折本、麻生が高滝ダムへ行くって言うんで、
俺も行くってことで迎えに来てもらう。
今年初めての高滝ダムだ。
去年は同じ日にゴ-フォーロケで爆釣したというグットタイミングの時期だ。
噂ではもう、ワカサギが上がり始めているという。
しかしながら着いてびっくり。
次々とバスフィッシャーマン達がやってくる。
去年の同時期にはバスフィッシャーマンはほとんどいなかったというのに
今年は大変なことになっている。
ゲームフィッシングレイクとしてメディアでガンガン紹介してきたオレのせいか?
自分でやる場所さえなくなっているのにはちょっとまいるが。(笑)
それでもこの人の回転が必要なんだ。
平日なのにワカサギ釣りの人とバスマン合わせて50艇以上の舟が出ているようだ。
亀山ダム、高滝ダムの方向性は明るい。
他の湖では変な方向に走っていってしまう湖もあるが、
そんな中、ゲームフィッシングレイクとして何としてでも
残っていって欲しい湖なのだ。
釣りから生まれる経済効果によって湖が管理されていく。
自然が修復されていく。
その方向の正しさを、オレは信じて疑わない。
人が来なければ、ワームが湖底に沈まなければ、
昔のように水が綺麗になって本来の姿に戻るんだ・・・
なんて言っている場所が出てきてしまっている。
現状で面倒を見なければ、自然なんて保てないんだって言うことを
実践して言ってくれるレイクが残っていかない限り、
日本の水域に未来は無い。
釣りがしたいとか、外来魚がどうだとかいう次元を遥かに越えたた論点で
日本の水域を本気で改善していこうとする人々が、
もっと増えていかなくてはならない。
例えば、年間¥5.000-支払い続ければ何も考えずに水域に対して
発言権を持てるなんていう場所がまだゴロゴロある。
日本の体制自体が間違っていることは確かだ。
しかしながら、そんな状態がいつまでも続いているのが現状だ。
湖の周りで生計を立てている人々の中には、
そんなフラストレーションを感じている人も少なくないはず。
一体誰が責任を持って水を守るんだ。
そう考えずにはいられない現状があまりにも多すぎる。
・・・と、話が難題へと移行してしまったが、
それほどまでにこの二つのレイクは重要な位置づけにあると
オレは考えているということだ。
釣りの話へと戻すが、この日はワカサギが上流部に差した状態ではなかった。
本湖でワサビー8gに食って来た一匹(バラしました)を除いて
ノーバイトで終了。
タイミングが合うことを願って次回に期待することにする。