マレーシアへトーマンを釣りに行く。トーマンとはマレーシアを含め、タイやベトナム、カンボジア方面における、熱帯雨林最強のプレデター系フィッシュ。形は雷魚っぽいけど、食性はもっとすばやく、もっと噛み付き系。まるでT-REXのような存在がたまらない。で、今回の張本人はまたしてもワンバイト鵜山君。彼の世界的付き合いの幅は広い。たいしたもんですよ。マレーシア在住のマサとタケちゃんが、普通じゃ行けない許可制のダム上流部に、マザーボートで入るので一緒に行かない?って言うところから始まったらしい。政府に許可とって、密林奥地まで侵入。普通に、ゾウがいて、トラもみれたりするかも。アマゾン奥地の秘境より凄いんじゃないの?というお話に、二つ返事で”行きます。僕が行きます。”となる。で、マザーボートを貸しきるために招集されたメンバーは、カメラマン大森と、釣り女中村。総勢6名のツアーが決定したわけである。
釣行の行程は、まずは成田からクアラルンプール。そして、車で夜の12時ごろ出て、朝7時ごろ現地到着。マサさん、タケちゃん、ロングドライブありがとうございました。だってこのプロセス無いと、オレ達行けないし。まー、彼らにとっては経験済みの行程かもしれないけど、自分達で初めて行ったら到底たどり着けることじゃないし。釣りなんて無理だし。で、ボート発着所から釣り場まで半日。午後から釣りだって言うし。暑いし。水の上だし。否が応にも盛り上がるわけで。朝からビールですよ。
そしてトーマン釣り、マレーシアトーマンには一回行っているので、タックルの準備に抜かりは無い。メインのロッドはHB660H。リールは早巻き遠投系アンタレスDC。ラインはPE2.5号に60lbリーダー。ルアーはレイダウンミノー110を中心に、早く動かしてもアピールできるルアー。フックは#1もしくは#1/0に交換。殆どのジャークベイトが針を大きくして、リーダーを太くすると全くダメダメになってしまうのに、レイダウン110MIDは、いい動きそのままなのである。そういった使い方を予期して作ったわけじゃないけど、現地でNo.1ルアーになってるって(レイダウン持ってるのマサさんタケちゃんだけだけどね)嬉しいじゃないですか。
やっぱりマレーシアの密林は気持ちいい。特にオレが好きなのはセミの声。まるで宇宙の音的な響き音が、とてつもなく心に沁みるの?である。トーマンの釣果はというと、やはりプレデター系。そう簡単には釣れない。で、この日オレと同船した中村が5kgを釣る。凄い魚体だし。で、オレは3kg後半を1匹。久々のトーマンの引きは硬く、色はやっぱり超綺麗でしたよ。
そんなかんだで、めくるめく日々はあっという間に過ぎる。トーマンは大体、一日1~2匹釣れれば上出来といった所。最大魚はカメラマン大森の6kgオーバー。写真はオレが撮ったけど、尻尾が切れてる写真も有ったらしい。ゴメンネ大森。でも良かったですよマレーシア。ゾウは足跡しか見れなかったし、トラなんて居るの?ってかんじだったけど、まだまだ気持ちいい場所ってあるわけで。行かなくちゃ体験できない系オススメ№1の国ですよ。正直、オレの住みたい外国ランキングでは今のところランキング一位ですかね。今後もどうにかして通ってみたいと思ってますよ。
コメント (1)
まさ@マレーシアです
今回の釣行もご一緒させていただきました。
釣果的には、もう一つの感がありましたが、マザーボートでの毎日の宴会は大変楽しいものでしたw
田辺さんもマレーシアが気に入っていただいたようで、本当にうれしくおもっています。
まだまだ未知のフィールドがありますので、これからも開拓を続けていきます。
投稿者: まさ@酔いどれ馬国支部番頭 | 2009年02月01日 14:42
日時: 2009年02月01日 14:42