翌日に高滝湖、ノリーズカップが行われるため、
前日入りして湖の状況を見るって言ってもこの日の狙いはヘラ。
高滝ヘラノッコミ情報も入っていたし、
更に翌々日にヘラブナ社の取材も入れてあるので、
その下見もかねてって感じだ。
前日、プロスタッフ石井君からの情報では古敷谷川の堀込橋付近で
少しだけどヘラはたいてましたよってことだったので、
まずはボート屋から左へ向かう。
古敷谷川を見ていくと、橋の下のサンドバーに囲まれた浅場で、小型ながらヘラがはたいている。
で、ちょっとやってみようってことで、水深40cmくらいの超浅場藻ギリを攻める。
最初は何事もなかったのだが、暫くしてはたきの音が大きくなってくる。
見ているとヘラのサイズがぐんぐん上がってくる。
どんどん差して来ているのだ。
何だかヤバイ。
で、急激にウキが動くようになる。
ボートの周りをヘラが走り回り、ゴミと藻の中でバシャバシャと凄い。
で、10時ごろから一気に爆発する。
しかし、ウキが動き合わせても釣れてくるのは全てスレ。
それでも皆、40~45cm位の超弩級ヘラなのである。
全然エサを食べてくれない。
寄っては来てくれるのだが、ことごとくスレてしまう。
しかし、あまりの凄さにヘラブナ社に電話する。
午後二時くらいには行けるという。
いきなりの展開となる。
しかし、その後もスレに続くスレ。
どうすりゃいいんだよーって感じだ。
ヘラブナ社編集長の里ちゃんが到着するまでに弩級ヘラ10枚はスレでかけていた。
更に、彼が来てからも激しいノッコミは続き、ウキは動きまくるがやはりスレ。
とりあえず写真は撮るが、全部スレでオレ的には一枚も釣れてないから、
ちゃんとそのこと掲載してよねと念を押す。
それにしても普段、お目にかかれないような見事なヘラだ。
45cmで2kgってかんじ。
ヤバ過ぎる展開は夕方まで続き、結局デコって終了。
こんなチャンスに全く何やってるんだよって感じの一日だったのである。