魁!!田辺塾

ウィンドレンジが並んできたようですね。
価格も手ごろで、シングルブレードにしたり色々やっちゃっても後悔が少なそうです。

今回は発売間近のリトルコンポジットスカートについて、無駄に長文書かせていただきます。

先日、友人でもある社員の某さんに新作のリトルコンポジットスカートを見せてもらいました。
見せてもらった・・・・といいますか、勝手にバケツに入れて沈下速度を量ったり、
デジタルスケールを持ち込んで重さを量ったりと、やりたい放題です。
（おまけに数本くすねました）
実はFSで見かけて以来、とっても楽しみにしていたアイテムだったのです。
以下、素人のたわごとが続きます。

ショーの時に感じたのはサイズダウンによるフリッピングワームとしての特化。
コンパクトにしたのは見た目のボリュームを下げるためでなく、
フリップしたときの貫通力を上げるものであると勝手に妄想。
それだけでも管理人の目はキラッキラ。
実際に物を目の前にすると、さらに思ったより多岐に渡り活躍しそうです。

まずはスケールに乗せてみます。
3/8oz・・・・そうです。
そこはコンポジットツインの派生モデル、サイズもさることながら、ウェイトもきっちり。
ここではあえて、長さ無視で重さで並べてみます。
コンポジットスカートは1/2oz、リトルコンポジットスカートは3/8oz、
ちなみに元祖バックスライドワーム、コンポジットツイン４’は1/4oz、コンポジ4'1/2は3/8ozです。
では、同じバックスライド系ワームである、コンポジットツインとコンポジットスカートの違いは?
ちなみにこれも並べておきましょう。
ファットクロー。
大きい順に14g、9g、7gです。マテリアルはややハード。
リブなどの突起は殆ど無く、パーツも少なめです。
フリップではカバーに応じてラインを選択しています。
それによって使いやすい重さのワームを合わせます。
16～25lbなら1/2oz　12～14lbで3/8oz 7gで10lbor12lb
（リトルコンポジットスカートは自重10ｇオーバーで4/0のスタンダートワイヤーを背負えるため、
20ｌｂでもノーシンカーいけそうです。）
選択肢が狭まりました。
後はそれぞれの重さで必要な沈下速度とアクションを考えます。

ではノーシンカーでの沈下速度を遅い順に並べて見ましょう。

リトルコンポジットスカート→コンポジットスカート→コンポジットツイン４’→コンポジットツイン4'1/2
（フック無しの状態です）

肘まで水につけ、アノオイル臭にまみれながら何度もちゃぷちゃぷしました。
おかげで、道行く女の子も思わず振り返るような、魅力的な匂いを放つ男になれました。
オイルをこすって落としながらしっかり水に馴染ませます。
フック無しの状態では一瞬浮いて、その後ゆっくり沈んで行くのがリトルコンポジットスカートです。
フックを付けると間をおくことなく静かに沈んでいきます。
オリジナルサイズよりやや遅い沈下です。
共通するのは、葦につかまって呼吸をしたザリガニが再び沈んで行くようなナチュラル感。
実際コンポジットスカート・・・特にソリッドコーラをノーシンカーで使用していると、
「ザリガニ？・・・・あ！自分が使ってるワームでした。」
と言う一人ショートコントを日に二回は繰り返してしまいます。
パーツが大きかったり、マテリアルがやわらかかったり、リブが深いと沈下速度は遅くなり、
水噛みが良くなります。
デザインで慣性を相殺、そんな部分があの生命感に影響しているのでしょう。
ナチュラルさばかり話していると「ナチュラルだから凄いのか？」と言う話しになってしまいますので、
実際にどう使っているか、自分なりの考えを書かせていただきます。