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2009/08/04-05 鳴門海峡へ

シマノの人間と、1つテンヤをやりに鳴門海峡へ行く。飛行機で朝一に徳島空港まで飛んで、30分くらいで鳴門へ到着。目の前には淡路島が見えている。さすがに渦潮と呼ばれるだけあって、橋の下は凄いことになっている。いったいこんなに潮の早い所で、軽いテンヤでボトム取れるんだろうかとちょっと不安。1つテンヤで釣れているなんて情報は1つも無い。もちろん誰もやっていないし。なんて言ってもここはタイラバの本場。みんな落として巻いての釣りなわけで、潮が早くたって、ウェイト調整で着底はしっかり出来る。巻き上げの釣りなので、ウェイトが少々重なっても、釣りは成立してくる。一方、1つテンヤはフォールの釣りなので、着底優先のウェイトにしていけばしていくほど、ナチュラルフォールは期待できず、本来あるべき実力は発揮できない。
 昼過ぎに戻ってくるからという船を待っていると、若い人間達が何人かで帰ってきた。雰囲気バスマンみたいだな。やっぱりタイラバって流行っているのね。と、思っていると、何だか見たことのあるようなシルエットの人間が居る。なんと、青野ダムのプロスタッフ徳永君だし。ちょっと驚く。で、向こうはもっと驚く。そりゃそうだろ。船から降りて来たら、オレが居るんだもんね。”何でここに居るんですか”ということで、一つテンヤのタックルを見せてあげる。こんな細いロッドですかと、みんなビックリしているし。タイラバの釣果を聞いてみると、船中で5匹くらいだという。徳永君は完デコくらったらしいけど。ただ巻き過ぎて、何やっているのか分からなかったらしい。ちょっと辛かったようだ。確かに乗らなくっても、アタリがガンガン出ていれば良いけど、ノーサワリだと、あの単調リズムは彼にはきついはず。本来、ジャークベイトだ、トップだ、メタルだっていうタイプだから。動かして誘って、がっちり合わせていく派ってこと。オレのテンヤコレクションを見せてあげると、うーんと唸っている。だってシンプルだしね。ジャーク&フォールだって説明すると、目つきがワサビーになったしね。
 で、その日の午後、結果はばっちり。2.5kgを頭に数匹のマダイをゲット。船長はタイラバ巻いて比較していたけど、1つテンヤはアリだと十分に理解してくれた様子。潮に合わせて船を流しているので、早さの割りにはちゃんと着底できるし。20-40mダチで、-6号をメインに使ったわけで、流れの感覚がもっと分かってくれば4号メインでいけそう。次の日は朝イチから別の船で出船。船長はビシマ仕掛けのスモールタイラバ仕様。ものすごい漁法だし。ロッドとリールなんだけど、最後の15mくらいはビシマで手で手繰っちゃうよってかんじだ。理にかなったバランスだけど、ルアーマンにとってはちょっと踏み込めない領域かもしれない。朝イチからこの漁法が凄かった。ちょっとあっけにとられる。午前中は船長10匹ぐらい釣って、オレは2匹って言うかんじ。でも、この日の午後、船長漁法はいきなりスローダウン。でもってオレの一つテンヤに連発。それもまぁまぁサイズで良い感じで終了。この日は5匹。結論として、鳴門の水域でも十分1つテニャは使用可能だというかんじ。船長達の興味はなんと言っても、冷凍エビでちゃんと釣果が出ていたというところ。昔は、活きエビを使ったカブラの釣りもあったけど、活きエビが入手困難になってからは、タイラバが主流になっていたらしい。シーズンや状況にあわせて使い分けが出来ればと期待している様子だった。

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2009年12月08日 07:07に投稿されたエントリーのページです。

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