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2009/12/07-08  大原でヘラ

 大原のタイ釣り船、キエイ丸の船長とヘラブナ釣りに行こうという事で、ヘラブナ社の取材も入れて、大原の野池へ行く。キエイ丸のオチ(佐藤船長)は現在、ヘラ釣りにハマり気味。オチ自身、子供の頃から釣りが大好きで、海の釣りから、バスやシーバスなどルアーの釣りに至るまで、何でもやって来たと言う。勿論、タイの1つテンヤにしても、元祖的な存在なので、オチ自身があれやこれやと、やりながら完成していった釣り。釣り好きだったから成し得た所が大きい。そんな釣り好きで、一生懸命魚と向き合っている男だから、オレ自身もキエイ丸に通っている訳なんだけど、今までヘラの話はしたけど、一緒にやった事が無かったので、じゃーやろうかという流れだ。取材日がこんな冬の寒い時期になっちゃったのは、大原のタイ船の定休日が、第1、第3月曜日だということ。オチ自身は、シケで船が出せなかった日とかに、ヘラ釣りしているみたいだが、取材日に決定しておかないと行けないので、この日になった訳だ。
 で、初日の朝イチから、ヘラ釣りに行く。予定では1日目にヘラ、2日目の午前船でタイの写真も押さえて、昼には終了と言ったかんじ。ところが実際はそんなに甘くない訳で。色々あっちゃったわけですよ。詳しくは月刊ヘラ鮒を見てほしいんだけど、まー楽しい2日間でしたよ。でも、今回の取材で心に残った事の1つに、これだけ多くの野池を回ったというのに、バスマンの姿を見たのはたった1つのの池で、しかも、フローターに乗ったトッパーの人間だけ。ヘラが居るくらいの野池だから、当然深さもある訳で、バスも居るだろうけど一人しかあわなかった事実が、非常に気になった訳で。確かに12月に入って厳しくなっているし、寒くなっているけど、何でオカッパリは居ないんだ?って事。そして居たのはフローターに乗った一人のトッパーの人間だって事。つまり、バスと向かい合う本気度、更には自分の中での面白度が、こんな所に現れているんじゃないかというとこだ。フローターの彼は、野池だろうが、冬だろうが、完全にバスフィッシングの楽しさを知っちゃっているわけで、たった一人で浮いていた訳だ。だけど、まだバスのルアー釣りにまでしか行き着いていない人間は、寒くなればこないし、釣れなければ来ない。同じ千葉でも、亀山や高滝には、この日でもたくさんのバスフィッシャー万が行っていた事は確か。ここんとこが、現在オレが最も危惧している点なんですよ。本当の面白みを知らないうちに、バス釣りを止めていってしまった人間が、今までに何人居た事か。こんな面白い釣りを、そんなに簡単に止められる訳無いでしょ。つまり、自分はバス釣りを、とりあえず分かったなんて思っちゃったから、ただ魚を喰わせる釣りに飽ちゃったんじゃないかと。釣れなきゃ面白くないんじゃないかと。
 オカッパリ7割、ボート3割と未だに言われているバス業界。一体これら釣り人の中で、何人がバスフィッシングにたどり着いているのだろうか。デコろうが、寒かろうが、自分が足りなかったと思えるバスフィッシング。やっぱり、どうにか伝えたいと思っているのはオレだけなんだろうか?そんな事は無いはず。まだまだがんばらなきゃいけない事はたくさんある。

コメント (1)

こば:

田辺さんに影響を受けて、キャスト精度、ポイントとルアー選択とか・・・全然、自分が足りなくて、なかなか釣れませんが、1本の感動が忘れられず、今冬も湖上に出ていますよ♪

少しでも周りの釣行仲間に伝えていければと思っています(^^)v

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2010年01月29日 10:48に投稿されたエントリーのページです。

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