オールスタークラッシックの為にプラクティスを行う。
V6マリンを基点として,3日間泊まりでしっかり突っ込む。
今回の目的は、集中力を持ってやり続けられるエリアの発見だ。
数年前に比べて、霞ヶ浦水域のバスの数は確実に増えている。
だからといって、ガンガン簡単に釣れるわけではないが、
ありえないくらい釣れないじゃん、という時代からは脱却した。
つまりどのエリアでもちゃんと釣れば、魚はどうにか手にすることが出来る。
そこで問題となるのが、じゃービックフィッシュを混ぜながら、
自分の思い描く釣りを進行できるエリアは、何箇所あるんだってことだ。
つまり、プラクティスの方向性は消去法。
ここじゃないだろとか、この釣りじゃ嫌だろってことで、
この広大な水域で自分にフィットしたエリアを探し出そうというもの。
で、一日ごとにエリアをある程度絞り込んでやってみようかな、
とプランを組む。
まずは北浦をなんとなくチェック。
大変なことになっていたらちょっと困るので見に行く。
しかし、やはり普通もしくは小バスが拾い釣りで釣れて来る状態。
オレ的にはきっと来ないはず、で消去。
常陸利根川エリアは良いバスも随分混ざる。
そのことは十分解っているので、釣り込むというよりも、水の雰囲気を見て回る。
北利根川や横利根は端からパス。
二日目は本湖。
そして流入河川をチェック。
しかし、まともに釣れない。
河川はベイトが少ないというよりは、プランクトンが少ない感じの冬っぽい綺麗な水。
この感じはオレ的にはやっぱり消去。
本湖は何時だって水次第。
あまりにも日替わりなので消去しようが無い。
本番での状況次第なので、今日釣れなくても関係ない。
それにしても、蛇カゴのインサイドとか打てないルールはちょっとヤダ。
WBSでは良くて、なんでオールスターは駄目なわけ。
元々はアサザエリアをエレキで突っ込んじゃうと文句が来るからという事が発端らしいが、
だったらアサザがあるところだけ気を使えば本筋は通ると思うのだがどうなんだろう。
バス釣りをやりたいんだったら小さく、申し訳なさそうにやらなきゃ駄目だよっていう
子供向けルールのような気がしてならない。
もっと胸を張ってバスフィッシングを主張できる体制が取れるレイクだって
たくさん出来ているんだが、全国を見回せば、まだまだ全然バスは認められてないのも
紛れも無い事実なわけだし。
まーこんなものかもしれないし、とてもイライラしちゃう状況ですよ、本当に。
で、この日とっても手ごたえがあったのが小野川河口エリア。
ビックストラクチャーにビックバス。
これこれって言う感じ。
これだったらオレは行けちゃうぞって言う嬉しい発見。
このエリアでなんとかしたい。
残るは土浦方面の数本の河川。
ビックフィッシュの可能性も十分にあるそうしたエリアを、プラクティスの最終日にチェック。
特に桜川は要チェックエリア。
上流部までを朝からしっかりチェックする。
しかし、どうもピンと来ない水の状態。
ベイトも本当に少ない。で、消去。
最終的に殆どの場所を消去しちゃった今回のプラクティス。
残ったエリアが本番で何も無ければ、かなりやばいと思う。
しかし、やっぱり自分の求める釣りから逃げちゃうわけには行かない。
最後まで自分を信じる。
やっぱりそんなゲームがしたいからね。