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10/03-09 マレーシアへ

 マレーシアにトーマン&セイルフィッシュ狙いで行く。ツアーの仕切りはウヤマ君。いろいろとものすごく大変なことになってしまっていたウヤマ君が、お医者さんからも海外旅行OKの許可が下りたということで、そのお祝いもかねての、もしくは見張りもかねてのかなりプライベートな釣行だ。メンバーは現地在住のマサとタケちゃん。さらに現地人のワイロン。日本からはカメラマン大森と、ウヤマとオレ。かなり身軽な釣行メンバーだ。オレ的には何を求めるわけでもなく、大好きなマレーシアの熱帯雨林でのんびりしたいのが目的。セイルフィッシュはとりあえずのオプション。トーマンに3日半。ロンピンのセイルは1日半の予定。現地に着くと彼らが出迎えてくれていたが、その中に1人、新メンバーが居る。最初は現地人かと思ったが、日本語話しているし。聞くと、タケちゃんの会社に入ってきた釣り好きの若手らしい。名前はマサボー。ということで、計7人のツアーとなる。まずは空港からダイレクトに、トーマン釣り場へと移動。車は2台で、現地まで4~5時間。結構遠いですよ。釣り場はテメンゴール。ロッジ舟こそ違うけど、2度目となる湖。さすがにマレーシアでもトーマンへの道のりは遠い。というか、はっきり言って、どこでもバコバコ釣れる魚じゃないわけですよ。まだまだ未開拓の、ベトナム、インドネシア、カンボジア、あたりではどうなのか解らないけど、タイとか、マレーシアとか、トーマンが既にメジャーな魚となっている国では釣り人も多いし、さらに食用としてもガンガン獲っちゃってるので、その絶対数は少ないわけで。まるで、南米のドラードと同じように、こうした最強のプレデターたちが、現在の地球上で暮らしていくのは大変なんだと思うわけで。あと100年後とかに、これらの魚種が残っているかの保障も全く無いわけで。やっぱり、そんな魚たちとまだ出会えるのなら、行きたいわけですよ。それもはっきり言って、しっかりとしたツアーが整っている魚でもないし、ウヤマや、マサや、タケちゃんといった友人がいなかったら、オレなんかがこんな所に来れるわけもないし。だからこそ、機会があれば生きたいわけなんですよ。
 現地での気温はやっぱり暖かい。気温としては35℃ぐらいなんだけど、暑くて大変といったわけでもない。釣りの方はと言うと、やはり簡単にはいかない。そんな中、活躍したのはレイダウンミノーMIDの110Fとサスペンド。みんな色々投げていくんだけど、やっぱりこのルアーがトーマン最強のルアーに間違いない、というぐらいにトーマンを引っ張る。それと凄かったのはフェイントベイトのトレジュ110。大森もオレも、最大魚はこれ。オープンウォーターの水面ゲームでは、このフェイントがやはり効く。どう見ても、バイトの仕方が本気モード。ただ、このルアーの若点(弱点)は、トーマンの歯でボディに穴が開いちゃうとこ。動きを最大限に引き出すために、極力薄く仕上げているこのシリーズは、トーマンのキバの長さよりプラスティックが薄い。2匹、もしくは3匹も釣れば、シンキングになっちゃうし。で、ツアー中に手持ちのトレジュは全て穴あき君になっちゃったわけで。まぁトーマン用に作ったわけではないので仕方ないけど、そのうち、世界のプレデター用に、ヘビーデューティー使用も作ろうと思ってますよ。で、楽しいトーマン釣行はあっという間に終了。こういう場所に行くと、のんびりしているようで、同じように繰り返している毎日は、もの凄いスピードで経過してしまう。何でなんだろうか。聞こえてくるのは、鳥と、セミと、動物達の声だけなのに。1日はアッという間に終わってしまう。

続く...

コメント (2)

こんちは。
またもや文中に登場した マサ です。
今年も、田辺サンたちと珍道中を繰り広げてきました。
しかも、今回はバショウカジキというオプション付きです。
釣りもさることながら、夜な夜な繰り広げられる夜会が最高でした。
また、遊びにきていただきたいものです。

ぶろっこ:

トレジュ、65がかなり凄い出来だったんでびっくりしてたんですが108も凄いなんて!
でかい方もちゃんと使い込んでみます!

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2009年12月14日 09:08に投稿されたエントリーのページです。

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