スーパーファイトを堪能できるというメコン大ナマズの釣堀へ出撃。
バンコク市内から40分程にある街中の場所だ。
着いてびっくりかなりの広さ(周囲2キロ程か)の池に
デカイ桟橋と池に突き出たコテージ風の小屋が20棟ほど並んでいる。
既に多くのタイ人たちで賑わっている。
50人以上は入っているだろうか。
一日700バーツくらいで街中のビックファイトができるということで
かなり流行っているらしい。
しかも食用に持ち帰るのんじゃなく皆んなキャッチ&リリースだ。
平均サイズ15~20kg。
デカイのは60~70kgというやつも入っているらしい。
ここでもピラルクがガンガンロールしている。
沖目ではナマズが水面にヒレを出す。
何とこのメコン大ナマズ、ボトムではなく中層を泳ぎまわっているらしい。
草食なのでルアーではなく完全にエサ釣りとのこと。
で、エサを見る。
魚粉系のパウダーベイトに水を入れて練りこんだものと、
魚粉&パンの耳を混ぜ合わせた2種類がある。
これを野球のボールの1.5倍ぐらいの大きさに丸めて
そこにフックを差し込んで遠投する。
ウキはこのデカ玉の重さをしっかり背負える丸長いラグビーボール型のデカイやつ。
今回皆はGTタックルくらいのを持ち込んでいたが、
オレはサンダースティックにコンケスト300。
ラインはPE4号にリーダー120lb。
最初なかなか釣り方がわからず、
エサの状態もタナも手探り状態で皆釣れなかったが、
プロの助っ人が来てくれて一から十まで指導してくれたおかげで
ガンガン釣れる様になった。
この釣り場にセブンシーズというプロショップを構えるプロショップオーナーであり、
日本のルアーを所狭しと店内に並べるタイでも有名なジャイさんという人。
聞くところによると、タイ国内でも最も先端を行くゲームフィッシャーマンらしい。
GTやジギングを中心にかなりやりこんでいるようだ。
毎年、日本のフィッシングショーにも顔を出してるという。
オレのことも知っていてくれていたので楽しい釣りが出来たのである。
それにしてもメコンちゃんのファイトは凄まじい。
フッキングすると一気に30~40mは突っ走り、
粘りと頑張りで上げるのに10~20分はかかる。
サンダースティックの73MHはまさにぴったり。
今回の管釣り釣行で一番面白い日を過ごすことが出来た。
この日はスケジュールの都合上2時までしか出来なかったが、
皆2~3匹ずつビックファイトを堪能することが出来、
大満足の一日だった。
ということで、バンコク釣堀ツアーは無事終了したわけで、
こういった釣行もたまには良いもんである。