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8/14 ヘラブナ社取材

 ヘラブナ社の取材で埼玉県にある明秋という池へ行く。この日のお題は、ウィードびっしりの中でウキを立てて釣りたいというもの。で、連れて行ってもらったのがその釣り場。池に着くとなんと一面にヒシモがびっしり。こんな所がこんな近場にあったのとびっくり。で、駐車スペースには既に何台かの車。でもちょっと様子がおかしい。みんなランクルとかパジェロの四駆だし、ウィンドーにはルアー系のステッカー貼ってあるし。で、水辺を注意深く観察してみると、何とフロッグ投げてる人間が居る。明らかに雷魚マンだし。やっぱ雷魚いるわけねと、一人で納得。

 ヘラ師の姿は無い。でも所々に小さなヘラ台と、竹で仕切られた藻穴がある。やっぱりヘラ釣り場として存在していることも確か。でも、編集長に聞いて見ると、その昔(10年以上前)はかなり人が入っていた有名釣り場だったらしい。今は殆ど取材でも取り上げたことが無いという。まぁ、それでも藻穴あるし、やってみましょーよと言うことで早速支度する。もの凄い気持ち良いし、藻穴にウキを立てたときの感覚と言ったらかなりぐっとくる。エサ打ちを始めてから昼頃まで、全くアタリがない。ちょっと不安。そうこうしている内に雷魚マンに見つかる。何してるんですかーと嬉しそうに来る。と言うかかなりびっくりしているのも確かだが。で、雷魚釣れたの?って聞くと、一発出たけどミスってそれきりだという。ここっていい釣り場なのって聞くと、埼玉では一番有名な雷魚釣り場だという。そうなんだーと少しだけ話をする。ノリーズフロッグ投げてみた?と聞くと、なんと持っていないという。そりゃーダメでしょ。ホントに凄いからと、教えてあげる。勿論、エサを打ちながら、ウキを見ながらだけど。
 で、昼を過ぎてから20mくらい離れた藻穴に移動。もう少し張り出した岬の先端の場所。エサ打ちを始め、少ししてアタリが出てくる。そしてついにヘラと対面。とても気持ちいい。かなり刺激的な映像が目の中にインプットされた感じだ。それにしても何でヘラマン達はこんな良い釣り場に居ないわけなんだろう。まぁ中々釣れないけど、こんな場所そうあるわけじゃないのにとつくづく思う。バスにしろ、ヘラにしろ、釣り場のロケーションにこだわって釣りをする人間は本当に少ない。釣りをするベクトルが違う方向に向いてしまっている感じだ。何だかもったいない。どんなに知識があろうが、どんなに上手だろうが、行かなきゃ体験できない釣りってこんなにあるのに。

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2008年12月21日 08:06に投稿されたエントリーのページです。

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