天気予報は朝から雨。
前日まで暖かい晴れた日が続いた中で、いきなりの低気圧。
これはバス行くっきゃないでしょってことで、牛久沼へ向かう。
2月にゴーフォーロケで行った時に、ワカサギパターンも発見できず、
思いっきり食らってしまったレイクだ。
どうにかしたいと思いつつも中々日程が取れなかったが、
この雨のチャンスを逃す手は無い。
朝一、気温は8℃位。
昼には12~13℃まで上がるらしい。
水温は8℃台。
前回来た時は朝5℃くらいだった水温、それから比べれば十分にいける。
この日やりたかったゲームはスピナーベイト、ジャークベイト、そしてフリップ。
さすがに来ている人間は少ない。
予報はバッチリ雨だから。
しかし、だからこそ来る人間もいる。
オレみたいにね。
だって巻きたいんだもんって言うのが本音の所。
気温は寒いんだけど下がっていない水温に気をよくして、朝からガンガン流す。
とにかく流して行けば何かあるんじゃないのと思い、
へっこみも、出っ張りも、ガマもアシも関係なく行く。
11時ごろまでに茎崎橋の手前まで進む。
そして気が付いたことがあった。
ワカサギである。
ここまで来る間に、何回かワカサギの小魚群を目にした。
その魚群は決まってアシの張り出しの外側に居たのだ。
更に二回ほど、アシの奥へキャストしたスピナーベイトがアシに引っかかって
ガシャガシャっと葦を揺らした時、逃げた魚の波に遭遇、
そのどれもが葦の外側なのである。
それまで1/4ozシャローロール、3/8ozシャローロールをつけていたのだが、
ここで1/2ozレギュラーのクリスタルSにする。
葦の外側をやってみたくなったのである。
ボートポジションを遠めに取って、
葦に届くか届かないかぐらいのキャストで、葦を揺らすことなくスピナーベイトを巻き続ける。
ロッドは600M。
リールはコンクDC100。
ラインはT-5 14lb。
丁度いい感じで見えない葦の枯れた茎にヒラを打ってくる。
3/8ozだと相当ゆっくり引いてこないとぶつかってこないのだが、
1/2ozだと無理なくヒットさせられる。
いい感じだなと思い、続けているといきなりのバイト。
1100gぐらいのオスのナイスバスだ。
コレだったのねって感じである。
自分のリズムで、自分の狙った魚に出会う。
一人ぼっちも悪くない。
そんな一匹だった・・・。続く