« 5/31-6/7 パプアへ | メイン | 6/12-17 イタリアへ »

6/9-10   河口湖へ

ヘラブナ社取材で河口湖へ行く。

テーマは”美ベラが釣りたい”だ。

オレがやったことがある釣り場で、最も綺麗なヘラが釣れるのは、

なんと言っても芦ノ湖と河口湖。

魚体は体高もあり、そして何と言っても鱗がピシッと並んで、

飴色に艶やかなのである。

両者ともにクリアウォーター系、ウィードレイク、それも湧き水系の天然湖である。

さらに、ヘラの試合もあまり行われていないため、

フラシの中に詰め込まれて、ヒレがボロボロになっちゃったりもしていないし、

本当にいい感じの美ベラなのである。

で、この日、パプアニューギニアからの便がオーバーブッキングでぐちゃぐちゃになり、

二日間も延びてしまい、朝の7時に成田到着。

そのまま家に戻り、速攻でヘラの準備をして、

2時には湖畔でエサ打ち開始といったスケジュール。

ここまでやったんだからヘラちゃん釣れてっていう感じだったんだけど、

何と初日はブルーギル3匹とハヤ2匹だけ。

これだけやってこれかよーっとかなりヘコんだが、もうやるっきゃないといった感じで

翌日は3時起き。

4時過ぎにはエサ打ち開始するぞと意気込む。

で、朝一、丸栄ワンドのサイドの溶岩帯に入る。

湖面ではヘラのもじりが凄い。

これは行けるぜーってやる気満々。

しかし、釣れてきたのはマブナ。

なぜかヘラが釣れてきてくれない。

エサ替えて、竿替えて、で何も起こらずとっとこ昼になってしまう。

モジリなんて全くなくなっちゃっているし。

これはこのまま完デコくらっちゃうのかーと、午後二時ごろ待望のヘラ。

40cmに届かないが、狙い通りの美ベラが釣れた。

あー良かったって感じだ。

この日、夕マズメを期待してウキが見えなくなるまでやったが、ヘラはこれっきり。

なんで一枚だけなんだろうね、まったく。

でもやっぱり強行で来た甲斐がありましたよ。

溶岩帯の中の美ベラ。

心に残りましたよ。

コメント (3)

こば:

どんな魚でも一匹の価値って求められますね♪

次回はぜひ、美ベラの写真をお願いします!

タカヒロ:

2日で1枚。
多分、普通の釣り人だったら釣れなかったね。で終わってしまうと思います。
それが、心に残る1枚になるのは、過程があって、やりきったからでしょうか?
素晴らしいと思いました。

ユウジ:

私も田辺さんの影響で、ヘラ始めました。野釣りで釣った一枚の感動ってすごくわかります。最初のさわりが浮きに現れたときのドキドキとか。連続ボーズでもへこたれずに頑張っちゃいます。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2008年08月25日 21:39に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「5/31-6/7 パプアへ」です。

次の投稿は「6/12-17 イタリアへ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。