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2009年01月 アーカイブ

2009年01月05日

謹賀新年

 公私共にバタバタと新年を迎え、今日こそ明日こそはと思いつつも、こんなに時間が経ってしまいました。あらためまして皆様、「あけましておめでとうございます」。ご挨拶が遅くなり、心苦しく思っております。
 昨年のことになりますが、あるテレビ番組において、ミュージシャンの小田和正さんがインタビューの中でこんなことを仰ってました。「かっこいいより楽しい方が良い。」と。若い頃はかっこよくいたいと思った(ミュージシャンとしてそう見られなければいけないという思いや事務所の意思などもある?)けど今は若い人と接したりすること、面白おかしくしてしまうことが、自然でありとても楽しい。それを聞いたとき、こんな風に年がとれたら良いと思いつつも、田辺さんのことを思い出してしまいました。まさにここ数年の田辺さんはそんな雰囲気なんじゃないかと。簡単な話のようで、その裏には大変な道のりがある。その重さが「楽しいほうが良い」なんて言葉に深みをあたえているように思えます。止まらず走り続けている。本当は大変な労力がいる。でも、そこには心底楽しんでやっている本人が居る。おくびにも出さず「楽しい」なんてサラリと言い放つ。そんな素敵な人間になって行きたいなと思わせる1コマでした。田辺さん。今年も楽しく突っ走ってくださいね。

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2009年01月06日

地球!夢の楽園紀行~fishing traveler~

 BS-i 地球!夢の楽園紀行~fishing traveler~ にてオーストラリアのサラトガに挑戦する田辺さんが見られます。前後編2回で再放送ありです。素晴らしい映像と自然を堪能しちゃいましょう!


http://www.bs-i.co.jp/app/program_details/index/KDT0800600

2009年01月07日

9/16-17 利根川へ

 ゴーフォーイットの取材で利根川へ行く。出船場所はもちろんV6マリン。この時期、利根川行きの水門が開くのが7時からなので、朝はちょっと遅め。帰りも夕方5時までに水門を通らないとダメなので上がりも早め。で、決められた時間内でタイド次第の釣りをするしかない。久々の利根川なので(一年ぶりくらいか?)なんとなく楽しみ。まぁ、自分的にはどんな感じなんだーって釣りを進めていくのが好きなので、近場であってもフレッシュな方がテンションは上がる。霞水系の釣りは、そういった意味でも楽しい。エリアで魚の状態が結構違うので、本湖やったり、北浦やったり、川を上がったり更に利根川やったりと、飽きずに楽しめるわけだ。何で利根川にしたかって言うと、三週間ほど前にもの凄く大雨が振って、ここはアマゾン川かって言うぐらいに増水して、釣りにならないだろうっていう状況が続いていたからだ。それって新しい状態が色々あるんじゃないのーって勝手に面白がったわけなのだ。内容的には番組を見てもらえれば分かるのだが、こだわったのはやはりシャローの釣り。

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ココロの旅

放送内容がアップされています。

http://ktv.jp/kokoro/#081230http://ktv.jp/kokoro/#081230

誰か動画ください!!

2009年01月08日

9/21 また利根川へ

 利根川TBCノリーズカップへ、ゲスト参加するために行く。利根川ゴーフォーでやって、自分的には通用しきれていないのを分かっていただけに、更に続きをやってみようかなと言う心構え。TBCスタッフの人間が、少し映像撮りもしたいって言うので同船する。
 この日も勿論シャローゲーム。でもこんな感じっていう場所では、スローダウンの釣りも取り混ぜる。ガンタージグにビックエスケープツイン。得意の組み合わせでキロフィッシュを1本取るが、後が続かない。我慢できないし、またまたシャローで早い展開をどんどんやっちゃう。クリSで1本追加するも、3匹で終了。上位の人間達は上流組が多勢で、オレの釣りではエリアを合わせていられなかったのかな?とも言えるし。だからって、釣ってきている人間の殆どがスローダウン系だし。お立ち台の上位3人が全員バグアンツ3inとかコンポジットツインとか言ってるし。小さめのルアーのスローダウンが正解に近かったんじゃないのって、やってない自分をちょっと反省。スローダウンまで行ってるんだから、サイズダウンまでやったっていいんじゃないのとも言うし。うーん。やっぱり利根川って結構難しいんですね。

