いつか題材にと思っていたのですが・・・。
昨年とあるレイクでバスボートの事故がありました。
その影響もあってか長年バスアングラーに親しまれてきた漁港が
釣り人の使用を禁止にすると発表されました。
この地域は本当にバス釣りのために長い間努力を続けてきた人たちがいて、
市民権を得ただろうと思われていた場所です。
にもかかわらず・・・・。
勿論、事故にあわれた方、そのご家族、心中はお察しします。
事実を詳細に知るわけでもありませんし、
とやかくいうつもりは毛頭ありません。
ただ・・・・
ずっと前から田辺さんが言い続けていたことが頭に浮かびました。
本当にこんなことはこれが最後であるように・・・。
一人一人が念頭に置かねばならないことだと思います。
以下田辺さんによる文章のコピペです。
バスフィッシャーマンの体は、自分だけのものではない
今回オレが言いたかったのは。「将来のフィールドと、バスフィッシングをもっと考えようよ」ってことなんだ。たとえば、これまでに紹介してきた湖、地域住民と自治体がまとまっているフィールド、そして今後に向けて努力している湖。っこうした場所の現状を知ることがまず大事なんだ。仮に、そういったフィールドで事故を起こして死亡するようなことがあれば、地元のアングラーと行政、住民の努力が台無しになる。国土交通省に必死で掛け合って、やっとボート店を開業できた湖もあるんだ。そこで人災事故があったら、認可は取り消されてしまうことだって考えられる。これからのバスフィッシングのポジティブな方向性を、ひとりの勝手が台無しにするようなことがあってはいけない。そういう努力を知らないバスフィッシャーマンは、平気でライフジャケットを着ないで釣りをしてしまう。まずは知ること、守ること。
自分自身、ライフジャケットは移動中だけ身に着けていればいいと思っていたこともあるし、JBのトーナメントに出ていた頃、最初に着用がルールで義務付けられたときには、正直面倒だなって思ったこともある。だけど、冷静に考えれば、やはり着なければならないんだ。死なれては困るんだよ、周りの人が。今後のバスにとっても大変なことなんだ。その重要性を含め、アングラーが指揮しなければいけないんだ。
オレは湖上でライフジャケットを着ていないアングラーを見かけたら、自分のイメージなんか気にしないで本気で怒るし、注意することにしている。それは、たとえ取材中でも同じだよ。言葉をかけると面倒だという顔をされることもある。でも、オレは注意し続けるよ。みんなも見かけたら注意して欲しい。1日にいろんな人から注意されたら、きっと恥ずかしいって思うからさ。みんなで協力しようよ。内水面の有効利用を真剣に考えたら、ヘラブナだけでもなく、ワカサギだけでもなく、やはりバスも同じだと思うし、みんなもずっとバスフィッシングを楽しんでいきたいだろう?
=中略=
いろいろ書いたけど、要は10年後、20年後のことを、もっと真剣に考えようよってこと。それを考えれば、自ずととるべき行動が見えてくるはずなんだ。オレだって、本音を言うならイチイチ文句なんか言いたくない。だけど、バスフィッシングの将来のためには今後も言い続けるし、書き続けるよ。
コメント (1)
初めまして北海道でロックフィッシュを専門に釣りを楽しんでいるmutuと申します。
今回のお話の中でも出てきましたライフジャケットの重要性は自分も同意見です。
本人だけの問題では無いのですよね。
もし、事故で落ちた人を助ける場合にも自分のライフジャケットを使用して助けることもできますし・・・・
なので、出来る限り周りのアングラーの方達にはライフジャケットの着用を呼びかけております。
今後も自分だけの問題じゃないと言うことを訴えて行こうと思います。
投稿者: mutu | 2007年03月10日 15:48
日時: 2007年03月10日 15:48