ルアマガグラビア撮影の為、亀山ダムへ入る。
今回のお題はザ・メッセージ。編集はマイケル野村。
最近オレ自身が最も力を入れている、バスフィッシングって何だって言う
バスに向かい合うスタンスを実釣を通して表現して行こうって言う企画だ。
そして選ばれたのが亀山ダム。
メジャー中のメジャーだ。
はっきり言えば、一歩間違えるとやっぱりヤバイ亀山ダム。
そんなに簡単じゃないのは解っている。
でもそんな中だからこそ、自分の釣りで向かい合うスタンスが結果的にも伝わりやすい。
本当の話、最近の日本のバスフィッシングは、琵琶湖とか八郎潟を除くと、
小さく、小さくまとまっていってしまっている。
とにかく魚を釣る、というバス釣りがバス釣りになってしまっている。
でもバスフィッシングってただのルアー釣りじゃないでしょ。
相手はあの、類まれなゲームフィッシュであるバスですよ。
ということを皆に認識してもらいたい。
といおうか、一歩間違えるとその内皆飽きちゃうんじゃないのっていう心配もある。
5年や10年バスフィッシングをやって、自分の進化をただ単に何匹釣れたかって聞かれることに
恥ずかしくないくらいに、答える為に止めてしまっている釣り人の多いこと。
びびろうが、びびるまいがどんだけやったって解らない事だらけのバスフィッシングだから面白いのに、
自分の可能性を越えることが出来る時だってあるから面白いバスフィッシングなのに、
何でみんな立ち止まってしまっているのだろう。
そこの所をどうにかしたいわけなのである。
どこまでそうした部分を皆に伝えて行けるか解らないが、ザ・メッセージというタイトルのバスフィッシング。
これからも機会あるごとにチャレンジして行きたいと思っている。
よろしくね。マイケル。
コメント (1)
非常に考えさせられる内容ですね。(逆に言えばコメントしにくい内容ですが・・・)
若輩者ですが、コメントさせてください。(と、恐る恐る書いてみる)
私はバスフィッシング歴15年目になりました。確かに田辺さんも言われるように「バス釣り」に飽きてしまい一時休止していた時期もあります。
しかし数年前に10歳以上も年下の子から、「バス釣りされますよね!!教えてください!」と言われ、再スタートした訳ですが、今から振り返れば、ここからが、本当の「バスフィッシング」の始まりでした。
人に教える事で、自分が勉強になる事が沢山ありました。
初心者の子は、まずは「1本を釣ること」から始まって(基本は大事だけど、釣れなきゃ、つまらなくてやめちゃうでしょ)→「その日の状況をみて1本」→「課題を決めて1本」→「自分の得意な釣りを見つけて数本」→「得意な釣りを増やす」・・・とその子のテクニックは順調に上達してしまい、今では私よりも上手いと思います。(昨年よりバスプロ目指してフィッシングカレッジに行ってしまいました。もちろん、バスの生態や外来魚問題、そして釣り場環境の事まで・・・そう言った物すべてを含めて「バスフィッシングなんだ!」と言う想いをたたき込んでおきましたよ!)
そんな私は、昨年の大阪フィッシングショーで田辺さんから「島根にもしっかりとバスフィッシング環境を整えたレイクを作って、俺を呼んでよ!」と言われ、現在は清掃活動の開催、行政や地元住民の方達と話し合いを進めています。
脱線してしまいましたが、私の「バスフィッシング」は、皆が気兼ねなく楽しめる環境を作り、そのレイクで自分の釣りを楽しむ事です。
長文失礼しました。
投稿者: bass-brother(弟) | 2008年01月28日 11:09
日時: 2008年01月28日 11:09