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2009年09月 アーカイブ

2009年09月06日

5/30-31 北海道へ

 北海道小樽の沖提で行われるパワーオーシャンカップへ行く。今期初めての、北海道ロックフィッシュである。土曜日の夕方入りして、北海道のプロスタッフ達と飯を食べる。最近の北海道の釣りの流れや、ロックフィッシュの盛り上がり度など、色んな話が聞けて楽しい。それにしてもみんな良い釣りしてるわけで、冬場の海アメやサクラマス、さらには鮭も釣っちゃったり、勿論ビックアイナメ、ビックソイの話しも絶えない。
 朝一、風の状態で、沖提へ渡れるかどうかの判断から。まずは沖提の状態を見に行く。一本の堤防は、波が時折来るが、真ん中のは全然大丈夫そうだ。で、とりあえずスタート準備を告げる。みんなやる気満々。小樽沖提は適度に釣れて、大会としては何とかなるはずと安心してみていたが、朝一のスタート以来、釣れてこない。やばいのかと思っていると、一時間経ってようやくポツリポツリと釣れだす。みんな今日の状況にアジャストしてきてる様子。探る層や、使うリグ、そしてワーム。最近のみんなのレベルを物語るように、色んな釣りをやれるようになってきている。釣れている人間の感じを見ていると、どうやらアイナメは小さめの小魚を捕食している様子。それもボトムベッタリで食っている。普通、ベイトフィッシュ捕食パターンの場合、浮いていることが多いのだが、今回は違う。で、だからと言って、エビカニ系ルアーではイマイチのよう。オレはちょっとアクアでガヤを釣ってみたくなり、バグアンツの手だけをジグヘッドにつけてやってみる。正に入れ食いだし。北海道のみんなは、普段ガヤ(エゾメバル)を殆ど相手にしていない。でも、今回はガヤもキープの対象にしているので、釣れるとしっかり計測して、ちゃんとキープしている。正に一匹の価値を伝えるには良い機会。だって関東だったら20cmのメバル釣れれば上等だし。今後のことを考えると、やっぱり必要な魚なんですよ。いくら北海道でも。この日、ガヤも混じったウェイインもかなり居た。ここまでの人数がウェイインできたのは、ガヤのお陰ともいえる。上位は勿論、ビックアイナメを釣った人間なのだが、ある意味、今まで行ってこなかったサイズリミットの縮小により、対象魚を増やせたということは、良かったことだと思う。多分次回からはガヤ専用タックルも登場して、リミットメイクしてから大型狙いとかの作戦も立てられてくるんじゃないかと思うし。やっぱり魚あってのトーナメント。魚あっての釣りなんだと思うわけですよ。

2009年09月07日

新番組放映中

BS-TBSにて田辺さんがレギュラー出演しておられます。

バス以外のターゲットを放映回ごとにチャレンジしていく企画です。

http://www.bs-tbs.co.jp/app/program_details/index/KDT0900900


#11「田辺哲男 Road to Super Game Fisherman」(再9/10) (’09年09月03日放送)
日本のバスフィッシングを牽引してきたカリスマ『田辺哲男』。バスフィッシャーマンとしての彼の功績は周知のことだが、田辺哲男の器はそれだけではない。『釣り』というジャンルそのものを、スポーツあるいはゲームとしてとらえ、理論的に考え、テクニックを駆使して自らの釣りを構築していく。それが『田辺哲男』の釣りスタイルなのだ。釣種、フィールドを問わず、もちろんルアーでもエサでも、それをゲームフィッシングとしてカテゴライズできるように、その釣りの本質的な楽しさを追求する。それが解った時こそ『SuperGame Fisherman』という頂きに辿り着けるのだ。そんな『Super Game Fisherman』を目指す田辺哲男が、第一回目のターゲットとして選んだのは『カワハギ』。沖釣りというカテゴリーの中で、圧倒的にゲーム性が高いと言われるカワハギ釣りの本質を、名人・飯田純男からヒントを得ながら、田辺的な釣りを構築していき、ゲームフィッシングとしての楽しさを知る。

