フリーダムさんから山中湖ガイド体験記が届きました。
ガイドは勿論、ノリーズプロ中原さん(センターフィールドhttp://www.center-field.jp/)です。
一回のガイドで自分の釣りが変わっちゃうってことありますよ。
未体験方は是非トライしてみてください!
それではガイド体験記どうぞ。
富士五湖の1つ、山中湖をホームレイクとして通い出して丸4年目の2008年4月16日。。
人生初の、ガイドフィッシングを受けました!
ガイドスタッフは我らがノリーズ プロスタッフの一人:中原 秀樹プロ
中原プロは山中湖西岸にてショップ:『センターフィールド』の店長であり、山中湖
でのトーナメントにおいても輝かしい成績をいくつも残してる、優秀なトーナメンターでもあります。
≪ガイドを受けようと、決心したのは…≫
『とにかく現場の実釣から学ぶ とにかくフィールドに立ち続ける』をモットーにド
素人から紆余曲折で今に至る私は、時期にして大体4月から6月2週目程度はとにかく
鬼門でした……
いつの日か山中湖仲間からは『初フィッシュを獲ると2ヶ月デコる男』と言われたり…
昨年まで3年間。自分のモットーを貫いてとにかく色んな事を試しました。
けれど、結果の【け】の字も出ない現実。。悟りましたヨさすがに(-_-;;;
自分が築いてきた物だけでは春のバスを追い掛けるには【足りない】又は【根本的に違う】のでは?と
≪ガイド本番≫
約束の時間、朝モヤが湖面を覆いきった中、お店前に中原プロの愛艇:ステーサー400SF
が牽引された車が到着。バサーなら萌え!な光景にうっとりしてて写真を撮り忘れました…(すいません)
前夜から高まりっ放しの気持ちが最高潮になったのも束の間。。
ココでプチトラブルが!( ̄▽ ̄;;;(店長、次回そうなったら遠慮無く言ってね)
手早くランチングを済ませ、朝7時を回ったので桟橋からヤマハ40馬力を全開に朝イチ
ポイントに直行しました。(4サイクルのため、全開でもエンジン音が本当に静かです)
この時期定番『なぎさボート店沖』へ
エリア全体の特徴として北岸と西岸が交わる、角になっていながら沖は水深も有り、
シャローはコンクリート架台など沈み物が点在、ウィードも生え始めてて桂河の流れ込みも有る通年
釣れるスポットです。
しかし今回はウィードが生えてる訳ではなく、全体的にプアなファクターが多いのに
中原プロいわく「ナゼか釣れるんだよね」を信じて春の定番:赤ジェッターをチョイス。
投げて巻くを数投しながら中原プロが「この時期のバイトはモワっと重く…」と
言い終わるかどうかの矢先、確かにモワっと来ました。
こうなるとフリーダムはいやらしい人間になります( ̄ー ̄;;;
中原プロが一生懸命説明してるのに内心『食った♪』と喜んでて説明なんか聞いてません…
引いた所で『こんな感じですね!』としなるRRを見せます。
寄せて来ると案外引くのでビビりが入ってますよ、私…
ネットを構えた中原プロが『バラさないでよぉ~?』とチクリと刺してきます…
ボート際で最後の抵抗するバスですが、HB-SP680Lの柔と剛な特性にはかないません。
無事、ランディング。計測すると43cm1,350gのアベレージですが一応プリ。
お腹はポテっとしてました。
私は680L、赤ジェッターでようやくまともなサイズが釣れたのが嬉しくて。
中原店長は数日前からの自身の実釣で手応えの無さからデコるのではという不安が解消出来て。。
まるで初バスを釣り上げたビギナーのように二人して地に足が付いてないような嬉しさで
暫くは笑いながらこのバスに至る、互いの思いを話します。
『じゃぁ~今日はいっちゃいますか!!』
中原店長の一声で我に戻り、互いにルアーを変えながら釣れたスポットを攻めます。
中原店長はこの冬からのフェイバリット:赤ジャカブレード 私はレイダウンミッド・レギュラーから。
暫くノーバイトが続いたので中原プロはHR-100、トップルアーにチェンジしながら
攻めます。すると、トップルアーに数匹のバスがチェイス、しかし食わずにUターン。
再びキャスト、今度はかなりスローに誘いを掛ける中原プロ。
私はその光景をしばし見学。
群れで様子見してる中、奥から1匹が猛ダッシュで中原プロのルアーに食って反転、
しかしフッキング
がやや早かったのか、抜けてしまいました。
『移動しようか?』その言葉に二つ返事でOKしました。
≪ラン・ガン≫
中原プロは山中湖全体を。私は主に平野エリアをメインに釣行してるので互いに状況を話し合いながら
大池、長池、ママの森エリアを遠目で見ますがどのエリアも平日の割にかなりのボートが浮いてます。
結果、アフター一色の時期に割合太った魚が単発ながら釣れる、また私も前週に1,650gを
釣った、SPGとか専修大前と言われる南岸に入りました。
私が釣れたスポットを中心にブレイクやシャローフラットをレイダウン110 ミッドレギュラー レディフィ
JH 前週のヒットルアー:バグアンツH/Fキャロで攻めますが不発。けど中原プロのハ
ミングバードは確かな生命感を捉えてるのでタイミングを変えて打つ事に。
再び移動して次は長池のエリ(定置網)群地帯へ。
ここはニアディープ・ニアシャローの典型的なエリア。
いくつもあるエリの沖は山中湖には少ない起伏がボトムにあり、ブレイク下には沈み物も点在しながら
