« 6/27-28 戸面原ダムへ | メイン | 7/2-4釣りロマン »

6/28戸面原ダムへ②

試合当日。

一斉スタートだって言うし。(勿論手漕ぎですから)

気合で前日のスポットへと向かう。

まー、その昔、津久井湖手漕ぎボートからバス釣りが始まったわけだから、

別にみんなに手漕ぎ負けしちゃうわけじゃないんだけど、とにかく必死で漕ぐ。

まーこの光景は普通のバスフィッシャーマンが見たら

引きまくり間違いなしって感じだろう。

バシャバシャ、ギコギコ、ゴキゴキって言う音が湖に響き渡る。

必死に漕いだせいもあってか(別に誰もその場所向かっていなかったみたいだけど)

見事に狙いのスポットに舟をつけれた。

開始して10分ほどでヘラが回ってくる。

コンスタントに釣れ始まった。

底釣りって面白い。

浮きの動きから連動したアタリ、タナの微調整、ハリに大きさやハリスの長さの

使い分けなどいじれる所が多く、上手くセッティングできると釣れ続く。

途中竿を替えたりして、自分的にはまずまずの釣果。

そんな中、橋の上からワームを垂らし始めた二人組みがいた。

俺の釣っている橋の丁度反対側からやっている。

見ていると25cmくらいのバスをかけた。

どうするのかな?と思っていると、そのままゴリゴリと巻いて10mはあるであろう

橋の上まで引き上げてしまう。

マジですかーと思っていると、その魚をポイと橋の上から放り投げ、

バスがバシャンと水面に落ちていった。

さすがにキレた。

大声でお前ら魚投げ捨てるなよーっと言う。

さらに、お前らなんかにバス釣りやる資格なんかないからなーと怒鳴る。

ちっちゃい声でスイマセンなんて聞こえたが、彼らはその場所からとっとこ消えた。

よもや下にいるヘラ釣りの人間に、おまえらバス釣りやる資格は無いなんて言われるとは

思っても見なかっただろうが、彼らははたしてどう受け止めたのだろうか。

それにしても信じられないバスの扱いだ。

一体どうすればそんな残酷なことが出来るんだろう。

勿論、初心者なんだろうし、もともとボート屋さんの意向でバス釣り禁止の

ヘラの聖域戸面原ダムで、バス釣りしていることも問題だが、

そういった人々はバスフィッシングというものをどう受け止めているんだろう。

魚の扱いに関して話が進んでいってしまうと、どんどん原理主義みたいになって

最終的にはだったら釣りするなってことになってしまうわけなんだが。

そんな中、自分の気持ちっていうところで魚を扱って欲しいとオレは思っている。

まぁ自分自身でも釣りに夢中になりすぎてしまい、

雑に扱ってしまうこともあり、反省しているのだが、

気持ちはいつでも持ち合わせているつもりだ。

そうした気持ちはメディアを通して伝わることもあるし、

セミナーで話をすることもある。

バス業界はやはり商業主義中心で、そうしたことに関してはとてもうとい。

ルアーだサイズだ釣り方だっていうことの繰り返しでずーっと来てしまっている。

”愛の無いバスフィッシング”はもーいいだろうってことで、

より積極的に動かなくてはいけない時期に来ていることは確かだ。

で、話はいつものようにまたまたずれてしまったが、

この日の釣果は59枚。

リザルトは8位。

久々にネオヘラでシングルに入ることが出来たわけで、

しかも自分の好きな釣りだっただけに、思い出深い一日になったのである。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年08月10日 23:17に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「6/27-28 戸面原ダムへ」です。

次の投稿は「7/2-4釣りロマン」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。