出演:田辺哲男・飯田純男
場所:神奈川県 三浦市 剣崎松輪江奈港 →剣崎沖


2009年09月10日

6/4-5 高滝ダムへ

 ルアーマガジンの取材で高滝ダムへ行く。伝えるべき内容は、ネストの魚を出来るだけ釣らないよう、そうじゃなくとも釣れる釣りにトライしていこうよ、というもの。確かに、現状メディアに出ている人間で、そうした事をはっきりと口に出来る人間は少ない。なぜなら大半の人間が取材もやっているため。もしそうしたことを大々的に伝えていこうとすると、試合中に目の前の魚を釣れなくなってしまう。はなから不利な状況になってしまうのは目に見えている。だったら触るのは止めておこうと。当然そうなってしまうだろう。もしオレが逆の立場だったら、ここまで言い切れないかもしれない。幸いにも、現在試合に出ているわけではないので、言える立場の俺が、そうしたことを一般のアングラーに伝えていこうと。取材で目の前のビックフィッシュを釣れないかもしれないけど、それくらいはいくらでもリカバー出来るし。その為にとことんハードベイトゲームを突き詰めてきているわけだし。でも、だからといって、ある意味こうした部分をクローズアップしていくと、混ざる可能性があるなら釣りするなとか、試合では釣ってもいいのかとか、全体の流れを全く無視して、極論で訴えてくる人間も居る。はっきり言って論議をしようとしているわけではないし、オレ的に少しでも多くの一般アングラーが、バスを守りながら釣りをしていこうとする気持ちを持ち合わせて欲しいと願っているわけだ。そうした内容を伝えることはとても難しい。でも、だからと言って、触らなければ何も起こらない。こうした記事がきっかけで、今後試合においても開催時期を慎重に決めていくことになる日が近くあるかもしれないし、レイクを取り巻いて生活をしているボート屋さんなどの口からも、そうした事がどんどん前に押し出されるようになって来るだろうし。バスによって生活しているメディアやメーカーもしっかり気にしてくるだろうし。魚あってこその釣りなわけで。その為にやらなきゃならないことは、まだまだ沢山あるわけなんですよ。

2009年09月12日

6/8-9 琵琶湖へ

 琵琶湖へ出撃。目的はトップウォーターの釣り。だってやりたいし。ということで、完全プライベート釣行。1日目はゲーム部山口君と。プロスタッフ黒須君のトライトンを借りて湖に出る。まずはなんとなく木の浜から流して、赤の井方面に向かう。狙う水深も良く分からないから、良さそうなエリアを縦に切る。そうこうして一時間。レイダウンミノー110と、ジュピタで、ある種のウィード周りというか、ハードボトムの盛り上がりに集中していることが判明。これってスポーニングエリアのピンスポット周りなのねっと、意外にあっさり現状が分かる。それからは、山口と二人で、けっこう沢山のバスを釣る。ドピーカンなのに、レイダウン110フローティングのトゥイッチ&ステイにガブッと出てくる。面白がってやっていると、段々風が出てきて難しくなってきたので、シャロークランクベイトにチェンジだ。来期予定の、オレ的バルサクランク「スウィーティー」が好調。リップ違いのプロトで、ウィードの抜けをテストしつつ、楽しく釣って終了。やっぱり琵琶湖のウィード攻略は面白い。それにしても黒須のTR-21は良い船だ。全開で80マイルメーター振り切っちゃうし。浮き浮きロールだし。バスボートって感じが良い。正に名艇っていうのはこのことか。
 2日目、プロスタッフ宮廣の船で出る。最近良い感じで魚を見つけているらしい。朝一はドシャロー。ジュピタにスーパービックフィッシュが出るが乗らないし。宮廣はレイダウン110プロップでナイス40UP。そして、この後展開はどんどんやばくなる。宮廣とオレで、50UP、55UP何本釣っちゃうのっていう展開。勿論、40UPは普通に出てくる。完全にスポットと地合が一致している。はっきり言ってトップでこんなデカイバスがガンガン出てきたのって初めてかも。主役はレイダウン110プロップ。ジュバっと強めに引いてストップ。今回使ったロッドはレギュラーの660H。アルデバランにパワープロのPE3号。リーダーはナイロン20lb。強めのショートジャークもやりやすいし、ウィードの中からバス出せるし。かなりいけてるセッティングでしたよ。それにしても、宮廣エリアは凄いポテンシャルだったなと。よく見つけてきますよ。チビが来ないで来ればスーパービックフィッシュ。地合がずれれば何にも無いし。正にビックフィッシュが陣取ってスポーンしたスポットの周りですよ。この日、思い出深かったのは、そんな場所で、まだ残っている後期の小型バスのネストの上に、マーカーブイまで打って、必至でシェイクしていたボートの姿。こんな良い釣り出来るエリアで、どうしてそうなんだ。もったいないだろうと。琵琶湖に浮けてるのにもったいない。それだけ凄いレイクなのに。

