高滝湖ノリーズカップだ。
毎年多くのバスマン達が参加してくれる一大イベントだ。
当日の参加者は160名近く。
今までの参加記録だという。
盛り上がってますよ、朝から。
桟橋のボートは満杯。
水温も急上昇しているし、凄い釣れそうな感じ。
ただ、夜急に冷え込んだことがちょっと気になる。
果たしてどうなることやらと言う事で、6:40スタート。
ウェイインは1時だ。
皆がスタートしてから、オレもパトロールに出ようとエレキを準備していると、
何と桟橋にボートが1台も無い。
で、沖側に係留してある予備のボートを引っ張ってきてもらう。
近年、沖のボートを持ってきたのは二回目だという。
えっ、何時持ってきたことあるのと聞くと、何と今年の冬のワカサギだという。
そんなにワカサギのお客さん来ていたのかとかなりビックリ。
さすがに1月頃なんていって居なかったから全然知りませんでしたよ。
それにしても恐るべし、ワカサギパワー。
高滝湖は本当に良い感じで回ってますよ。
正にオレが思っていたゲームフィッシングレイクとして着々と育っています。
湖に出てみんなに声をかけていくと何と全然釣れている様子が無い。
ちょっとヤバイ感じ。
何で今の時期そこまで釣れないわけ。
で、オレもシャローをミノーとかブレイドスピンで流していくが、全然バイトが無い。
最下流に行くと、石井君だけが一人で釣りまくっているという噂。
で、橋のサイドに石井君を見つけて聞いてみると、
5匹釣って入れ替えて3匹で3kgは超えてるという。
何で彼だけ釣れちゃうわけ。
さすが高滝エキスパート。
周りの凹みっぷりがちょっと面白かったが、その内喰いだすよとみんなに言ってみる。
根拠はあまり無い。
ただ、風が吹けば一気に爆釣なんていうのがこのシーズン。
そのまま上流へ向かい、境橋上流のワンドの中をぐるりと回って様子を見る。
やっぱり本当に釣れていない。
境橋スロープでマイクロプテラス藤田を発見。
近づくとあそこのボートのエレキが火が出て救助に向かったとか何とか言っていたが、
結局釣れていない。
その後、反対側をパトロール&釣りして12時前には上がる。
1時のウェイインでは厳しい状態がそのまま反映して、長い列は作られなかった。
殆どの人間が1匹。
2匹が三人で、リミットの3匹は2人だという。
参加者157名、魚を持ってきたのが38名。
なんと150人くらいデコっちゃったのっていう厳しい結果となってしまった。
高滝って釣れるときは本当に凄いのに、難しいときは難しい。
で、優勝したのはプロスタッフ石井真。
朝の釣果のまま逃げ切り優勝。
釣り方を聞くと1/4ozイワシヘッドに31/2"レディーフィッシュの組み合わせ。
それを水深3~5mの急なかけ上がりに沈めて、激しく誘ってリアクションで食わせていったという。
正に誰もやっていないようなトリッキーなアクションを出して食わせた魚だ。
まだまだやり方あるんだなとちょっと関心。
やりますよ、石井君。
ということでイベントも無事終了。
来年はもう少し早い時期でワカサギに絡めやすい時か、
更に遅くしてアフター回復組狙いで、ノリーズカップやってみようかななんて思わず考えてみましたよ。
やっぱりスポーンを直接って言うのは難しい時期でもあるわけですよ。