ワカサギの回遊ルートにもなっています。
そこを、今回のガイドで学びたかったレディフィJHのスイミングで攻めます。
中原プロのロッドの振り方、ラインスラッグの加減etcそれを見ながら自分でもトライ。
ダメ出しされながらも徐々にワームがスイミングする感触が伝わって来ます。
正午を告げる鐘の音が湖上に響く頃、全体的に曇り出し、風も南風が強まりました。
もしかして? JHタックルをしまい、朝のなぎさ沖に走りました。
こういう時に40馬力というパワーは本当に頼りになります。そしてそれを駆る中原プロの操船技術も。
プレーニングに合わせながらエンジンのトリム角を調整。。油圧トリムのモーター音に萌えながら
その気になります…風向きや風力などの変化が出た時にその変化で生きるだろう、エリアに直行出来るというのはルアーやロッド以上に大切なタックルなのかもしれませんね。
なぎさ沖は予想通り、適度な波風が立っているので朝の赤ジェッターを再びチョイス。
巻きながら中原プロからは『管釣り以上に天然フィールドのバス釣りにこそラインを見る』
とアドバイスされます。
当たり前と言われたらそれまでですが、ラインを見る事によってロッドやリールに出ないバイトを
モノにすればキャッチ出来る魚も増える…何気無いアドバイスの中にトーナメンターとしての
中原プロの一面を垣間見ましたね。
そんな中、お約束でバイトが!思わず叫ぶ中原プロ。。まぁ~感触はヘラor鯉ですね
( ̄▽ ̄;;;
でも、おバカなフリーダムは確かにこの日のパターンを掴みました。
【中原プロがアドバイスしてる時に赤ジェッターを巻く!】が今日のパターンだと…
まぁ~当然の如く秒殺で却下されましたが……
機が熟すのを待つつもりで昼食を挟んだのが裏目になり、午後はベタ凪に近い穏やかさの中
三度、長池エリ群へ。
先行のボーターはセンターフィールドの常連さんらしく、中原プロと情報交換してますが
その方が『ガイドならどうぞ 他を打って来ますよ』と譲って戴く所に店長としての
中原プロのお人柄、その店に出入りするお客さんのお人柄、両方に感動しました。
暫く流すもベイトすら回って来る気配が無いのでGPSにマーキングされてる沈み物を
中心にランガンしますが、不発。
次は朝良かった、SPGに再び入ると、岸に数羽のサギ系の鳥が見えました。裏付けるように
ハミングバードがベイトを僅かながら捕らえてる所にテンションも上がりますが、不発。。
そこへ、長池エリ群で釣りをされてる方から中原プロの元へ食いが立ってる、との電話
に直行しました。タイムアップが目前の16時過ぎ、『ココで心中』と互いに腹をくくり
JHに信じてキャストの繰り返し。
途中、フワっと軽くなったり重くなったりのバイトがあれど、フックアップまでいか
ずにタイムアップで初ガイドは終了となりました。
結局、この日は開始早々に赤ジェッターでキャッチした魚しか釣果は有りませんでした。
それだけ、中原プロの技術をもってしてもこの日はタフって事なのです。
ガイドフィッシングというと、デカイ魚の釣果最優先な風潮を感じる時も有りますが
今回受けて感じたのは釣果だけでは無いなぁ~と思いました。
冒頭に挙げた通り、私は春のバスフィッシングにおいては無い物だらけで、それを
自分に加えるには何をどうしたらいいのかが漠然としていました。
けど、山中湖を熟知されてる中原プロに同伴して戴きながら、各有名スポットを周り
実釣、レクチャーをして貰いながら確かな手応えを今は感じています。
ちょっと乱暴な表現になって恐縮ですが、釣果なんてのはそうやって得た物を武器
に、自分で積み重ねればいいのでは?って私は思っています。
湖上で思わず叫んじゃう、その時の自分が出来る最高のクオリティーゲームをこれからも
続けて行く上で、ガイドフィッシングは私にとって隠し味になるかもしれませんね。
私が今回、ガイドを受ける際にテーマにしたのは『春の考え方と攻め方』でした。
各個人で釣りにおいての得手 不得手はあるかと思います。
何かしら自分に対してテーマを持って臨めばガイドスタッフもエスコートしやすいだ
ろうし、受けた自分も収穫がきっと有るかと思います。みなさんも1度受けてみてはどう
でしょうか?
最後にまとまりの無い長文、乱文失礼しましたm(__)m
使用TACKLE ※BAIT REELはIOS仕様
RATTLIN JETTER HB-SP680L×TD-Z103H改
DEEPER RANGE HB-SP630M×STEEZ100H
LAYDOWN MID110 HB-SP560L×STEEZ103H
LAYDOWN MID(R) HB-SP511LL×PIXY改
CAROLINAR RIG 660H ×STEEZ100H
JAKA BLADE 650MH ×STEEZ103H
LADY FISH (JH) fenwick Sight Special×CALDIA KIX2004
※BAIT REELはプチIOS仕様
コメント (1)
レポートありがとうございます。
フリーダムさんがガイドを受けた動機は自分の悩みと同じです。
ホームでのプロのガイド、私も受けてみたいです。
投稿者: ショット堂 | 2008年04月29日 11:29
日時: 2008年04月29日 11:29