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20010/05/25-26 遠賀川

バサーの取材で九州遠賀川へ入る。状況的には二日前からの豪雨で大増水、激濁りの大変な状態。夕方前日入りした状態では、もう雨も止んで晴れてきているタイミングだし、すぐに回復はしないだろうが、さかな探しにはもってこいのセッティング。ちょうど去年くらいからだろうか?劇濁りとか、激寒とか、大増水とか、何だかもの凄くヤバそうな状況でバスを探していくのが、楽しくなってきている自分がいるのに気付いた時がある。特に、今まで何回か行っているレイクだと尚更だ。普通の状況のときに行って、やっぱりねっと答え合わせをするような釣りをするより、どこにいるの?この水で食うの?とか、このルアーで出てくるの?とか今までに経験したことのない時間を過ごせる方が、とっても得をした気になる。だってその現場にいない限り、実体験できないわけだし。いつもいつもある状況じゃないんだから、ある意味ラッキーとも言えるわけである。そして今回の遠賀川。内容的にはバサー誌にこれでもかってぐらい詳しく載っているので、それを見てもらえばいいのだが、はっきり言って超ビックリな展開になっていったわけで。今まで、計10回ぐらいはこの川に入っているが、こんなにアベレージがでかくて、高活性になったことは無かっただけに、自分自身での快心の釣りが出来ちゃったわけだ。それにしても今回、改めて思ったのは、ガンタージグの持つスーパーポテンシャル。確かのこのジグがガンターズビルで、試合中に2日間続けてビックフィッシュ賞を獲得したのは、奇跡的な出来事としてオレの中にインプットされている。しかしながら、あれから十数年経つのに、やっぱりこのジグは凄いわけで。どこのレイクに行こうが、このジグを使った時って結局、いい魚とめぐり合っている。やっとの思いでのワンフィッシュもあれば、今回のように落とせば喰っちゃうような激喰いもあるが、常に魚のクォリティが、アベレージサイズを大きく上回る。コンディションの良い個体なのである。良く、黄金比率なんていわれているが、オレ的にはそんなに簡単ではない。ただ魚を釣るっていう面では、どのルアーにも確かに存在している。しかし、こと魚のコンディションを選んでいい魚を喰わしていくっていう事になると、理屈だけでは説明できない世界が、明らかに存在していると考えている。でも、だからこそ、この釣りは面白いし、ルアーを作ること自体もエンドレスに面白いことなんだと思う。

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2010年08月21日 07:01に投稿されたエントリーのページです。

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