2009年01月12日

9/24-25 椎の木湖へ

 ネオヘラプロリーグ最終戦が椎の木湖で行われるため、前日からしっかり入る。この面子の中で、シリーズランキングシングルに居るし、ちょっと凄いことになっているわけで、椎の木湖は総重量戦になっているわけなんだけど、とにかくやれるだけやってみようと心に決める。マルキューゲーム部、戸井田君にも付き合ってもらって、ヒゲチョーチンと言われる釣り方も練習する。この時期のタフなときの、喰わせ系の釣りだ。でも、オレ的にはショートロッド両ダンゴの深宙を、とにかくメインに組みたいのも確かで、交互に練習する。試合当日、抽選で引いた席番は何と手前の一番端っこ。これってちょっと有利。そしてスーパーシリアスな数釣り勝負が始まる。とにかく両ダンゴでいく。そしてポツポツだが釣る。隣の二人は浅ダナの両ダンゴでガンガン釣っているが、オレは自分の釣りをしっかりやる。浅ダナ練習してないし、そこまで得意じゃないし。とにかくここまで来たんだからと、自分の釣りをぶつける。
 時間経過ごとに上位ウェイトが発表されていくが、そこまで差はつけられず、昼を過ぎた時点で10位くらいにつけられているし。そして延々3時まで、計9時間のエサ打ち合戦が展開されたわけで。結果的に62kgを釣って、なんと11位フィニッシュ。この面子でオレ的にはとっても上位だった訳ですよ。そして年間ランキングは9位。ヘラブナ釣りやり始めて早8年。何だかだんだん自分の釣りが見えつつある状態。これからも頑張っちゃおうかなって勇気のもら得たネオヘラプロリーグ戦だったのです。

2009年01月14日

9/29-30 田辺道場

 バサー誌にて復活したネオ田辺道場の取材のため、利根川へいく。復活した理由は色々あるのだが、一番の理由は多くのバスフィッシャーマン達が、より内容の濃い、コア系記事を望む様になったというとこである。勿論、バサー誌側もある意味、教材的内容の田辺道場を期待していたわけなのだが、オレ的なやり方は”今のオレ”。その昔の(オレにとってはね)基本的なバスの行動論や、アプローチを主軸としたバスフィッシングから、より現場を重視した現在のスタイルを見せて行きたいというもの。ライターは西。カメラマンは大森。かなり真剣モードの取材である。瞬間とリアル。大森はそうしたモーメント系カメラマンの業界第一人者だし、西はまじめすぎるほどに、事の成り行きを纏め上げられるライターだ。唯一つ、ちょっとだけ困っているのは、あまりにも大きな企画の上に、それもぶっつけで魚と向かい合うスタイルなので(いつもと言えばいつもだが)、最悪の事態(完デコとかみえないままとか)の時、道場としてのプロセスをどう表現していくんだろうということ。いつも順調にきめていければ良いけど、そううまく行くわけないし。だからって、望まれる内容はたどり着いてねってことだし。まぁまぁヘビーなわけだ。
 そして利根川。内容はバサー誌で二月に渡って掲載されるのでそれを見て欲しいが、やっぱり簡単じゃないわけで。まぁ、オレの今の釣りを出していくと言う部分では、どうにかなったかなと思うけど、今後を考えていくと、ちょっとビビリ気味なのは確か。果たして理詰めをやめて、その時を求める今のスタイルがどこまで通用するか、全くオレ次第の道場となったわけである。

