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7/17-19 九州へ

九州佐賀への雷魚ツアーが決行された。

メンバーは行ける行けないなんて最後までズルズルやっていたいつものノリオ軍団遠征大好き組。

ワンバイト鵜山を筆頭に、ハーレム藤田、デザイナー榎戸、釣り女中村、

そして九州地元からハニースポット内村、さらにDUEL広報担当渡辺となった。

もともと九州雷魚ツアーは西村が大好きで年に1~2回は通っていたのが始まり。

今では荻野を始めシーバスの葉多埜まで通いまくっている。

それにしても雷魚を大人数でやりに行っちゃうのはある意味得策ではない。

何故かと言うとそんな大人数が入れる大場所なんてあんまり無いからだ。

その点をふまえ、ハニスポ内村と念入りに電話で打ち合わせする。

”結構大人数だからどうにかなるように場所選んでおいてね。
それと泊まりは綺麗で安いビジネスホテルでね。”

ぐらいの会話だけど。

当日、朝一の便でというか明け方の便で(6時だし)福岡空港へ向かう。

早朝AIR DOはかなり安くてみんなそういうの好きみたいだ。
(羽田5時着なんて初めてだし)

勿論帰りの便は最後の9時過ぎ。

羽田に着くと11時回ってお店はほとんどクローズ状態になるわけだ。

でもみんな好きみたい。スーパープライスを見つけちゃうのが。

まーそんなんで8時過ぎには博多に到着。

渡辺、内村が迎えてくれる。で、早速釣り場へ向かう。

今回の拠点は佐賀駅前の東横インにしたらしい。

確かに安くて綺麗だ。

勿論駐車場から歩いたりしちゃうわけだが、みんなそういうの好きみたいだ。

つまり、その拠点を中心に内村が現場チェックしていてくれたらしい。

しかしながら少し前(二日前)に通過した大型台風のおかげで、かなり多くのクリークが

マディーに変化。ウィードも流されちゃったらしい。

内村君まぁまぁ困っている様子。だってこんな多人数だしね。

佐賀のクリークってある意味凄い。

日本で農業のためにこれだけクリークを張り巡らして水の供給をしっかりさせている

場所はそうそうない。

普通は貯水池だし、大きな川から引っ張っちゃっているのがほとんど。

なぜこの地だけがしっかりと水路を張り巡らし、さらに機場を多く備えて水を補給できているのか。

土地がフラットなためにこのシステムが採用されたのだと思うが、

整備には相当お金がかかったことだろう。

ある意味で言えば自然を壊して人口にしてしまった場所だが実際にはそれ故に

良い水だったり、水草だったりが存在できて、日本の各地で見ることが出来なくなりつつある

あの雷魚が多く生息できる場所になったわけだ。

その昔、雷魚騒動と言うのがあって、食用の為に入れられた雷魚が日本全国で増えまくって

駆除、駆除と騒ぎを起こしていたらしい。

オレが生まれるかなり前のことだと思うが。

オレがバスをやり始めた1970年代にはもう既に「そんなことあったの」って言うくらい

雷魚の姿は無かったのだが。

その昔、波乗りの板を車に積んで、千葉の野池めぐりなんてやっていた時期にも

雷魚のいる池はとりわけ少なく、ヒシモが生える時期になると

フロッグをもって出かけていた思い出がある。

俺が考えるに、雷魚はバスにも増して水質の悪化に弱い。

特に洗剤だったり、工場廃水だったり、ケミカルな物に弱いように思う。

更に流れの強い所もダメだし、シャロー中心の生活だし。

日本でそんな条件を満たす場所はほとんど無くなっちゃった位、日本は壊れてしまったんだと思う。

生態的地位とすればバスより上位にランクされる魚で、

雷魚がしっかり生活できている場所では一等地になればなるほど雷魚が陣取っているように

今までの経験上思える。

それだけに、雷魚に良さそうな池や沼においてバスが生息できても雷魚には

適さなのは水質なんだろうなって思わざるを得ない。

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2007年09月17日 22:12に投稿されたエントリーのページです。

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