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ワーム禁止条例

5月の1日をもって河口湖でのワーム禁止が決定となった。

まぁ例によって一般のアングラーの意見は無視なわけですが・・・。

皆さんの意識はどんなもんなんでしょうか?

爆釣チャンネルさんがアンケートの結果を掲載して下さってます。コチラ

ワーム禁止に反対する声が多いのはわかりますが、

禁止でも良いのでは?という声も案外目立ちます。

自分もチラリと思いました。

そこまでワームに依存しなくてもゲームは成立させられる。

結果人が少なくなればその方が・・・。

ただ・・・どうしても心の奥に蟠りを感じずにはいられなかったのです。

本当にそれで良いのか?

ことはそういう自分単位の小さなことではないんじゃないか?

ゲームフィッシングレイクとして魅力があるかどうか賛否両論あるとはおもいますが、

集客力とシステムにおいて国内最高峰といっても過言ではない湖『河口湖』。

そこが集客を捨てるというのが問題ではないかと。

本当に現場がそれを望んだのか?

お金でも動いたのではないか?

ゲームフィッシングの象徴たる湖がどう変わっていくか・・・・。

多くの人が訪れること・・・それによって釣れなくなるのではなく豊かになる。

それがゲームフィッシング本来の姿であるはず。

手軽に誘い合い魚を釣ることの味わえる・・・そんな釣り場が無くては

本当に未来は無いのではないか?

熟練者には必要ないかもしれない。

でも「釣り場はすいているほうがいい」「オレにはいらないからおまえらも気づけ」では

目の前しかみえていないケツの穴の小さいやつといわれてもしかたないのでは?

まぁ・・・また毒づいてしまうわけですが。(苦笑)

これから全国的にこんなことが飛び火しないように。

ある程度やりこんでる人間が陥りやすい「ワーム使用に対するコンプレックス」

というものを払拭しておく必要があるのではないでしょうか?

気をつけられる人間は気をつける。

知らない人がいたら教えてあげる。

問題を前向きに解決する方法を優先する。(ダイバーなど)

そうやってアングラー同士が触れ合っていくことこそ最も重要なことなのではないのでしょうか?

身近で誰でも始められる本能に根ざした遊びが陥りやすい過ち。

今の状況はそんなことの積み重ねが引き起こした部分もあると思います。

このアングラー同士のつながりがないと・・・いかに優れた制度があれど意味が無い。

一人ではなりたたない・・・そのことを踏まえ起きるであろう弊害に前向きに取り組むのが

未来につながる・・・・と、思うのですが。

沢村さんの心中はどうなんだろう?

ロドリの撮影で対談したときこの話はでなかったのか?

そんな思いでDVDを鑑賞していました。

コメント (3)

やっぱり僕なんかよりずいぶん深い目で見ておられますね。
僕もまさしく、いいんじゃないかと思ったクチでした。
その決定もありなんじゃないかと。それは河口湖がバスを中心に動いているレイクであり、そこが出した考えの中に『バスを切り捨てていく』ということが含まれていないと思っていたからです。
しかし、よく聞けばおかしい事が出てくる始末。どうもそうじゃないようだと。
バスを利用していくことが前提ではないなら、ずいぶんと話は変わります。
ワームに関しても、どこか後ろめたいものがあるのも確かです。それは多聞に撃ち捨てられたワームが膨張している様を見ているから、ということが影響しているからでしょうね。
あれを見て、いい思いをするバサーはいるわけがなく。
ただし、よくよく考えれば、ワームがダメなのではなく、ワームが捨てられている現状がダメなんです。
管理人さんのいう通り、バサーがモラルというのかわからないけど、共通見解のもとで動くようになる必要があると思います。
一人ではどうしても無力に苛まれる。理論武装しようにもできない。一人では限界なんてすぐきますから。
これから僕たちはどうしたい?
まずはそれをはっきりさせることが大切なんですね。

ame係:

塾長も爆チャンで書かれてましたね。
裏には色々な背景があるとか。

あれ読んだ時に「あぁ、やっぱりな」って感じでした。
自分も放流が始まる前から良く行ってたレイクだし、それなりに嫌いじゃないレイクなんですけど、漁協の体制については???でしたし。
釣り人が沢山来て地元にお金を落としていくっていう経済効果よりも、目先にぶら下がった別の物にバイトしちゃったんでしょうかね?

この決定聞いたとき、管理人さんも書かれてる事、オイラも考えました。
「地元の沢村さんや林教授、4インチグラブさんはどんな思いでこの決定聞いたんだろう?」って。

noriyuki aikawa:

こんな話を、聞くと暗い気持ちに成りますね。
バスの問題(外来魚規制、リリース禁止)などが、論争に成る前の話ですが。
当時、九州のBASS釣りに危機感を感じ、今、シマノのテスターをしている塚本さんと、二人でBASS RIN CAPって言う団体を立ち上げたんです。
沢山のアングラーや、地方自治体、雑誌社、釣具メーカーに、協力を貰いながら、釣り場のゴミ拾いや、イベント、各市町村でのBASSセミナーなどを活動して、間違ったBASS知識を、少しでも改善したくてやってました。
しかし、私たちの努力は振るわず、今日まで至っています。
さて、どうでしょう?。これからの日本のBASSフィッシングは?。そんな事を、思い浮かべました。

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2007年03月19日 21:34に投稿されたエントリーのページです。

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