東北地区、エコギアパワーオーシャンカップクラッシックのために、小名浜へ行く。
ここの堤防はもの凄く長い。
それだけに釣り人たちにとって見れば、かなり攻め甲斐のある場所。
事前情報でも、朝一はソイ、そして日中はアイナメが釣れているという。
参加者には直前に場所の通知をするし、前プラ禁止なのでイコールコンディションの試合が出来る。
ところが今回、堤防の中間３００Ｍほどが、沖に入れるテトラ作業のため、立ち入り禁止部分となってしまっていた。
その為に、試合を途中に渡船での移動を試みて、２つのエリアでやろうということになる。
朝一、やる気満々のクラッシッククォリファイの人間が集まってくる。
それにしても皆見たことのある顔ぶれ。
面白いもので、バスと同じようにロックフィッシュトーナメントでも釣る奴は釣るわけで、3尾きリミットがなかなか揃わないロックフィッシュの試合においても、その中でコンスタントに魚を持ってくる人間が上位を占めるのである。
そして、そうした人間はやはりキャリア長めのやりこんだ人間なのである。
海での試合としては、かなり成立したトーナメントであることが、そのことからも分かる。
だからこそ、これだけ人気の出る釣りとなったのである。
で、結果はというと、なんとウェイインできたのはたったの三人。
ここまでタフコンディションだったわけという、驚きのクラッシックとなってしまったのである。
それでも、皆最後まで諦めることなく攻め続けていた姿勢が、オレ的には嬉しかった。
やっぱり釣りって凄い。
それにしてもこれだけの大場所で、いくらタフだからって魚少なすぎ。
その全てはやはり、リミット制限の無い現状の海釣り体制にある。
こうした渡船でしか渡れない場所こそ、ローカルからでも良いから、体長制限とか匹数制限とか出来てくれないかなと何時も思うわけで。
でも、諦めることなく、そうした日が実現することを願いつつ、しっかりした釣りを伝えていこうと思っていますよ。