管理人注:この投稿は過去の掲示板に田辺さんから投稿していただいた物のコピペです。アメリカツアー参戦当時のものです。
みなさん ひさしぶり。
いよいよ日本に戻る日が近づいてきたよ。
今期のツアーは、魚のいるエリアに到達していながら入るタイミングがずれたり、粘るべきところで早々に移動してしまったりと 自分で見つけたエリアに対するコンフィデンスが足りないことが多かったよ。まったく もぅー ってかんじだ。
試合をやったレイクのほとんどが水温9~13度ぐらいで、クランク スピナーベイト そしてジャークベイトを投げまくってプラクティスをこなし、本番はその日に合わせるようにしていったんだ。
それにしてもジャークベイトは諸刃の剣 はまる時はスゴイんだけどずれると本当にだめになる。
まあ巻物系は全般的にそうなんだけど 一番やばいのはやっぱりジャークベイトだろう。
ジャークベイトはショートからロングビルにいたるまでいろんなのを投げ倒していたんだけど そのなかで、これはかなりきてるっていうのがあったんで紹介しょう。
それは、レイダウンミノーディープ(レギュラー)のチューニングバージョンだ。
・・・ 続く ・・・
レイダウンミノーディープのチューニングバージョンは さらに深くさらに強くが目的だ。
ノーマルが12ポンドラインで普通に投げて6フィート位潜るところを、8フィート位潜るようになり動きも水かみも強くなる。
チューンは簡単だ。3分でできるし、おれは10個以上やったけど失敗は一個もない。
まず普通のライターを用意する。火力は一番小さくする。(ターボだと強すぎて難しくなるよ。)あとプライアー。スプリットリングははずす。
最初にリップの裏側の出っ張った所(アイのうまっているとこ)をサイドから燃やさないようにあぶる。5-6秒だ。白っぽくなればオーケー。
すくにリップ表面のアイのみを狙ってやはり5-6秒あぶる。そしておもむろにプライヤーを使ってアイをリップに対して垂直になるまでヘッド方面までたてる。そのままだとアイの軸が飛び出してしまっているので、同じことをもう一度繰り返してアイの軸が隠れるまで1-2ミリ上から押し込む。
ほぼ一発できまるはず。もしもクリアー塗装がちょっと燃えちゃってもあまり気にしないこと。
さいごに瞬間接着剤を一滴たらせば完了。念のためにね。
フロントフックのアイをやや前に倒し、6番のフックにつけかえれば完璧なトーナメント仕様になる。
あとは現場でまっすぐ泳ぐようにアイを左右に調整する。ちょっと微妙だけどちゃんと真っ直ぐになるから大丈夫だ。
ラージ狙いなら水深3-5メートル スモール狙いなら、4-8メートルって感じがこのルアーの出番だ。それより浅いところや、魚のレンジが浅ければ、ショートビルで十分だからね。
ツアーシリーズの場合は、リップ付け根とフロントフックのアイの間にウエイトを貼ってサスペンドにする。普通はやや浮こうが沈もうがあまり関係ないけど、沈んで行っちゃうのが好きな場合があるって最近思うようになったよ。特に水温低いときには。
ノーマルと両方もっていれば 俺的に、とりあえずロングビルはこれでいいってかんじだ。あと風の強い時用に
投げやすく釣れるやつ考えているよ。この釣りメインレイク クリアーウォーターでやること多いから
ということで、日本はジャークベイトシーズンだし、北の方や山の上はこれからだし。がんがん釣っちゃってよ。この釣り面白いし、でかいのくるからね。
ちなみに俺のこの釣りのメインタックルは、HB680L に 100DC 。ラインは T5の10か12だ。HB630L,630バキュームもよろしいね。ロッドで泳がせる事やラインがたるんだ状態でのフッキングを考えると長めのロッドがいいね。ロッドが硬いとあたりのみで泣くことになるから注意。
それではまた、日本でよろしく!
やっぱりバスは面白いし奥が深いよ。疑う余地なしだ。
管理人注:この投稿は過去の掲示板に田辺さんから投稿していただいた物のコピペです。アメリカツアー参戦当時のものです。