« マレーシア後編 | メイン | 2009/10/16-17 高滝湖へ »

2009/10-14 釣りロマン

 ひさびさの釣りロマンを求めてのロケ。場所は青森県津軽半島。竜飛岬の横。対象魚はマダイ。釣り方は一つテンヤ。エサも、ルアーも無いぞ。一匹の魚と、どう向かい合っていくんだという、スーパーゲームフィッシャーマンを求めて企画の、いよいよ地上波デビュー戦である。オレとしても、その本質的な部分をしっかり伝えて行きたいと、気合が入る。エコギアアクアも発表されて、アクアでの釣果も望めたけど、今回は冷凍エビ一本で行く。釣り自体の面白みを伝えるためには、見ている人間、特にオレのこととか知っているルアーマン達に、何で、タナベ、いきなりタイ釣りなんだ?何でエビなんだ?っていうところからしっかり押さえて行きたいからだ。この釣りの面白さは、ウルトラライトなタックルと、ジグヘッド同様のテンヤを繰り、当りを取り、フッキングにまで持ち込む部分と、さらにマダイという引き味の良い魚とのライトタックルファイトにある。それを水深のある、潮の流れのある海で行うのだから、毎回が同じようにならないわけで、単調さを排除した、攻めの釣りが展開できるわけだ。まさに、ルアーで釣るからとか、エサだからという問題は二の次で、どう攻略して、ビックファイトを味わうかという所に、中心点がある、バスでもそうだが、ルアーを使っていても、面白い釣り方もあれば、我慢のデットスローただ巻きとか、置いておけとか、これってどう?って釣りだってある。ある意味その辺の部分を、より多くの皆に伝えて行きたい訳で。ただ魚を釣るという行為から、どうその一匹と向かい合うかというグレードに、底上げが出来れば良いなと思っているわけなのである。幸い、番組的にはかなりのビックフィッシュも釣ることが出来たし、何だか面白そうと言う部分が前面に打ち出せて、上手くいったと思っている。こうした釣りに、一人でも多くの人間が興味を持ってくれれば面白い。釣りの導入口にもなるし、ましてや、そういう本質的な部分が、バスフィッシングや、その他の釣りにフィードバックされるはずである。まさに、ルアーで釣ったから嬉しいとか、とにかく一杯釣って食べたいからとか、初心者のままから進化していない。お子様の日本の釣り業界や、メディアや、プロたちに対しても、もっと大人の釣りをしようよという突破口になるようにと、期待をしているわけである。

コメント (1)

新潟。間接フリーキック:

スカパーの釣りビジョンで初めてヒトツテンヤ釣りの映像で見ました。以前、釣り東北で記事だけは読んでいましたが「わかりずらかったです。」テンヤの入荷は1ヶ月待ち!ロッドは注文しましたが1月末入荷とか?日本海は真鯛のシーズンは4月からの上越以外は信濃川の雪しろが出終わってからになりますが、いまから楽しみです。。。船を貸しきって有料での実地体験予定がありましたら是非、参加させて下さい。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2009年12月19日 01:15に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「マレーシア後編」です。

次の投稿は「2009/10/16-17 高滝湖へ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。