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2012高滝オープントーナメント第一戦レポート

先日高滝湖で行われた高滝オープントーナメントに参戦した
釣介くんからレポートが届きましたので
ご紹介します。

私も数年前一度だけ参戦したことありますが、
この時期は難しい印象しか残ってません。
如何だったのでしょうか。。。

以下続きを読むで。

2012高滝オープントーナメント第一戦、
ノリーズカップに参戦してきました。
プラクティスには入れず、
ぶっつけ本番で挑みましたが、
結果は残念ながらノーバイトと
不甲斐ない結果になってしまいました。
プラに出ていた人の話しでは、
プラではそれなりに釣れていたようですが、
前日の急激な冷え込みから
魚が一気に深いレンジに下がってしまったとのことで、
高滝定番のシャッド早巻き等の釣りは
効きにくい状況だったようです。
しかし、そんな中でもトップの方は
レディフィッシュ+スキッピンザシェードで
3720gのナイススコアを持ち帰られていました。

タックルはスキッピンザシェードの強いフックを
確実に貫通させるための5Lbラインに
少し強めのスピニングタックルというバランスで
組んだとのことですが、
田辺さんも正に適正バランスだと喜んでいました。

ちなみに大会終了後に自分も同じルアーで
チャレンジしたところ、2バイト1フィッシュ。
ロッドはHV610LLSに4Lbを使いましたが、
一本目はフッキングが甘く抜けてしまいました。
特に深いレンジでやる場合には強めのセッティングが
確実に活きてくることを実感できました。

120408_1441~01.jpg

今回田辺さんがセミナーを行った中で
オススメされていたタックルセッティングを
紹介したいと思います。

一つはHV610LSにレイダウンジャストワカサギ。

山本寧プロが大会で使用し煮詰めたセッティングで、
早巻き使用時の食い込みは他を圧倒するとのことです。

ルアーは早く巻くほど竿は柔らかくというのが基本で、
高滝定番の早巻きでミスしている方の多くは
タックルセッティングミスだとのお話しでした。

リールは新しいシマノのヴァンキッシュ。
ベイトに比べスピニングは下に重心(リール)がある分、
軽くてもバランスが取りやすいとのことです。

もう一本は田辺さんの定番、
HV660MLSにジャカブレードです。
出し時は風がビュービューでシャッドが投げれない時。
そんな状況で非常に効くハードベイトだとのことです。

ラインは通常ならPE0.6や0.8を
入れるところを今回は1号。
理由は浅いレンジにもフォールスピードを
遅くできるからという選択でした。

さらにもう一本は新しいHB640ML。
ジャークベイトからスピナーベイト、
クランクベイトと何にでも合う汎用性。
投げやすいレングスとテーパー。
まだロードランナーを使ったことがない人は
この機種から使ってみてもらっても良いとのことですが、
現在は大人気で在庫不足中とのこと。
6月に再生産されるそうです。

最後に、最近の田辺さん的マイブームという
ワカサギパターンテキサス。
シュリルピン5"に2/0フック。
3/16~1/4の軽めのテキサスでペグ止めなし。
シンカーが先に落ちてワームがスライドするセッティングで、
入れたら食ってる、シェイクいらずというリグだそうです。
ラインは細くしすぎず、16Lbラインに
新しいST680MHが具合が良いそうです。

今回の高滝オープンは100名以上の参加で
ウェイインは35名と厳しい結果ではありましたが、
状況のアジャストとタイミングの見極めで
ビッグウェイトが出せる高滝に皆さんも
ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

そして余談ですが大会終了後、
同じく参加者のフリーライターの大場未知さんも
再度釣りに出られ田辺さんから借りた
プロトのショットΩビッグで
グッドフィッシュをキャッチされたそうです。

こちらの写真はエコギアスタッフの
伊藤巧さんのブログに掲載されるそうです。
新しいノリーズルアーも期待大ですね!

さてタックルのセミナーの他に、
今回田辺さんは表彰式後に参加者を集め、
一つの提案と意見を求めました。
題材は大流行中のアラバマリグについてです。
高滝湖というフィールドについて、
田辺さんの見解も交え話しを聞かせて
いただきましたので内容を報告したいと思います。

120408_1456~01.jpg

田辺プロ
『高滝は神の領域に来てるいるほどの
フィールドなんですよ。
これだけの人が来てまだ釣れ続けている
フィールドは全国を見ても他にない。
皆が魚を触りたい時に触ることのできる、
非常にハイレベルな湖です。
その中でアラバマリグを今後どうすべきかを
皆で考えていきたい。

芦ノ湖ではワーム禁止だからって
ラバージグでアラバマをやっちゃってるほど。
もう何でもOKって感じで、
それほど魚を引っ張る力が強く、
釣れちゃうリグなんですよ。

ちなみにJBではフック一本は
OKというルールにしてるんですよ。
確かにフック一本なら魚体に与える
プレッシャーは少ないけど、
追わせることによるプレッシャーが膨大。

ボート屋さんとも話しをして皆に相談したいのが、
高滝ローカルルールとして、
ボートアングラーはアラバマ禁止の提案が
出ているということ。
それを皆はどう感じますか?

高滝は狭く、カバーが少ないことが
アラバマ使用に対する問題点で、
この小規模なオープンフィールドで
皆がアラバマを引いた時に、
複数のバスをいっぺんに引っ張ったら、
他のルアーを追わなくなりますよ。

それからもう一つ、
ボート屋に免許提示、ライジャケ着用義務の
張り紙をすることを提案しました。

それと同じく皆が賛同してくれれば
アラバマ使用禁止の張り紙も
行うことを提案したい。

正直にこの意見に賛成という人は
手をあげてもらえますか?

※ほとんどの人が賛成の挙手・・・

高滝は適度な富栄養湖で、
水が最高に良い状態で、
へドロ化しないボトムを持ち合わせた
素晴らしいフィールドですよ。
このフィールドを守っていくには、
今何をすべきか考えなければいけない。

もしアラバマ使用禁止の提案が
認められれば日本初の試みとなる。

皆がこうやってフィールドのことを考えていけば、
きっとこれからもこの素晴らしいフィールドを
維持していけると思いますよ。

亀山なんかにも話しはしてみるつもりですが、
たくさんのボート屋があって統一は難しいかもしれない。
でも高滝はボート屋が一件しかないので受け入れられやすい。
漁協はワカサギにもしっかり力を入れて努力している。
ワカサギあってのバスということを忘れてはいけない。

未来のために皆でやれるだけの努力をやっていきましょう。』

以上、簡潔に田辺さんの話しを纏めさせていただきましたが、
ルアーをロストした時のゴミの量や、
他者とお祭りした時などのトラブル等も
問題になってくると思います。

逆に他の方に伺った話しでは、
千葉周辺で高滝以外にアラバマリグを効果的に引ける場所がない。
ネットを使わなければ魚体へのダメージも
ほとんど心配はないというような意見もありましたが、
現時点ではアラバマリグの使用はやはり不安を抱えている方が
多いということでしょう。

色々な意見はあると思いますし、
何が本当に正解なのかは正直わかりません。
しかし、フィールドのために皆で考えていくという
姿勢こそが何より大事な事なのではないでしょうか。

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2012年04月10日 22:25に投稿されたエントリーのページです。

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