魁!!田辺塾

4月20日に山中湖で第2回５３PICK UPが開催されたので行ってきました。
当日は生ぬるい風が吹いて曇り、時々晴れ間が覗く、寒すぎず暑すぎずな気温の
中、３０～４０名くらいの参加者が集まり、9:00に予定通りミーティングがスタート
しました。

15分程度でしょうか。ミーティング後は集合場所の山中湖レストセンターより
思い思いのエリアに車で移動してゴミ拾いをスタートして行きます。
私は先日のガイドでお世話になった中原店長と共にボート店≪ｍｏｍｏ≫が有る
浜に向かいます。

まずは桟橋周辺の波打際、浜を歩くと細かいゴミが案外有る事に驚きます。
タバコの空き箱、飲み物の空容器、コンビニ弁当の器…ナゼかちぎれた衣服が
多かったですがコレはあえてスルーしときます(-_-;;;
点在する葦にはやはり、というかルアーやラインの団子が有りました。
ちょっと残念です。
二人で今後の湖の環境について話しながら作業を進めます。
塾長が昨年のGo for it!河口湖編で冒頭におっしゃってた言葉がよぎります。
『湖をバサーに汚されたってなら、そのバサーからのお金で湖を綺麗にして行く
事は出来ないのかな…』
こんなシステムが出来上がれば、我々が大好きな釣りを続ける程、湖が綺麗になって
行きますよね。
二人で300m程の距離を歩いて拾った結果、朝の受け付けで戴いた大きめのゴミ袋4枚
は口が何とか閉められる程度にまで既に一杯です。
ここで中原店長は業務のため別れて、私は集めたゴミを集積所に置きながら平野地区
へ向かいました。

平野地区は浜が広く、車の乗り入れが容易なのもあって、冬から今時期までは写真愛
好家で。GW以降からは近所の保養施設に滞在する学生が多く集まるので多めに新しい袋を
戴いてきましたが。結果は予想通り、1時間程度のゴミ拾いでゴミ袋5枚があっという間に一杯
です。目立ったのは菓子袋とやはり空き缶、空き瓶でした。
ウェーダーやオカッパリも多い平野地区では釣り関係のゴミが皆無だったのにホっとします。
先ほど、中原店長が『最近のバサーは誰も良くなってポイ捨ては無いよ』とおっしゃって
ましたが、なるほど!納得出来ますね(^ー^)

正午前に集合場所の山中湖レストセンターに戻ると恒例のオークションが始まってました。
ガイドで中原プロからお借りした630LSが気に入り、帰りに予約するつもりだったので
参加する気が無かったのが…『500円ですよぉ～♪』の一言であえなく撃沈。
こうなると止まらなくなる物欲大魔王:フリーダムが目覚めて理性なんか何処かに飛んで
行きます…誰か『鉄の意志』を下さい(TーT)
結局、詰め合わせを3品ほど購入しましたが、しめて\１,７００なり～♪
中には定価\１５,０００の防水バッグを\３,０００で落札したり。。
オークションってよりは値切り大会みたいな雰囲気の中終了。
昼食は主催が用意してくれた炊き出しが振舞われますが、私は先日のガイドで中原プロに
案内された、地元人が知る、場所も狭い裏路地にあるラーメン屋≪ちくぜん≫に直行です。
余談ですが、中原プロのイチオシはねぎ味噌チャーシュー　美人奥様:フミちゃんはつけ麺
CF看板犬:プルは『麺』が大好物ですよ(笑)山中湖に訪れた際はぜひ！

今回53PICK UPに参加して湖畔を周ってみると無いようで案外ゴミが落ちてる事に驚きました。
でも私が拾った中では釣り関連のゴミは極微量ですが、まだ落ちてるんですよね。

たまたま湖畔で会ったバサーから言われたのが『釣り関連のゴミがほとんど無いのに釣り人が
参加費として出費までしてゴミを拾うのがおかしい』と。
その方の主張は決して間違いでは無いと思います。
こういった活動は誰のゴミと責任転嫁をするのでは無く、水辺を利用する全ての人たちで行わないと
ならない気がします。
とはいえ、一般の観光客に話しても受け入れられないのも確か。でもバサーを含めた釣り人の多く
はゴミだらけの湖畔の現状に危機感を持っている…だったら釣り人からだけでも活動していこうよ!と思うんですよ。
参加費だって綺麗な湖への未来投資と思えば決して高い訳では無いと思います。それ
か今まで遊ばせて貰った湖への釣り人としての責任の取り方の一つ、と考えてみてはいかがでしょうか？山中湖においては毎年５月から２ヶ月に１度のペースで漁協組合員や湖畔住民の方々も自分たで
清掃活動を実施しています。
だったら尚更、毎週のように遊ばせて貰ってる釣り人が参加しないのはどうかな？と感じます。
勿論、強制する気は有りませんよ。各々事情があるのですからね。
ただ、月に何度か。年間釣行数二桁ならまずはその内の1日でイイですよ。その1日を湖のために使ってみませんか？