年内最後のバスフィッシングと言うことで琵琶湖へ行く。何でこんな時期に行くかって言うと、ショウタ宮廣からの1本の電話が原因。田辺さん12月に来るって言っていたけどいつ頃ですかね、と。えっそうだったよね。釣れてるの?で、返ってきた言葉が、全然大丈夫ですよ。数はそこまで出ないけど、巻きのゲームでどうにかなりますから、との事。そしてスケジュールを見直して、彼のスケジュール、そして黒須君のスケジュールと合わせてこの日に決定。いつもの感じで前日の夕方に守山のホテルに入り、マルキュー営業山口と会う。ショウタ宮廣も合流。それにしてもいきなりの大寒波と大風の状況。今期一番寒いですねとのこと。まぁ今回はルアーテストと忘年会が主な目的だから、タフな中でも結果が出てくれれば大丈夫だし。で、翌日ショウタのマリーナでまるで波乗りの出来そうな波を見ながら朝から打たれる。”完全に仕上がってますよね。””・・・・だよね。” そうだ。ルアー見せっこしよう。で、二人ともそれぞれが作ってきたプロトタイプを取り出す。最近ショウタは、家の中に工房を作ったらしい。ルアーいじりの為だ。オレがくるたびにプロトを自作してきて、あーだこーだ言っている楽しみを、どうやら理解しちゃったみたいだ。こうしたらこうなった。こうやったら凄く効いた。ここいじったらダメになった。みたいな、ルアーを理解して行く面白みを、しかも年間200日以上湖上に浮いている状態でやっているわけだから、話しは熱い。作っているモノを見ているとかなり的を射たいじり方をしている。さすがハードベイトゲームをメインとしているだけに、欲している方向性がいい感じだ。でも。まだ工具や素材が揃っていないだけに見栄えは悪い。そうは言っても釣れ方には関係ないことをお互い分かっているからそっちに話しは行かない。で、その後雄琴港に行って岸から、タイプAtoDまでのプロトを二人で泳がす。まぁ、風邪が強い分飛行姿勢もチェック出来るし、最終ウェイトルーム位置を見るには最適。最初の本型外形プロトを渡したのが今年の春。そしてほぼ一年してグラム単位のウェイトのルーム位置調整。仕事は決して速くないが、たったこれだけに至るまで、本当にこのルアーが必要なのかの実績が出る。こういうルアー作りは楽しい。二人ともかなり納得して終了。この日の夜はいつものちゃんこ屋で忘年会。次の日は黒須君のボートでショウタと三人で出船。風の方はだいぶ無くなって釣りは出来そう。最初はオレがやりたかったメタルゲームをやりに行く。はっきり言って南湖でのメタルゲームは未開拓。それだけに面白い。で、結果としては、そろそろ巻きましょうかということになる。他にも試したいものが三人ともあるわけで。一日つぶれちゃったのがちょっと痛い。オレの作ってきたプロトと、ショウタの自作プロトを含めて三人して投げまくる。でもあんまり釣れない。っていうかこれが普通なんですよって説得される。それでもポツポツ釣れているんだからかなり良いペースですよと言う。そしてこの日、三人で4本。全てクランクベイト。そのうち、ノーマルでは1本。残り三本はプロトタイプ。良いんじゃないですかってことで、既に10m以上吹いている南湖の風に流されながら、この日の釣りは終了。でも、冷静に考えると、冬の今の時期に、しかもあの寒波の中で、水温6〜7℃台で巻いて釣れるって言う琵琶湖は楽しい。確かに一昔前よりはタフになっているだろうが、まだまだ行けるでしょっていうのが正直な感想。そしてこんな日なのにボートが結構浮いていたのが印象深い。数年前の冬より全然多いという。やっぱり一ピキの価値を分かってきた人間が増えたり、真剣にバスフィッシングと取り組むフィッシャーマンが増えてきたということなんだろう。とっても頼もしいことだと思う。
コメント (3)
真冬でもこの釣果・・・
また琵琶湖に行きたくなりました!
ルアーチューニングはまだまだ無理ですが、
冬の湖上に浮かぶ事は自分でも十分できます。
今冬も価値ある一本を目指して頑張ろうと思います♪
投稿者: こば | 2011年01月21日 12:20
日時: 2011年01月21日 12:20
田辺さん、黒須さん、S宮廣さんお疲れさまでした。
数々のテストを経たルアーを早く
使ってみたくなりました。
首を長くして待ってます。
投稿者: ショット堂 | 2011年01月22日 15:03
日時: 2011年01月22日 15:03
うらやましいですね^^
私はまだ釣りに行ってないのですが、めちゃくちゃ釣りに行きたくなりました!!
投稿者: バス釣りシノヒロ | 2011年02月13日 05:16
日時: 2011年02月13日 05:16