2009年09月16日

6/10-11 またまた大原へ

 またまた大原へ、一つテンヤマダイをやりに行く。メンバーは、シマノの船ロッド開発チームと広報担当。そしてカメラマン。それにしても一体何本ロッド持ってくれば気が済むのっていうくらい、凄いプロトの数。でも分かるよね。その気持ち。船宿によって、流し方も、水深選びも一定じゃないし、それぞれのスタイルにアジャストさせてタックルをセッティングしなくちゃならないし。バスで言えば、ジグヘッドロッドのプロトを10本ももって釣りに行くって感じですかね。まぁ、本人達も十分面白がっているはずなんだろうけど。ある意味、スペックで売ろうとしている(っていうか売りが成立する)バスロッドの世界より、パイオニアとしての試行錯誤から生まれてくるロッドのほうが魅力的だよね。図面でロッド作って売れるパーツつけて、能書き並べりゃ成立しちゃう世界ってどうなんだろうと。やっぱりロッド作るなら釣りしようよと。でも、俺が使うロッドは前回釣りしたロッド。だってもっと知りたいし。二日や三日使って分かるわけないし。次はこんな調子使ってみたいとか、長さはこうだとか。で、この日なんと、2.5kgのマダイとファイト。良い感じですよ。怖いくらいの引きと、ライトタックルのバランス。人の作ったロッドほど不安なものはないし。で、見事ランディング。ある意味嬉しい。やるねーこのブランクス。でもリールシートと、グリップレングスはこれくらいが良いなーって感じになっちゃうけど。
 次の日の朝一船でも、マダイは続くわけで。キロオーバーを数匹釣って、更にこの釣りが好きになる。やっぱりマダイって良いヒキなわけで、青物とも、底物とも違う、硬いだけじゃない引き。食味だったり、めでたいとかだったり、マダイの評価って一般的にはドメジャーだけど、釣りの対象魚としても、その引きの評価は、オレ的に高いわけですよ。それにしても、常に動かし、落とし、誘うテンヤの釣りって、やっぱり面白いよね。

2009年09月18日

☆田辺さん情報です☆

タックルアイランドさんの大会に田辺さんがゲストで来られるようです。
場所は亀山ダム。
以下コピペです。

タックルアイランド全店 合同
第9回スーパートーナメント

亀山湖(松下ボート)
ゲストは田辺哲男さんです!!