2009年01月16日

10/5 青野ダムへ

 関西のメジャーレイク、青野ダムへと行く。のりーずすたっふの徳永が、レンタルボート店をやっているので、そこのイベントのために足を運ぶ。当日は朝からあいにくの雨。それでも殆どキャンセルも出ずに参加者が集まっている。みんな雨なんかじゃへこたれないタイプのアングラー達だ。ちょっと嬉しい。朝一に釣況を聞くと、小バスは一杯釣れるけど、キーパーは難しいとのこと。2年ほど前の早春に行った時には、小バスなんか全然釣れずにでかいのだらけだったのだが。その話をすると、あんなこと殆ど無くて伝説化してますからと、徳永に笑い飛ばされちゃうし。
 で、どんなもんかとオレも船を出す。しっかりライブウェル積み込まれちゃってるし。シャローを打ってみるが魚っ気が無い。そこでMCジグとかで少しずつディープに落としていくと、5~6mを過ぎた辺りから級に当たりだす。でも全然フッキングしない。試しに8gワサビーに替えてやっていくと、釣れるわ、釣れるわ、20cmに満たないような小バスのオンパレード。小バスって言ってもここまで小さいとは。ブルーギルもガンガンディープで食ってくる。コレって明らかに魚は深いわけで。仕方が無いからワサビーでやり続ける。ちょっと良い地形に入ると釣れ続けるんで、小バスといえどもちょっと面白い。そんなもんでついやり続けちゃったらもう昼だし。で、終了。勿論キーパーも混じらず、結果的にはデコってことになる。それにしても、今年一番メタルで釣ったなって感じだし、練習と思えば、たまにはこんなこともあっていいのかなと勝手に納得。大会の結果としては、やはりみんな、キーパーが中々釣れずに苦しんでいたみたい。一体、青野のあのビックフィッシュたちはどこに行っちゃったのって感じだ。それにしても急にここまで魚が増えるのも珍しい。ボート屋やってる徳永君には超ラッキーなことかもしれない。久々の青野ダム、こじんまりとしていながらも、気持ち良い釣り場である。春になったらジャークベイト握り締めて行って見ようと思ってますよ。

2009年01月18日

10/7 ヘラブナ社の取材

 ヘラブナ社の取材で再び利根川へ行く。最近バスで利根川へ行っていたときに、ヘラ師の人達と話をしていたら、結構釣れるよって言う会話になり。竿の長さやエサまで聞いちゃって、取材してもかまわないよってことで決定。場所的には、水門の出口が本流にぶつかる所にテトラが入り、しかもディープが横のほうに寄ってきている、反転流が起こるような一等地。魚が居ないわけ無いでしょって場所。勿論、バスにとっても一等地だけど、ヘラの方がバスよりもう少し流れから逃げている、フラットの入り口ってる場所だ。利根川本流でのヘラブナ釣りは初めて。こんな水位の大きな場所で、どうやったら釣れるのだろうと、自分としても刺激的。仕掛けはおじさんに聞いたとおりのドボン仕掛け。(重りを重くしたキャロライナリグみたいな仕掛け)流れないでウキが止まって、こうした川でも使える仕掛けだ。果たしてヘラのアタリはしっかり出るのだろうか、ちょっと不安。
 朝一、一投目からいきなりウキが動く。どう見ても魚の気配。編集長と共に、うっそーとあせる。そして数投目。はっきりとしたアタリでいきなり掛かる。しかし、デカ過ぎる引き。レンギョだー。で、腕痛くなるくらいの時間を掛けて、やっと取り込む。そして振り込むとまたまたレンギョ。いきなりのされて切られる。更にレンギョと激しいファイトが続く。もう振り込むの怖いし。でもそんなこと言っていたらヘラが釣れるわけ無い。そして続行。その後、ワタカや、チャンネルキャットとかがガンガン釣れる。こんなに魚がいるわけねと驚く。そして2時間ほどした頃、やっとヘラが釣れる。やったぜーと言うことでやる気満々になるが、この後、タイドが止まってウキが全く動かなくなる。コレだけ激変するものかとびっくり。こんな時間帯は、やっぱバスも食わないんだろうなー。3~4時間何も無く、そして再びタイドが動き出した午後3時過ぎ,やっと魚が釣れだす。レンギョから始まってチャネルキャット、そして最後に再びヘラが釣れる。とても感動的である。普段バスボートから岸のヘラ師を見て、釣れそうもないし、大変だなって思っていたが、いざやってみると本流のヘラ釣り、かなり面白いわけで。おじさんたちひっそりと面白がっていたんだなってことが理解できた一日だったのである。

