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展示会へ

関東エリア最大の問屋であるツネミさんの展示会へ行く。
現在活動している殆どのメーカーのブースがあって
小売屋さんたちが全国から集まってくる。
まぁ”売り出しの場”ってとこです。
もちろんマルキューブースやDUELブースもあるわけで、
業界の活性を知るにはとても良い所なわけで、
気合を入れて仕事をしに行く。

でもオレが知らないメーカーがたくさんあるのには驚いた。
その殆どがエリアトラウト系メーカーなのだが
『いつの間に?』という感じでちょっとびっくり。
その昔、バスバブルのスタートのころ、
いろんなワームやスピナーベイトのメーカーが出てきたときみたいだ。
今は皆比較的新しくメーカー同士仲良くしているみたいなのだが、
10年も経てば皆ライバルになっていくのだろうな。
バスやオーシャンメーカーと同じように・・・となんとなく思った。
その後マルキューゲーム部の皆と映画を見に行った。
『ダーウィンの悪夢』というナイルパーチに関する映画だというのだ。
後学のためにも是非見ておこうとおもった。
タイトルはものすごいものだ。
『半世紀ほど前、些細な試みからアフリカの美しい湖に放たれた一匹の魚。
そこから悪魔のグローバリゼーションが始まった。
ドミノ倒しのような負の連鎖は決して遠い世界の出来事ではない!!
2006アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品』
とある。
『世界を騒然とさせた傑作ドキュメント作品』
ともある。
場所が渋谷なだけに入場してくる客は大半がカップル。
女の子同士もいる。
7:30くらいからの開演で入場者はざっと80人くらいか。
空席が目立つ。
映画が始まって10分くらいでパラパラと席を立つ客が目立った。
映像はお世辞にも上質ではなく、
狙いともとれる素人ムービーのようなもの。
キャストはナイルパーチ加工工場の工場長と、
ストリートガールに輸送パイロットが殆ど。
内容はナイルパーチによりバブル的な経済成長が起こり
貧富の差がつき、コールガール、エイズ、ドラッグと
国が目茶目茶になってしまったということを繰り返し訴える。
『生態系』の話が出てきたのは登場人物の誰かが
「ヴィクトリア湖の魚が全部食われてしまう」
と一度だけ言ったきり。
そういえば製作会見で監督が「これは環境問題の映画ではない」
というようなことを言っていた。
でもそのニュース自体は「環境問題への警鐘」みたいな扱いを
大々的にしていた。

終わってから席を立つ人々は殆どが口を開かずぞろぞろと出て行くだけだった。
普通の人ならきっと「これが¥1.800-の映画?」と思うだろう。
オレも途中何度も睡魔に襲われた。
これを見てどうだってのは言わないけど、
みた人間がどうだったと感想を持てばそれで良い。
マスコミの持って行き方と内容を比べてみれば
そこに何か感じるものがあるんじゃないかとは思うけど。

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2007年01月09日 10:50に投稿されたエントリーのページです。

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