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マレーシア後編

次のターゲットであるロンピンのセイルにいくのは、いったんクアラルンプールへ戻って一泊して、底から出発。約三時間半ぐらいだろうか。反対側の海へ行く。そこで目にしたのは小型ボートの船団。なんと、休日ともなれば、これら何十艘の船がすべて出払ってしまうという。地元でも人気の釣りだ。長さは約30ft。幅は狭く、和船のFRP製プレジャーボートといった感じか。エンジンは大体、90馬力二機掛け仕様。しっかりプレーンするし、結構速い。大体4人位の釣り人がフィットするといったサイズだ。まずは昼前に到着して、午後船で釣りをする計画。釣り場まで約一時間。結構沖まで来たけど、水深は20mぐらい。そして、そこにはいくつかの鳥山と共に、セイルフィッシュの姿があった。周りにも船がたくさん。まるで、日本にいて乗り合い船に乗っている感覚。シーズン中は(海が穏やかな季節)何時もここら辺にセイルがたまっているらしい。はっきり言って、世界的に有名なセイルフィッシュ漁場だ。早速ルアーで狙っていく。フックは山水で教えてもらった特性2本合体フック。普通のトレブルや、シングルだと、本当にフッキングしずらいらしい。で、この日、計5回ほどバイトさせたが、なんと全部すっぽ抜け。ガンガン追い合わせしようが、すっぽ抜けちゃう。はっきり言って、なんだよこれーってかんじ。聞くところによると、もっとガンガン追ってくる時で、しかも次から次へとルアーを食いに来る状態じゃないと、ルアーで掛けていくのは難しいらしい。それでも、簡単にルアーに、掛かってくる日もあるんだよねと、現地キャプテンは言う。でも、今までに結構な日本人アングラーが来てるけど、大体は諦めて、アジを使った泳がせで釣っていくからと、早くアジで釣っちゃえばーぐらいの勢いで話してくる。そうだねーなんて言いながら、最初の半日は完デコ。次の日、やはり朝から同じような状況。で、オレとタケちゃんは、別船の、マサ&大森チームに近づき、サビキをもらう。アジ大作戦だ。だってフラストレーションたまりっ放しだったし。やる気のないパヤオに着いたシイラを相手にしているようで、だったら言いよって言うのが正直な話。アジを釣りつつ、泳がせ開始。で、アジを入れるとあっという間のバイト。まだ1分経ってないしっていう感じだ。で、タケちゃんと共に、セイルの引きを楽しむ。最初は凄いけど、ファーストランが止まると、以外にあっさり。大人しくなっちゃう。オレは雷魚ロッドのサンダーシャフトMHスピニング改造バージョンでやったけど、ステラの5000番。PE3号のセッティングで、25~30kgのセイル一匹につき、ファイトは15~20分ぐらいかな。でも、まぁまぁデカイ魚だから、ファイト的満足度は高い。で、この日、サクっと3匹釣って、もう十分なので、またまたルアーで挑戦。で、案の定何発かミスって終了。感想はと言うと、一度体験すれば、ね。っていうぐらいですかね。オレ的にはね。やっぱマレーシアはトーマンですよ。湖じゅうを走り回って、1匹ずつと出会っていく。そしてあの魚体とファイト。そしてあのロケーション。オレ的にはやっぱりバスでしょって感じなんですかね。まー、とにもかくにも、今回も色々と楽しいマレーシアでしたよ。お世話になったタケちゃん。マサ、ワイロン、そしてハラマキ。どうもありがとう。マサボーも立派なフィッシャーマン目指してね。

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2009年12月16日 01:17に投稿されたエントリーのページです。

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