2008/10/12 九州へ

 九州、ハニースポット夜セミナーの為に福岡へと向かう。今回特徴的なのは、ハニースポットの10周年記念イベントに合わせて、夜な夜な勝手に語ってよという企画。スタートはPM7:00。勿論ビールつき。オレ的にはそういうスタイル好きだし、皆も喜びそうなので、じゃー語っちゃうからって言う感じ。で、かなりの人数が集まっちゃっているわけで。スタートから盛り上がるかなと思いつつも、ちょっと何だか様子がおかしい。その異変は、話を始めて10分くらいで察知。だってみんな真剣過ぎ!飲むとか、食うとかじゃなくて、ググっと前のめりで眼光キラリっていう感じなのである。これじゃーリラックスが足りないと思い、俺自身ビールのピッチを上げる。更に、車の運転をしないやつに限っては、しっかり飲めよとあおる。(この辺重要なんだよね)
 で、話の内容はというと、やっぱりバスフィッシングの未来について語る。どうしてもオレって皆に伝えたいことがあるわけで、リラックスするよって言っても、バラエティー系には移行しない。ちょっと難しくても未来論は語りたい。自分の人生の半分以上がバス中心で回ってきている人間として、釣りと言うある種特殊な時空間を極上としてきた人間にとって、自分の分かってきたことは伝えたい。自分が体験してきたことは伝えたい。と言うのは、ホンネと言うか本質なのである。普段は周りのことだったり、自分のビジネスだったり、考えながらリミテッドしか伝えられないことを、ノーバリアーで話す。俺の身近に居る人間はみんな分かっていることなんだけど、普通に関わる人間達には、中々その壁を越えて話せないでしょ。
 ってことで、終わったのは午前0時半。俺も良く語ったけど、みんな全然帰ったりしないでよく付き合ってくれたね。そんな場を作ってくれたハニースポット内村君には感謝ですよ。そして阪本、ありがとう。オレ思うんだけど、九州の釣り場ってホント、クランキンレイクが多いんですよ。多分地元に居ると、あまり思わないかもしれないけど、日本全国を回って居る俺としては、やっぱり九州男児はクランキンでしょ。っていうことで、ハニースポットもクランキン専門店にしちゃえば。日本初のだし。どう思う”内村”。

2009年01月24日

2008.15-17 北川ダムへ

 九州そのまま居残り組みで、ゴーフォーの取材を行う。場所は大分県、北川ダム。かなりデカイレイクなのだが、今までメディアには殆ど登場しなかったレイク。(あんまり数釣れないし、出ればデカイともいわれているが)今回はゴーフォーイット100回記念と言うことで、設定された取材日は3日間。北川ダム2日に、オカッパリ取材のできる(お金の落とせる場所)農業文化公園を設定。北川ダムはずいぶん前から名前を聞いていて、行って見たいと思っていたんだけど、デコ率かなり高いしということで、九州まで遠征して、取材費使ってデコっちゃ駄目でしょという理論(これは対費用効果か?)で、中々実現しなかったのだが、100回記念と言うことで(よくわかんないけど)やってもいいよってことになったわけだ。嬉しいのはオレ。だってみんな釣れなくたってどうにかしちゃうから位のポジティブさ。
 そして初日。完全にサカナ見えてないし。ライトリグでどうにかなんて情報、やりたくないし。で・・・・続きはゴーフォーで。3日目の大分文化公園でのオカッパリ。自転車借りて、オカッパリやっちゃう池だし。昆虫館とかあるんだけど、冬場はお休み?まぁ盛り上がりそうでどうしよーって感じの大分県出支の公園だけど、釣り人は来てるんですよ。その理由は、釣れれば良いサカナだから。足場も良いし、お手軽だし。正直言っちゃえば、本気で釣り公園にしちゃえばいいんだけど。まーその狭間にあるポジションの公園を応援しようと。しかし、現場情報は釣れていないとのこと。巻物なんてもっての外。デコっちゃいますからときっぱり言われる。そして、結果的には朝ゆっくり蕎麦なんて食べちゃっていたわりには(10時過ぎ)、ドカンドカンと釣れちゃって2時過ぎには取材終了。内容は勿論、釣りビのゴーフォー100回記念で。やっぱり、オレのオカッパリもまだまだ捨てたもんじゃないなと、自分的には満足。高校、大学生の頃、どんだけ千葉の野池通ったと思ってるんだよー。でも、今の環境では中々、オカッパリをオレの理論でメディアに出せる釣り場が無いわけなんですよ。

