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3・6 アマゾン釣堀

バンコク市内から一時間半かかって、今回のメインであるアマゾン釣堀に行く。

メインの魚はピラルク。

更にレッドテールキャットフィッシュ。

アロワナ、ガーパイク、ピーコックバスも入っているらしい。

いったいどうなってこんな釣り場が出来たのかわからないが、

魚は全て養殖。

アマゾンから取り寄せたのではないことは確かだ。

それにしても体長1~2m以上ものピラルクとか、

世の中では普通に養殖されているのがちょっと驚きだ。

で、釣り場についてびっくり。

水面でピラルクがロールしてるではないか!

IMG_2929.jpg

あっちで、こっちで、ものすごい魚体がグァっと水面に出てくる。

岸辺には小さなテラピアたち。

オレンジ色や白色のシクリッド系の魚が浮いている。

たまにアロワナも見える。

とにかくタックルの準備にかかる。

雷魚用のサンダーシャフトも用意してきたが、

メインはハードベイトスペシャルの660Hとコンク200DCに

PEの2.5号。リーダーは60ポンド。

ルアーはミノー系やヒラクランク。

スピナーベイト、さらにはトップと色々用意してきた。

何しろなんのルアーがいいか全然わからなかったもんで適当に持ってきた。

まぁ釣堀ってことで余裕のライト仕様だ。

お客さんはうちらの他誰も居ない。

1日3000バーツ(約9000円くらい)何人か以上の団体だと

かなり安くなるらしいがそれにしてもこの国ではかなり高額で、

地元民は殆ど来ないらしい。

で、貸切状態の中、釣り開始。

みんなそれぞれ色んなルアーをキャストしている。

でも、1時間、2時間とだれも魚をかけない。

・・・・釣れないじゃん。

よくよく聞くとルアーでピラルクは殆ど釣れないらしい。

今までに釣った人間は2人くらいだとか。

えー!まじですか。・・・・・・知らなかったし・・・・。

だったら食わせ系だよなってことで、

プロリグスピンにBTSを付けて狙ってみる。

そうこうしているうちに目前をデカイピラルクがゆっくり通る。

まさかたべちゃったりしてネ。

なんて言いながら口元にプロリグを通してちょっと沈めたら

いきなりバフッと吸い込んだ。

カウンター的にあわせを入れて、ファイト開始。

食べちゃったよーって感じだ。

ピラルクはゆっくりと沖に走り、ゆっくりとなんとなくジャンプ。

そしてすぐに岸に寄ってきた。

ファイト時間5,6分か?

あまりのおとなしさにびっくり。

もっと引いてよって思うが天然じゃないしこんなもんかと諦める。

さすがにデカイからランディングは大変。

現地のこの池の担当員であるタイ人が水の中に入って岸に上げてくれた。

体長およそ130cm、重さ25kgといったところか。

鱗の周りのオレンジ色が綺麗だが、

口の周り、尾びれは赤くなっていてちょっとかわいそう。

写真を撮ってリリース。

IMG_2965.jpg


ルアーで釣れたのは嬉しかったが正直言って感動は無い。

というか、何だかもったいなかったって気持ちになった。

どうせなら本物の天然物と初めての出会いをすればよかったんじゃないか、

なんて思ったりもした。

でもこうなっちゃったんだから、これはこれでということで気持ちを作る。

最初はつってみたかったのに、

釣っちゃうとあまりのあっけなさにガックリ。

一体オレは何を期待していたんだろう。

そんなに深く考えちゃいけないんだと思う。

日本の管釣りだったらマスでも、ヘラでも、鯉でも、金魚でも

自然体で楽しめるのに、外国に来たんだからって気負っちゃダメだよね。

昼ごろになるとみんな冷凍アジを一匹づけでエサ釣りを始める。

えーエサでやるのって思っていたんだけど

でかいんだけど、ものすごく可愛らしいレッドテールキャットフィッシュが釣れているのを見て

オレもやる。

ルアーはほぼ食わないらしいし、ちょっとそんなノリでいいんじゃないかと開き直る。

ビールを飲みながらイスに座って、置き竿でのんびりとやる。

どうやらこっちのほうがこの釣り場らしい釣りだ。

で、エサをしょっちゅう盗られながらもなんとかレッドテールキャットを釣る。

夕方はもう一度ルアーでピラルクを試みるが駄目で終了。

結果的にはみんなで楽しむならいいんじゃないのってノリのアマゾン釣堀。

よくもまぁこんな場所があったもんだ。

デコ覚悟でルアーでやるも良し。

アジ丸付けで前アタリから楽しむも良し。

変な所に来ちゃったなという異次元を体験する所なんだと思う。

コメント (1)

匿名:

スゴイなー

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2007年04月02日 06:27に投稿されたエントリーのページです。

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