当日は田辺哲男さんのセミナーも予定しております。
また、㈱マルキューによるノリーズのロッドの
1日レンタルも実施いたします。
ロードランナー・ヴォイスを全機種ご用意する予定となって
おりますので、奮ってご参加お待ちしております。
日時: 2009年11月8日(日)

場所: 亀山湖(松下ボート)℡0439-39-2926

・ボート予約は各自にて、お願いします。ボート数に制限があるため早めの予約をお願いたします。その際にトーナメントに出ると伝えてください

・エントリーフィー ¥3000 当日受付は致しません。店頭のみの受付で締め切りは11月7日までです。

・受付(エントリーの確認です。)6時~

・ミーティング(ルール説明です)6時30分ごろから

・スタート ミーティング終了次第です。

・帰着 1時です。それまでに帰着申請できなかった方は失格になりますので気を付けてください。帰着時間は当日の天候等により変更する事もあります。(変更のある場合はミーティング時にご連絡致します。)

・検量 12時30分より受け付けます。

・表彰式 全ての検量が終わり次第、時間等をお知らせ致します。

・表彰 1位 2位 3位 その他ビックフィッシュ賞等(40cm以上対象)
ルール

・バス3本の総重量です。(完全死魚は検量対象外です)

・キープサイズは20cm以上です。

・必ずライブウェル(クーラー等)とエアレーター(ぶくぶくでもOK)をご用意ください。

・2名同船される方はライブウェルは1つでOKです。ただし、マーカーなどを付けて魚を区別できるようにしてください。

・ライフジャケットを必ず着用してください。

・禁止エリア等は当日のミーティングでご連絡致します。


      豪華商品多数予定!!ぜひ参加お待ちしております


http://www.tackleisland.co.jp:80/event/super_tornament/2009/2009.html

2009年09月23日

8/12-13 山中湖へ

ヘラブナ社の取材で、山中湖へ行く。オレとしては、山中湖に一回もヘラ釣りに行ってないし。兎に角やらしてよって言う感じ。ウェブでチェックすると(オレだってたまにはそんなこともする)何やらレイク荘ってとこの釣れっぷりが良い。しかも本湖に一番近い船宿だし。ここでしょってことで行って見る。衝いたのは6時頃。なんだかみんな、兎に角行っちゃってる感じ。船宿の人は居ないし。で、待つこと三十分。引船から帰ってきたのはおねーさん。えっ、こんな感じなの?はっきり言ってあせる。そして、待ち組み5,6艇で釣り場へ引いてもらう。途中、後ろのお客さんを降ろしてから、ここでいい?と止めてもらったのは、シャローフラットの張り出し先端。ここがね、5m、ここ4m、ここ3mと、魚探見ながら舟の付け位置を支持してくれる。”ここは18尺でやってよね。みざおはそこ打って。あっ、あたしが打つから。”キてますよ。完全に仕切られてる感じが何かフレッシュ。やっぱりそうこなくっちゃね。で、文句は1%も無いオレ。逆に早くやってみたい。どうなんだと。初日、ヘラは釣れず、コイと半ベラが迎えてくれた。エサもタナも良く分からないし。で終了。2日目。おねーさんに連れられて、かなり遠くまで行く。この辺いい感じだから。っと降ろされる。みざおは言い訳無用で、自分で打つ。そして、開始から15分。いきなりヘラの気配と共に、40UPが来る。そして連荘で3枚。取材だけに、この3枚は嬉しいし。その後アタリは消えたが、おねーさんが通る度に話しかけてくれる。釣れたことを本当に喜んでくれる。これですよ。この船宿が釣れてる理由は。いい世界が存在していたわけで、釣りはこうでなくっちゃ。で、その後、昼前からガンガン釣れだして、いいやつばっかり16枚。山中湖の凄さを知ったわけで。帰りはセンターフィールドの中原のところにちょっと顔出して、山中湖バス釣れてますよの話を聞いて、帰ってきたわけですよ。

2009年09月26日

バサー11月号

田辺哲男のスピナーベイト道場必見です!

img_08.jpg


http://e-tsuribito.jp/pages/magazine/basser/

オールスターの選手も発表ですよ。

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