2009年01月26日

10/18-19 名張へ

 名張にあるプロショップかつきのセミナー&釣り大会に行く。かつきと言えば、三重県を中心に、このエリアのプロ志向の釣りを、昔から仕切ってきた超有名店。特に鮎釣り、そしてバス釣りはこの店の2大看板メニュー。訪れているお客さんも、かなりやり込んでいる人間が多いので、オレ的、そしてノリーズ的にも古くからお付き合いのある店だ。そんなかつきで久々のセミナー。来てくれていた人達は、昔からの人間も何人か居たが、殆どが新しく見る顔ぶれ。何と少年達も何人か居る。最近、少年達は本当に貴重な存在なんですよ。純粋にバスフィッシングが好きになり、釣りしたくってしょうがないって言う彼らの顔つきを見ていると、何だかとってもうらやましい。別にスタイルも無い。流行も無い。目の前にあるのはブラックバスという魚と、色んな形のルアー達。原点の面白さだ。オレだって勿論そんな少年時代を過ごして来たわけだが、はっきり言ってだんだんスレてくる。もっと刺激、もっとイケてる、とか思うようになってくると、どんどん複雑になってきてしまう。まー自分が求めていることを、やってきたらそうなっちゃったわけなので、そうした事が嫌なわけじゃないのだが、戻れない自分が居るのがちょっと寂しいのである。じゃー、だからって原点に戻るぞーっと叫んでみても、本当にそうなれる、無理やり自分に言って聞かせながらじゃないと、その領域には侵入できない。それもある意味表面だけは、アタリも分からず飲み込まれて釣れてしまった魚を、何の違和感も無く”釣れたぜー最高だぜー”って思えるのが原点だろって自分に言い聞かせて、そう感じることはやっぱり無理だし。このルアーで釣れてもつまんないとか、一匹釣れたら移動するぜとか、はっきり言って生意気なわけで。そんな生意気な奴は原点には戻れないのである。つまり、俺を含め、多分バスフィッシャーマンの殆どがそうなっちゃっているわけで、だからこそ少年達は貴重なのである。で、そんな貴重な少年達を、オレのセミナーは変にスレさせちゃうんじゃないのなんてちょっとは気にしつつ、でもだからって、自分の釣りを早く持てよなんて言っちゃってるわけで・・・。勿論この話に結論は無い。
 次の日は、青蓮寺湖での釣り大会。久々に会ったノリーズのプロスタッフ渋谷と同船する。状況を聞いてみると、やっぱり昔にも増してタフらしい。夏場はどうにかなるのだが、今の時期はかなり厳しいらしい。ディープをやればマメばっかだし、だからってシャローをずーっとやっても絶対に釣れるなんて言えるほどの確立はないという。でも大会は、一匹の重量勝負だって言うし。じゃーやっぱりシャロー勝負でしょっていうことで、二人で投げまくる。俺が使っていたのは、来期に出すための初期プロトタイプルアー。今あるルアーを色々いじくって、こういったクリアータフ系レイクでも釣れる動きに仕上げて行っている物。はたして青蓮寺ではどうなのっていう所が自分的にも面白い。そしてなんと開始1時間ほどで、700gクラスのナイスフィッシュが釣れてしまう。やっぱりですよ。こんな感じの動きなんですよーと、凄く嬉しい1匹。その後二人ともバイト無しで終了。ウェイインは40人中6~7人。やっぱりタフなわけで。その中、多分ハードベイトで釣られてきたのはオレの1匹だけって感じ。そんなコンディションだったわけで。そんな中だったからこそ、オレにとってはとても重要な日だったわけですよ。細やかな積み重ねで、自分の思うルアーへと仕上げていく。こういう作業ってかなり面白いわけで、ルアー作りはやめられませんね。

