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震災に関しまして

田辺哲男です。
今回の震災に関しまして、本当に被災地の皆様はお気の毒なことだと思います。
心からお見舞い申し上げます。
なにもかも無くなってしまった方々もいて、気持ちの中でみんな大変なことになっていると思います。
都内にいた僕たちは、そこまで大きな事態にならなかったけど、被災地の状況をメディアで観るにつけて言葉にならないぐらい悲しく思っています。
そんな中で、いま僕たちができことをまず発信します。
具体的に震災後、行った行動とすれば翌日に名古屋バスフェスタへ行き、主催者側との慎重な話し合いの末、義援金を募る、と。
さらにはイベント自体の収益金をすべて義援金にまわすという活動を主催者やほかの出展者とともにしました。
もちろん、そこの会場でセミナーを行ったプロフェッショナルたち。さらには会場にブースを構えている業者たちが前向きにイベントで活動できるように…
自分たちのしていることが、いま現在の日本のために少しでも役に立てるようにという想いを込めて活動してきました。
そのとき、本当に多くのバスフィッシャーマンたちが次々と募金をしてくれている姿を見て、バスがいま役に立てるときが来てる。
さらには釣り人たちが、具体的に日本を応援できる!と強く感じました。
イベントから帰ってきて翌日から行動したのは、現在関東で営業を再開しようとしている各レイク。
なかなか電話はつながらなかったんですけど、連絡を取り合って…
具体的にいま連絡ができているのは亀山ダム、高滝湖、牛久沼なんだけど、今後のレンタルボート業に関して、その湖として来てくれたお客さんの支払ったボート代の中から義援金を出していけるシステムをして欲しい、と。
当面の間、そういった形に持っていくことにより、いま現在の釣り人たちが関東はもちろん、全国でも自粛ムードにあると思うんで…
ただ、自分たちができることというのであれば、これなら確実に協力できるんじゃないか、と。
釣り業界としても、いままで育ってきたバス業界としても、やっぱりアクションを起こさなきゃいけないときだと思いますし。
さらに、僕としては前向きに、ポジティブに、みんなが釣りに行くことによって人々の役に立てるようなことをやるべきだと僕自身は思ってますよ。
もちろんいまはガソリンの問題とか、いろんな問題が山積みになっているんで、いますぐに釣りに行けるというワケではないと思うんだけど…
さらに、これは内水面だけじゃなく、被害を受けなかった漁港だったり、釣り船が稼働できるような地域だったりという所も一丸となって、そういう行動に移ってって欲しいと願ってます。
それが最終的には、つねづね僕なんかは「釣りをすることによって経済効果が生まれ、その経済効果から環境整備をする」という基本的なことを言い続けてきたんですけど、今回は具体的に、その経済効果の中から被災地の方々を少しでも応援できるという明確な形が取れるときなんで。
ぜひ、バスが日本のためになる、そして魚が日本のためになる、釣り人がみんなのためになる…
そして、さらには釣り業界、メーカー、ボート屋さん、船宿さん、その他すべての関連業者が「日本のために、いまできること」という部分で動いていって欲しいと心から願ってます。

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2011年03月16日 07:25に投稿されたエントリーのページです。

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