掛けでエギを付けたのがスミイカのスッテというとこだろうか。そんなカンジのスミイカ。ゲーム部の人間たちと行く。戸井田、関口、ベースのモリオ、釣り女中村と爆釣片桐。総勢6人。ところが船宿に着いてびっくり。人、人、人だらけで、なんと片側10人ずつ、20人も乗る事になっちゃっているし。別船に仕立てが入っちゃって、船長の船は満員。さすがにこれだけ乗ると大変。一杯ずつ、ポツリポツリと上がる。しかーし、なのである。オレだけ全然釣れない。隣のモリオは2ハイ釣っているのに、オレは完デコ。右隣も4ハイ釣っているのにオレはゼロ。一対何年スミイカやっていると思ってんだ。船中がタナベだけ釣れてないしーって言っているようなプレッシャーの中、最後の最後にイカを乗せるが途中で落っこち。はっきり言って、言い訳無用のパーフェクト完デコ。しかも、年の最後の釣り納めにだ。やっちゃいすぎでしょ。ということで、オレ的には次の日も出船を決める。帰りがけに船長に声かけて、明日も来るからと言って逃げ場を塞ぐ。2日目、オレには作戦があった。釣り方を全く変えて、ノーマルの大しゃくりにする。アタリを取って乗せていくオレの釣りじゃ通用しなかったので、シャクったら乗っちゃうよってかんじの普通スタイルで挑む。もしデコったら・・・とちょっとビビるが、このままじゃタナベ=ヘタになって年が終わっちゃうんでがんばる。するとなんと、開始一投目、2シャクリ目にイカが来る。いったい昨日は何だったんだ?船長も大喜び。で、午前中、ミヨシに乗ったオレの方に潮があるうちに、5ハイを釣り、午後は1つずつ拾って4ハイ。竿頭は大ドモ横で11パイだったけど、どうにか納得の釣りが出来た訳で。やっぱり行かなきゃダメなんですよ。釣りは失敗しても失敗と向き合わないと納得の釣りは来ない訳で。ということで、最高の釣り納めが出来た2009年、ありがとうございました。

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2010年02月18日 13:07に投稿されたエントリーのページです。

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