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6/4-5 高滝ダムへ

 ルアーマガジンの取材で高滝ダムへ行く。伝えるべき内容は、ネストの魚を出来るだけ釣らないよう、そうじゃなくとも釣れる釣りにトライしていこうよ、というもの。確かに、現状メディアに出ている人間で、そうした事をはっきりと口に出来る人間は少ない。なぜなら大半の人間が取材もやっているため。もしそうしたことを大々的に伝えていこうとすると、試合中に目の前の魚を釣れなくなってしまう。はなから不利な状況になってしまうのは目に見えている。だったら触るのは止めておこうと。当然そうなってしまうだろう。もしオレが逆の立場だったら、ここまで言い切れないかもしれない。幸いにも、現在試合に出ているわけではないので、言える立場の俺が、そうしたことを一般のアングラーに伝えていこうと。取材で目の前のビックフィッシュを釣れないかもしれないけど、それくらいはいくらでもリカバー出来るし。その為にとことんハードベイトゲームを突き詰めてきているわけだし。でも、だからといって、ある意味こうした部分をクローズアップしていくと、混ざる可能性があるなら釣りするなとか、試合では釣ってもいいのかとか、全体の流れを全く無視して、極論で訴えてくる人間も居る。はっきり言って論議をしようとしているわけではないし、オレ的に少しでも多くの一般アングラーが、バスを守りながら釣りをしていこうとする気持ちを持ち合わせて欲しいと願っているわけだ。そうした内容を伝えることはとても難しい。でも、だからと言って、触らなければ何も起こらない。こうした記事がきっかけで、今後試合においても開催時期を慎重に決めていくことになる日が近くあるかもしれないし、レイクを取り巻いて生活をしているボート屋さんなどの口からも、そうした事がどんどん前に押し出されるようになって来るだろうし。バスによって生活しているメディアやメーカーもしっかり気にしてくるだろうし。魚あってこその釣りなわけで。その為にやらなきゃならないことは、まだまだ沢山あるわけなんですよ。

コメント (2)

こば:

釣りをしていると、勉強不足の自分は、狙わずともネストの魚を釣ってしまう事もあると思っています(汗)

今回の田辺さんの記事を読み、自分で考えて行く事で、少しでもその可能性を減らす=バスの今後を守る事に繋げられるって分かって安心しました!

これからも頑張ってください(^^)v

貴パパ:

いつも難しい問題を提案していく姿勢に勇気付けられますし、今の自分に何が出来るのか、理想論だとやっぱ無理があり建設的な考え方が必要だと考えさせられてます。

最近は漁協がスポーニングエリアを期間限定で禁猟区にしたり、善意な人工魚礁を設置したり、またアフターがあけるまでライブウェル搭載お断りなボート屋さんさんが増えました。
一般バサーも将来までを考える機会が増えてきたのではないでしょうか?

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2009年09月10日 22:38に投稿されたエントリーのページです。

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