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2009/11/09-10  大原へ

 ソルトウォーター紙の取材で、大原へタイ釣りに行く。目的は、エコギアアクアの登場によって、今まで通常の塩ビ系ソフトルアーでは、かなり無理があったタイへのアピールが激変したのを公開するためだ。モチロン、乗るのは通常の一つテンヤ船。当然乗り合い船。なもんで、オレ以外は全員エビを使ったテンヤを投入する。その中で、アクアを装着したジグヘッドやフットボールジグ、さらにはテンヤがどれくらい出来るか。それと、1つテンヤ用のロッドと、通常のロックフィッシュボトムを使って、ルアーロッドではどうなのかなどを、編集者とともに理解していくというもの。一緒に乗っているエビテンヤの釣り人、更にはキエイ丸の船長も、その辺のところは興味があるよう。王道的な考え方でいくと、どっちが釣れるの?入れ時はいつ?という話になるのだが、オレ的な考え方は、エサもルアーもない。より面白くなる釣りを、その場のあわせて選べばいいということを伝えるのが中心になっている。さらに、ルアーをやり続けている人間が、エサを使うのに抵抗があるなら、アクアからエントリーすればいいし、ロッドも今まで使っているルアーロッドでも可能ですよというところ。釣果的結果から言えば、この日のタイの匹数では、エビエサの常連組の3/5と言った感じか。アタリの数は同等、もしくはそれ以上なのだが、タイのアベレージが小さいため、ノラないことが多く、ちょっと苦戦。エビエサだと、最初のバイトをミスっても、エビが割られて、メインフックとマゴ針に分散して、セカンドバイトでノリ易くなるのだが、アクアだと、二つに割れちゃうとかいう事が無く、セカンドバイトでもコダイにはやや大きいかというかんじだ。その為、マゴバリのセッティグや、ジグヘッドのフックサイズなど、まだまだ改良の余地がある。タイの主体サイズが大きくなったり、エサをとられやすい状況では、当然、アクアは優秀な結果が残せると思うのだが。でも取材的にはそこそこの結果が残せたし、ルアーロッドでも十分釣りは成立させられたし。特に、キャスティングで狙う場合は、ルアー系ロッドの方が有利なのは確か。エサとルアーのハイブリッド的な釣りとして、十分通用する事が証明できた。1つ面白かったのは、オレだけヒラメが2枚もつれたという事。しかも、ラバージグにアクアのセッティングでだ。ガンゾウヒラメも入れると、計4枚のヒラメ。これだけ多くのエビが投入されている中でのこの結果なので、やっぱり違うベイトのシルエットに見えたのは確か。船長曰く、ハゼやキスを食べているからじゃないかと。しかも、ヒラメのバイトはフォール時に持っていっちゃうぐらいのデカイアタリ。そのどれもがラバージグ丸呑みで、メインフックに掛かっているし。これまた新しい可能性が出てきた訳で。オレ的には、まだまだ面白い事、一杯残っているなって感じたわけですよ。

コメント (2)

こば:

海のゲームもとってもいけてますね♪
田辺さんのお話を聞いていると魅力を感じます!

バスすらやりこんでいないのに、他の魚をやっている暇は無いぞと
思っていましたが、このままではいつになっても始められないので、
今シーズンはどれか一種類でも海のゲームに取り組んでみたいと思います!

フィッシングショーが楽しみです♪

新潟、間接フリーキック。:

日本海側は例年以上に荒天が続いて釣行には難しく・・・風の影響から新潟県の出雲崎港の500M沖の出口が砂の体積で水深が例年の半分で出漁が出来ない船もあるとか???積雪も例年以上で春の真鯛のノッコミに不安がありますが今年はヒトツテンヤへの挑戦!という楽しみがあるので待ち遠しいです。シマノの専用ロッドとTPmgが到着しました。あとは春が来るのを待つだけ。。。。

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2010年01月14日 09:31に投稿されたエントリーのページです。

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