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2/27 FS反省会

フィッシングショーの反省会及びゲーム部ミーティングのためマルキュー本社へ行く。

ショーの反省会はマーケティング部が中心となってやるが、

みんなの記憶がしっかりあるうちに、

来年に向けてのよりよいブース作りの為に役立てようというものだ。

しかしながら話の中心はどうしたって対費用効果の部分にまで行き着く。

それはそうだ。

企業としてこれだけの人員、期間(準備から考えるとかなりの期間が費やされる)

をかけて取り組むのだが、ただ出展していくというだけではすまないのは当然だ。

しかしながら、マルキューという業界内での立場からすれば

他の企業がある意味

『フィッシングショーに費用を使うくらいなら他の方法でプロモーションすればいいじゃん。』

という訳でで出展しません・・・なんてことは出来ない。

自分達のことだけでなく、釣り業界全体としても

フィッシングショーをみんなで開催する意義は大きいからだ。

勝手な行動をとれるほど背負っている責任は軽くない。

まぁ、そんな部分は入場してくる一般消費者にはまったく関係が無いし、

考えもしていない構図なのだろうが

釣りを真剣にやっている人間たちにしてみれば

やっぱり釣り業界全体がシュリンクしていってしまうのは寂しいはずだ。

だからって出展しないメーカーをとやかく言うつもりはない。

それぞれがそれなりの理由を持ち合わせているのは確かだし、

自由競争社会の現在の資本主義体制にあっては

みんなで一つの方向を向くなんて到底無理な話だと思う。

釣りをしている一般個人各々としては、

こうしたイベントに、積極的に参加して盛り上げていくことくらいしかないし、

入場者数が減少していってしまえば

どんどん(出展数が)現象化傾向になっていってしまうのは明らかなことだ。

やはり今年のショーでも事実として残っているのは、

バスを含めルアーフィッシング人口が入場者の大半を占めているということだ。

勿論全国には多数の釣り人がいるわけなのだが、

どうしてか積極性を持ち合わせた釣り人は圧倒的にルアー系の人間たちなのだ。

これが年齢的なものなのか、釣り自体の内容なのだか、

確かな理由が限定されるわけではないのだが、

やはりそこには目に見えるパワーがあることは確かだ。

もしも日本にバスフィッシングが入ってこなかったら、

一体日本の釣り事情はどんな風になっていってしまったのだろうか?

勿論バスがいなかったら俺の存在も無いだろうし、

このブログを読んでいるみんなもいないはずだ。

ルアーフィッシングのこれだけの広がりも無いはずだし、

キャッチ&リリースなんて定義もいまだに無かったのかもしれない。

当然ながらゲームフィッシング導入の糸口なんてまるで見えない状態かもしれない。

やはりバスの力を信じて行かなければならないことは確かだ。

どんなに諦めたくなる状況が訪れようと、

最後までバスを守るためにやり通さなければならないとオレは思う。

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2007年03月11日 06:52に投稿されたエントリーのページです。

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