富里乃堰という管理釣り場でナリーズ杯というのがあり、
顔でも出してくださいよって誘われ参加する。
ナリーズって言うのは若手(ヘラの世界では)ヘラマン江成公隆という
人物が主催する、ヘラ会では珍しい順不同の人々が集まる会。
で、周りの人々、有名人達もたくさん集めちゃっての大会がナリーズ杯。
ナリーズのロゴはまんまノリーズのロゴ。
これって江成君がオレにパクってもいいですかなんて言ったのを
別にマルキューさんがダメって言わなければいいんじゃない。
なんていう程度でオーケーを出したのが始まり。
そうしたら、あれよあれよ言う間に100人単位でナリーズ杯やっちゃいました
なんていうスペシャルな会に成長しちゃったわけで。
でも、そんなスタンスでヘラの若手と交流するのも楽しい。
そろそろオリジナルのロゴも考えなきゃいけないんじゃないなんてオレはからかっているが・・・。
ヘラ会の中にあって、その自由でいて色のある人柄で人々を集めることが出来る
若い人間が出てきているのはとてもいいことだと思う。
正直な所、皆も知っての通りどんどん高齢化しているヘラブナ釣り人口。
まー日本の釣り人口自体ほとんどのジャンルでその傾向が見られるが、
とりわけ鮎、ヘラといった淡水の魚種でその傾向は強い。
はっきり言ってしまえば後継者となるべき淡水の近くにいる若者を
バス釣りが引っ張ってしまったという影響も大きい。
後継の若手の人たちが少なければ、その下の人口も当然少なくなってしまう。
いわゆる空洞化してしまう状態だ。
そんな状況の中にあっても、もっともっとこの楽しいヘラブナ釣りをより多くの
人々に伝えていきたいと願って新たなる行動を起こそうとしている人間の存在は
とても重要なことである。
この日の参加は99人。
女性やヘラ界の有名人も多くかなりの盛り上がりを見せていた。
富里はオレもプライベート釣行をしているくらいの良いロケーションの管理釣り場。
これからのヘラブナ釣りにみんなが希望を持つことが出来るような楽しいイベントだった。