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5/31-6/7 パプアへ

パプアニューギニアへのパプアンバス釣行が実現する。

前回のパプアニューギニアからピッタリの丸十年。

その間、チャンスがあればと思ってはいたが、

ロッジやガイドと中々上手くめぐり合えず、

今に至ってしまったわけなのである。

今回も事の発端は、ワンバイト鵜山君の秘境釣行情報から、

去年行って来たんだけど、かなり良い感じで釣りが出来るとこあるんで、

皆で行きませんか、って言うところから始まった。

メンバーは鵜山君サイドから3人、ノリーズ系は青野ダム徳永、

釣り女中村と計7人。

かなりの大人数なのだが、ロッジを貸し切り状態で使ったほうが何かとやりやすい

でしょという彼のセッティングで実現。

パプアニューギニアはオレにとってやはり秘境中の秘境。

特に、前回にも行ったニュービリテン島の大自然は、ほかで中々味わえない。

川で釣りをしていて、赤や青の原色系インコが上空を横切って飛んで行く場所なんて、

なかなか無い。

というか、オレとしては他ではお目にかかっていないわけで。

その印象がともかく強烈なのである。

パプアニューギニア自体は、世界でも屈指のデンジャラス地帯。

特に、首都のポートモレスビーなんて、昼間でも街中歩いたらかなりヤバイですよって所。

夜の田舎道ドライブもかなり危険らしい。

地元の人間でも夜の移動は避けるという。

それだけに、空港まで送迎してくれるようなロッジを見つけないと、釣りをするのは難しい。

今回の釣行は、国際線で本島のポートモレスビーまで行き、

そこから国内線で。ニューブリテン島に入り、そこから直接ロッジに行けるというもの。

10年前には、ニューブリテン島に釣りのロッジなんて存在していなかったし、

本島から船で10時間くらいかけていった。

もちろん泊まりも船中泊。

まーそれしか方法が無かったわけで、当時のオーストラリアガイドのバリークロスは

本当にパイオニアであり、もの凄いチャレンジをしていたわけなのである。

そんな彼がいたからこそ、オレもあんな凄いパプアンバスに巡り合えたわけで、

一生の思い出になったわけなのである。

現在、パプアンバスに巡り合うことはそんなに簡単じゃない。

しかも、あの時オレが釣った20kぐぉ越すような魚はそうそう居ないらしい。

ワールドレコードでさえ20kg以下なのである。

本当に数少ない数軒のロッジが、地元で釣りが出来るように部族と折り合いをつけ、

釣り可能な場所を作り上げただけで、殆どの土地は閉ざされたまま。

まー言ってみれば、ヤバイ部族たちが地元へのよそ者の侵入を、

今でも拒んでいるという状態なのである。

それだけに、開拓されたパプアンバス釣り場は貴重な存在。

で、今回はその一つのエリアに入れることとなったのである。

今回行ったロッジは、およそ4本の川を、ロッジの周りで開拓していて、

メンバー達は出来るだけ、一日一本の川を各チームで釣りが出来るよう割り振りして、

4日間の釣行をローテーションで回れるようにした。

結果的に、初日オレは8kgのスポッテッドパプアンバスを筆頭に3本。

2日目デコ。

3日目1本。

4日目1本といった感じだった。

アベレージは3~4kg。

ストライク数は一日3~5回くらい。

もちろん川によって、コンディションによって変わってくるが、

毎日結構エキサイティングな瞬間が訪れるのである。

使ったルアーは殆どトップウォーター。

俺の中で一番良かったのがサーフェイスブル。

皆はスキーターポップを多用していた。

タックルはサンダーシャフトの730MHと730Hを改良。

ショートにして、テクニカルキャスティングモデルにしたロッドと、

コンケストの250DC、300.

ラインはPE5-6号、リーダーは100ポンドといった感じである。

攻めの中心は障害物。

張り出したブッシュやレイダウンなど、とにかく障害物をタイトに狙って、

ドカーンと出したら強引にパワーファイトといった釣りだ。

まーとにかく凄い釣りだ。

なんと行ってもあの原生林の中でトップを引きまくり、いきなりドカーンと来てそしてパワーファイト。

1匹1匹との出会いが楽しく、とても嬉しい。

今回もの凄いサイズには巡り合わなかったけど、かなり楽しい釣りが出来た。

やっぱり、インコやオウムが飛び交ってくれたし、まさに秘境気分満喫。

やっぱりオレってこういう出会い系の釣りが好きなんだなーと再認識。

機会があればまた違ったエリアに突入して、パプアンバスと出会いたいと思っている。

コメント (2)

はじめまして。静岡県在住の玉手箱です。秘境でのパプアンバス釣り・・・。とても面白そうです。

豪州のバラマンディを狙い続けて早くも10年が経過。次のステップはパプアンバスかな。
今後もドキドキ・ワクワクするような釣行報告を是非お願いします。

お時間がありましたら、国内最詳バラマンディ情報HPを目指す「擬似餌の玉手箱」をご覧くださいませ。9月下旬にはテリーのガイドでメーターオーバーを狙ってきます。では、また。

貴パパ:

今年になり、多分パプアから帰国された辺りだと思いますがタイミングよくその10年前のパプアの映像を見ました。
とってもタイムリーでビックリなんですが、当時エコギアのワームを駆使してバンバン釣っていく東洋人(田辺さん)は現地人にとっては凄い衝撃を受けている感が伝わってきてました。

10年たった現在はどうだったんでしょうか?

開拓された貴重なエリアはずっと楽園であって欲しいですね♪
そしていつかは行ってみたいと思いました!

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2008年08月21日 08:58に投稿されたエントリーのページです。

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