長野にある大手釣具店バンバンでセミナーを行う。
この店はアウトドアー部門も充実していてかなり豊富な品揃えが売りだ。
セミナーは1時からだったのだが、11時頃に到着。
マルキュー部隊は既に展示品、セミナー会場をセットアップ。
この日一緒にブースを出すことになっていた、マイクロ藤田一派も
既にセッティングを終わらせている。
オレはとりあえず店内を一周。
更に2階のアウトドアーコーナーで衝動買い。
カルフォルニアのメーカーでCAL-SOLっていうブランド。
全然知らなかったメーカーだけどなんか良い感じ。
更にバンダナも購入。
すっかり買い物モードに入ってしまう。
そのぐらいその気にさせてくれる店だ。
セミナーにはかなり大人数が来てくれた。
長野にはノリーズ系テリー寺島の店や、ブー水野のショップがあるが、
ここバンバンのお客さんとダブっているのか、俺にはわからない。
ただ、関東周辺に比べて、長野エリアはまだまだロードランナーの普及率が低いと言うこと。
つまり、まだロードランナーを使ったことがないバスマンがたくさんいると言うこと。
で、セミナーの内容的には最初の前半戦は最近のルアーの話。
そして休憩を挟んでびっちりロードランナーの話という予定を組む。
セミナーをやるとき、オレ的には詳しい内容を決めていない。
フィッシングショーなんかではキッチリと限られた時間内でサブジェクトが決められているので、
ある程度まとめておくが、ショップや大会のセミナーなどでしゃべる事はその場のアドリブ。
つまり聞いてくれる人たちの反応や顔色を見ながら説明レベルを替えていく。
今回のバンバンの場合は場所柄、野尻湖や木崎湖の内容も混ぜてじゃべっていく。
クリアウォーター、スーパーハイプレッシャーでのスモールやラージの釣り。
でも、その中に強さのあるルアーを入れていくタイミングが必ず存在することを語る。
所謂ルアーの強さの使い分けだ。
一歩間違えてしまうと、やっぱ食わせでしょって走りがちになってしまうこれらレイクで、
自分の釣りを築き上げるのは確かに簡単ではない。
しかし、そんな中でも入れ時って言うスタンスで、ルアーを扱えるようになれば、
その応用は、他のどんな釣り場でも出来る。
ロッドの話にしたってそうだ。
ロッドに対する自分なりのアクションやパワー、硬さや軟らかさの基準がもてれば、
どんな釣り場に行っても、自分でロッドを選ぶことが出来る。
小さくまとまってしまわないための釣りを語っていくと、
どんどんみんなの目が輝いてくる。
そう、ポジティブになっていくのである。
バスフィッシングって、オレでもそうだが、その気で行って上手くはまることなんて滅多にない。
トライ&エラーを繰り返しながら、たまにうまく行っちゃう時を積み重ねるしかないのだ。
小さくまとまってなんとなく無事っていう釣りを続けちゃうと、うまく行かせられる日でも、
知らないうちに普通に過ごしちゃうわけで、そんなもったいないことは無い。
さて、今回のセミナーに参加してくれた皆は、折れずに頑張ってくれているのだろうか。