2010/26-27 山形
ルアマガソルトの取材から2日空けて、今度は釣り東北のマダイ取材。場所としては今までやったことの無い山形県、そして秋田県のタイだ。編集長の伊藤さんが、ひとつテンヤをチャレンジするには、この辺の場所&船でどうでしょうと、選んできてくれた所。実際、オレのいった時点では、りょうほうともひとつテンヤに関してはまだ何も起きていない状況。タイラバでの釣果はあるが、ひとつテンヤではやったことが無いと言う。実際、山形酒巻港の船長は、テンヤは持っているんですけどねと、船の中から3〜4個のテンヤを出してきてくれたんだが、まだ使ったことが無いと言う。ある意味、興味はあるんだがどうアプローチして行ったら良いんだろうという状態。初日、午後三時に出船して、漁港のすぐ外側の水深30〜40mを狙いに行ったのだが、釣りを開始して直ぐに一匹目のタイがお目見え。さらに、もうそろそろ地合いですねと言っていた夕マヅメ。スーパービックフィッシュがオレの8号テンヤ,アクア仕様に食ってきた。何と85.5cm、7.4kg。やったぜってかんじ。船長も記録だと言って相当の喜びよう。今までタイラバで毎日のようにやっていた場所で、まさかこんなサイズが居たのとびっくりしているし。それとともに、ひとつテンヤのヤバい可能性も分かってくれたみたいだし。今回の釣り東北誌はかなり濃厚にオレ的一つテンヤ考を掲載してくれている。たぶん今後の日本海のタイ釣りは、急激に進化してくるはず。だって魚が居るわけですからね。より楽しく、より深く。そして一匹の価値が分かりやすいこの釣り。今後の日本の船釣りを変えて行くだけの力は持っているとオレは思っているんですけどね。