本来であれば鵜山も行った事があるタイからカンボジアにかけての
雷魚でいけば手堅い情報もあったのだが、撮影ビザの関係で
タイは許可を取るのが本当に難しいということで、マレーシアになったわけである。
鵜山自身も友人もいて、情報は手に入るが、実際自分が入ったところではなく
不安もあるが多分大丈夫ということで、ロケスケジュールが組まれた。
本来マレーシアでは9月ごろがトーマンのシーズンだといわれている。
なぜなら、産卵期なのである。
特にでかい個体が釣れるシーズンなのである。
でもその話をよくよく聞くと、狙うのは稚魚を守る親雷魚。
ボール状になって浮き沈みしている稚魚ボールに何度もルアーを投げ入れて
しまいには怒らせて食わせてしまうという完全にネスト系の釣り。
現地人の殆どはその釣りを普通にしているらしい。
っていうかその釣りなくしてでかいトーマンを釣るのは至難の技といわれている。
でもね、オレがそんな釣りできるわけ無いでしょ。
鵜山もそのことは十分に分かっているので、巨大は出ないかもしれないけれど、
三月の今の時期ならボウルも殆ど無いはずだし、行きましょうよということになったわけである。
ただ俺が見た虹色の雷魚はボウルの魚で、婚姻色が強いのが特徴なんだという。
だから綺麗さはその手の魚に及ばないけれど、それでも綺麗な魚なんで
大丈夫ですよということになった。
続く・・・