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5/15-17早明浦ダム二日目

二日目は前日に良いのが見えた(見えたといっても2,3匹だけど)

各クリークのインレット付近を重点的に狙う予定で出発。

なんと言っても夜の間、まぁまぁ雨が降ったので、これは当然インレット狙いだ。

上流に行く前にダムサイドのブイをヒラジャークで狙うとやはり小型。

デカイメスはまだまだ回復していなさそうだ。

もしくは何回かに分けて、まだ産卵のタイミングが合わず半プリでじっとしているのか。

よくわからない。

で、各クリークをランガンする。

しかし、期待のインレットに魚は居なかった。

ほぼ全滅って感じで水量の増したインレットには魚は着いていない。

水温下がっちゃったみたいだ。

"ヤバイ展開だ"

早明浦ダム、四国まで遠征してきて40アップ一匹も釣ってないし、

同じ釣りしていたら多分つれなそうだし。

ということで勝負に出る。

本流最上流部の低水温エリアに向かう。

もしかしたらプリが残っていそうだし。

しかし、上流へ向かうにつれて川のように流れてくる。

水温は下流の17~18℃に対して14℃まで下がっている。

しかし、いくらなんでも流れすぎ。

そこで流れが緩むエリアから水温に注意して下る。

そうしているとある場所から15℃に上がり始めて下流200mぐらいの所で17℃まで一気に上昇。

あまりに急な水温上昇。

エリアは狭い。

多分この落差の大きい早明浦ダムの上流の冷たい水は、

ディープへ急激に落ちてジェットストリームのようにボトム近くを流れ、

ダムの下部にある排水口からそのまま落ちて行ってるのだろう。

だからこそダムサイド付近でも上層の水温は高く、下流域から産卵が始まったと言える。

中、上流部はそれより遅く、今が正に激アフター。

そして残された狭い水域にまだプリが存在しているだろうと賭けに出る。

ジャークベイト不発の後、パワーバランス1/16ozジグヘッド待望のメスが来る。

サイズはアベレージだがプリプリのプリだ。

まだはたいていない感じ。

やっとみつけた。

そしてサイズアップを目指した3/8ozコンポジットスカートのテキサスリグに、

ついに40アップ。プリのメスが来た。

正にギリギリの展開のゴーフォーイット。

やばすぎって言う感じだった。

それにしても一匹だけど釣れるもんなんだよね。

狙っていけば。

自分的にはかなり面白い展開だったなと思う釣行だった。

まぁ番組では俺が何をやっているか、分かる人間には分かるだろうけど。

スポーン前後の関係が分からない人だと、もしかしたらたくさん釣れていて

最後に一匹良いのが釣れたって番組に見えているかもしれない。

でも、そうした人間たちでも、何年か後にこの番組の再放送を見て、

また違った視点で理解してくれるとオレは思っている。

その時に自分で考えられる最高のゲームを目指すゴーフォーイット。

今年は何回極められるのだろうか。

コメント (1)

お疲れさまです。
最後の8行にも書いてますけど、ん~っと考えさせられるモノがありました。
俺の住んでる長崎でも釣りビジョン見てる人がけっこういるんですが、まだまだその域まで達していないというのが現状です。
「SさんとかKさんは番組で大きいのをバンバン釣ってるけど、田辺さんは・・・」みたいな話をして来るのですが、いつもその度に
「あのね、違う次元で釣りをしてるんだよ!」って話をするんですよね。
早く、この子たちが同じ次元で釣りを理解してくれたら・・・もっともっと楽しいだろうなぁ~って思う今日この頃です。
俺もまだまだ勉強不足ですね!
頑張ります(笑)

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2007年06月15日 22:23に投稿されたエントリーのページです。

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