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4/30 相模湖でヘラ

ヘラブナ社取材のため、相模湖へと向かう。

先日、ゴーフォーのロケをした際、柴田ボートの橋本さんが、

もう少しすると本湖側でもヘラが釣れ始まりますよ。

単発ですけど47cmが出ているんですよ。

と言う言葉が忘れられなかったのである。

ガキの頃から通ってる相模湖で、ちゃんとヘラと向かい合ってみたいと、

前から思っていたので、じゃぁやってみちゃうしかないでしょってことで決定。

ヘラブナ社のページって最近、ヘラ版ゴーフォーイットになってきちゃってる。

でも、だからこそ面白い。

俺の中の釣りって、どれも同じようにとらえちゃう。

一匹との出会い、感動、そして記憶に残る釣り。

この三大ワードが原点であり、目標でもある。

本湖で、しかもデイゲームでのヘラ釣り。

ヘラブナ社としては、ヘラが釣れて取材が成立したことってなかったんじゃないと

言うくらい、レアでコアな世界。

二日後にはアルゼンチンに飛ばなくてはならなかったので、

ハナからリテイクなんか考えられない。

で、なんとか一枚でもいいから出合せてって感じで、

ボート店斜め右方向へと向かう。

シャローフラットが張り出すあたりにボートを着ける。

15尺で底が取れるくらいの水深。

釣り方は底釣り。

餌は両グル。

バラケを入れすぎると、ジャミが寄ってきて大変なことになるらしい。

打ち始め、30分位してウキが動き出す。

釣れて来るのはヤマベ、ハヤ、そしてニゴイ。

グルテンだけでも大変なことになっちゃっている。

で、一体何時までこんな状態が続くわけって、ちょっと不安になる。

だって餌を打ち込んで、ウキが立つや否や、ギュンギュン動いて消しこんで行っちゃったり

するわけだから、ある意味「またかよ」「まただよ」の繰り返しなのである。

でも、だからって諦めちゃうと、何も起こらないことは解っている。

そんなことを3時間位続けていたとき、浮きの動きがだんだん静かになってきた。

そして、更に30分くらい打った頃、しっかりとした小さいアタリでヘラが来た。

嘘だろ~というくらいの状態で立って取り込む。

サイズこそ37~38cm位だったけれど、もの凄い嬉しい一枚。

編集長里ちゃんも「田辺さんやっちゃいましたね。」と嬉しそう。

こうなったら、ガンガン行っちゃうからねと、気合を入れなおして更なる一枚を求める。

でも、その後はまたまたジャミの猛攻と、強くなる流れと戦うのみで夕刻を迎える。

終わってみればなんと1枚。

一体なんだったんだろうあのヘラ、と言った感じだ。

でも釣れちゃったわけで。

良く、バスでもそうなのだが、1日やって終わってみれば一匹というのは多い。

デコよりは全然良いのだが、1匹ってだったら何で2匹にならないのって言うところが

不思議な感じ。

で、一匹の価値。

十分堪能さしてもらえた相模湖だったわけですよ。

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2008年07月25日 07:45に投稿されたエントリーのページです。

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