ネオヘラの試合のために、亀山ダムへ行く。総重量千戦になってしまっているネオヘラの試合の中では、唯一の5枚リミット制の試合。ビックフィッシュを狙ってのヘラブナ釣り。エレキも魚探もアリの試合。密かに燃えるじゃないですか。オレ的には。しかも亀山ダムだし。
で、前日からの勿論プラクティス。 狙いは中々釣れないけど、出ればデカイ笹川筋。魚探をしっかりかけて。でかいヘラが回ってきそうな地形を探す。そしてこの日、待望の40upゲット。良い感じのプラクティスができる。しかし、プラがおわったその日の夕方。なんと折木沢方面でヘラが食いだしたと言う情報。型は小さいとのこと。でも、5枚はすぐ揃っちゃうらしい。そんなこと聞いたって、やっぱりオレにはビックフィッシュ勝負しかないでしょってことで、気持ちは揺るがない。
当日、一直線に笹川筋へと向かう。30分ぐらいかかるので、向こうのボート屋さんから出ている一般ヘラマンが、一等地と呼ばれる場所には当然はいっちゃってるわけで。でも俺の場所は当然空いている。まぁ、普通皆がやるような所じゃないから大丈夫なわけだ。エサ打ち始めてから1時間くらいで小ベラが一枚来る。デコらなくってちょっと嬉しい。しかし、その後もやっと釣れても型が小さい。時間一杯までやり続けて、合計四枚。リミットは揃わず。大型は混じらなかったけど、とっても充実した釣りだった。自分で探した場所で、魚が取れたのもそうだし、アタリを合わせて掛かった時の、一枚一枚のドキドキ感がたまらない。やっぱり5枚リミットの釣りってオレ的なのである。世の中の釣り人達って面白いもので、数釣りがとことん好きなタイプも居れば、一匹ずつの出会いを大切にする人間も居る。だからこそ色んな釣りがあるわけで、俺もかなりの魚種をやったけど、この釣り、俺としてはタイプって思うのもあれば、これってあんまりだなって思うのもある。勿論、どの釣りもそれなりに、奥深さはあるのだが、ヘラやバス釣りみたいに向かい合い方で自分の釣りを追及できる釣りってやっぱりいいなと思う。
で、この日の結果は、やっぱり折木沢方面へ言った人間が、殆どリミットを揃えて、ビックフィッシュは出なかったけど上位を独占。一枚足りない俺は11枚でフィニッシュ。まぁこんなもんですよということで、納得の終了。