ゴーフォーの取材で亀山ダムへ出撃。
釣りビジョンの編集状況も考え合わせて、一日の釣行となる。
前情報では、ワカサギが上流部で産卵を開始したらしく、
ナイスサイズがあがり始めたとのこと。
が!しかし、前日に大雨が降ってしまう。
しかも冷たい雨だ。
で、だからといってスケジュール変更できるほど日程の余裕がない。
とにかくやるっきゃ無いという正にゴーフォーイット状態。
朝一、水の状況を見る。
案の定濁ってしまっている。
水面にベイトっ気は全く無い。
やばいなーと直感。
しかし、気持ち的にはなんだかワクワクする。
だってもしかしたらこの濁りがプラス方向へ作用するかもしれないからだ。
小さな流れ込みに魚が溜まるとか、クリアな部分との境目がとても良くなるとか。
とにかくポジティブに考えていく。
釣りを開始して2~3時間。
やはりベイトとは全然リンクしてこない。
水は殆どに場所で濁りまくっている。
まぁ、こんなもんなんですよね。
実釣というのは。
でもどうにか魚釣らなきゃってことで、狙いを急遽冬のシャローバス狙いに変える。
つまり水温が少しでも高くなり、ベイトとリンクするような場所を攻めていくというもの。
風がダイレクトに当たっていないシャローの広い部分を求めて下流部まで下った。
偶然、西村&武田チームと出会う。
高滝の石井真までいた。
何とみんなワカサギの情報を素早くキャッチしてやって来ているのだ。
ヒマなのか、やることが無いのか、とにかくレスポンスのいいこと・・。
しかし、西村が一匹釣ったというだけで殆ど良い話は無い。
二人乗りの舟が一匹50オーバーを釣ったとのこと。
沖目の表層をフローティングミノーで釣っていたら喰っちゃったというもの。
正に狙いどころの無い魚だ。
しかしそんなもんなんだ。
今の時期魚は浮いている。
後はどう狙いを定めるかだけで、番組通りの展開になったわけだ。
久々に減水した亀山ダムは狙いやすかった。
逆に言えば皆も狙いやすくなるわけだからプレッシャーは高くなるが、
それでもジャークベイトの釣りにはぴったりの攻めやすさ。
ストレスが無く出来て嬉しい。
この状態、3月一杯まで続くそうなので、今年の亀山の春はいつに無くいいはず。
ワカサギも上手くいってるし。
上流部の掘り起こしは行われているし、見通しは明るい。