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2010/10/04

バサーの田辺道場取材のため、津久井湖へ行く。今日は、バサーオールスター号の都合上、普通だったら二ヶ月で分けるページを一回でまとめるタイミングの為、ちょっとリスキーな場所でも攻めちゃおうかなって事での津久井湖。オレ自身、10月の津久井湖はものすごく久しぶり。で、釣れてる情報もあるわけでもなく、とにかく突っ込む。朝からちょっと雨模様。いいんじゃないですか?やっぱりオレの釣りは、ローライトコンディションの方がスコアが出るタイプですから。釣りを開始していくと、雨が降っているにもかかわらず、やはりいつもの津久井湖っぽく何も起こらない。だったら、どうにか一匹、釣れそうな低気圧通過中に釣っていこうということで、早い段階からスローダウン。しかも食わせを意識した、オレ的ベイトフィネス。MCジグ1/4ozにパワーバランス。ラインは障害物に絡めてもどうにかするからの14lb。そんなのフィネスじゃないからって普通はなりそうだけど、このラインポンドにこのウェイト、このシルエットの落とし込みは、オレ的には食わせのライト系なんですよ。だって結構タフった時でもちゃんと活躍してくれるし。皆が6lbの1/22ozとか言っていてもほぼ同等に釣果が出ているわけだから。そんな感じかな?と思っているわけで。ある意味、ベイトフィネスって言葉先行系で、釣れたら後付け感のある釣り。もしかしてほかのルアーやリグでも食っていたんじゃないの?って言われればそうとも言うかもっていうレベル。特に大勢のトーナメントで叩き合いしているって言う状況とかじゃなければ、食っちゃう確率は高い。この辺のところが、これから色々と見失わないようにしていかなくてはならない部分。オレの中でももっとフィネス的アプローチも勉強していかなくちゃダメなのかな?とも思うし、結局、その日その時のコンディションの中で、比べていかなければ、イマイチ答えは分からないはずだし。で、その辺のところは来シーズンも含め、やりこんでから理解していきたいとは思ってますよ。ただ、ロードランナーストラクチャーの、ワーム系ロッドのセッティングでも、マイクロガイドをはじめ、サイズを色々と変えてテストをしていったけれど、特にベイトフィネス系ロッドには、やっぱり6~14lbくらい幅のあるラインポンド数や、1/22~1/4ozとこれまた幅のあるルアーウェイトを組み合わせられるくらいのポテンシャルを持ち合わせてほしいかなと。とにかくフィネス、とにかくライトでセッティングし過ぎちゃうと、状況対応能力がせますぎて、かえって難しくなっちゃうかなと。で、この日の津久井湖。スタートはそんな感じのリグで魚を手にしていったんだけど、その後の展開はヤバイぜ津久井湖ってかんじだったんですよ。詳しくはバサー誌で見てほしいんだけど。結局のところ、やっぱり強い釣りの方向性に持ち込んで言ってのフィニッシュ。こんなスコアー、津久井湖でオレ的には20年以上ぶりじゃないのってぐらいのいい魚が揃っちゃったわけで。この日夕方、他に出ていたバスフィッシャーマンと話したんだけど、とりあえず皆、1~2本は釣れたコンディションだったみたい。だけどサイズは30~35とか言ってたし。特にフィネス的アプローチに徹した人間はそんな感じで。一人、ディープクランクで50up一本つれたって言ってたし。やっぱりねの展開なわけですよ。とりあえずフィネス系で魚を手に出来たからって突っ走っちゃうと、終わってみればスコアーも出ないし、サイズも出ないと。つまり、せっかくの良いコンディションの日に、魚が引っ張りきれないと。で、巻物系の強い釣りでビックフィッシュ。だけど数は出ないよと。そこで強いスローダウンを混ぜ合わせていくと、サイズも数も良い感じになるわけで。まぁまぁそういう展開は理想なわけで。つまり、全てはその日なわけですよ。ただ、常々言ってるけど、巻く釣りだったり、強いスローダウンだったりって言う釣りは、自分のリズムやアプローチにコンフィデンスがないとやりきれないからね。いつも食わせで乗り切っちゃってると、出し所が来ても分かりにくいし、上手くこなせないし。やっぱり思うに、自分の中で決めた幅で上手にやりこんでいくのが最適かなと。それにしても津久井湖。オレみたいな釣りでもしっかりと受け止めてくれて、本当にありがとうって感じですよ。

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2011年01月08日 22:47に投稿されたエントリーのページです。

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