2009年01月28日

10/21-24 クラッシックプラへ

 オールスタークラッシックのプラクティスのため、霞水系V6マリンへ行く。今回は4日間も日程を組む。最近周りの皆が、いつも以上にプラやって、いつも以上に釣り方にあんまりこだわらず、とにかく釣って来ちゃって下さいよなんていうもんだから、オレとしては、だったらそんな感じもやってみようかなと、とりあえず準備してみたわけだ。もって行ったロッドはなんと12本。自分的にはどうなんだろうと思いつつも、ジグヘッドワッキー用のジグヘッドや、ネコリグ用のウェイトやフックまで用意する。スピニングタックルも3本用意。意気込み的にはちょっと新鮮。
 プラクティスはいつものように、西村とか折本とかとやるのだが、今年はWBS村川勇介なんかともやった。で、彼らとあーだこーだ言いながら、色んな所へ行くのは楽しい。でも、正直霞水系なわけだから、やればやるほど消去されていっちゃうわけで。そんなリズムの中、食わせ系ルアー投入なんてタイミングは勿論ない。
 プラも2日ほど終了すると、もう食わせ系はいいでしょ。出番ないしって気持ちになってくる。やっぱり巻いて拾っていくしかないでしょってことで、納得のシフト。結果として、かなり手ごたえのあるプラクティスが出来たわけで、それもスピナーベイトメインのクランクベイトもアリっていう、オレ的には理想型のセッティングとなったわけですよ。

2009年01月29日

10/21-22 オールスタークラッシック

 オールスタークラッシック本番。みんな暗いうちから大勢来ている。V6メカニック春木君。さらにはマルキューゲーム部スタッフも、色々と準備を手伝ってくれてありがとう。オレとしては今回、かなりいい感触なので、まー任しておいてよぐらいの状態でスタンバイ。朝一のスタートはいつも気持ちいい。応援垂れ幕はちょっと恥ずかしいけど。沖から見れば分かるけど、オレの一番デカイし。で、トライトンボートのポテンシャルもはっきり分かる全開スタート。別に競争しているわけじゃないけど、やっぱり抜かしていくと気持ちいい。こればっかりは、いくら大人になったとはいえ止められない。
 そして目的のエリアに到着。答えはモノの5分で出た。水悪いし・・・。ここがいつもの霞ヶ浦の落とし穴なんですよ。分かっているけど変わりすぎ。って言うか、本当に水がちょっとでも悪くなると、魚は全く食わない。一体どんな水なんだろう。濁ったからこんな対応でどうだとか言う次元は超えて、”本当に口を使うかどうか試してみる?”という釣りに突入してしまう。見切るのは簡単だが、こんだけ消去しておいて、5分で見切っていったら釣る場所は無い。で、このエリアに30分くらい費やす。そして移動・・・後はバサー誌を見てください。
 ということで2日間、スピナーベイトメインで釣りきりましたよ。当日、消去の場所ばっかりで、結局魚を手にしていったのは、プラでも打っていないニューエリア。だったらプラしなくっても同じじゃない?なんて思わず思ってしまいそうな勢いだ。そしてそれこそが楽しさの集大成なんですよ。今回、成績こそ出せませんでしたが、本当に、久々のイケている試合でしたよ。応援してくれたみんな。そしてスタッフのみんな。本当にありがとうございました。結論として、オレはオレの壁を乗り越えようとしている。いや、もしかしたら乗り越えられているに違いないという自身がなぜかあります。なんかもの凄い次元に突入してしまいそうで、多分みんなに見せられる日があると確信していますよ。

2009年01月30日

フィッシングショー大阪開催!

いよいよフィッシングショーの開催です。
こんな世の中だからこそ、会場に足を運んでガンガン盛り上げていきましょう!

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http://www.fishing.or.jp/

田辺さん&プロスタッフのセミナー情報です。
まだまだ一部なので追加情報があればお知らせします!

フィッシングショーOSAKA
・田辺哲男プロ
バス
7日、8日 共に
14:00~14:40(終了後サイン会)

・宮廣祥大プロ 黒須和義プロ(土曜日のみ)
バス
7日、8日 共に
10:00~10:40

・折本隆由プロ
ロックフィッシュ・アオリイカ
8日
12:00~12:40

・入江真一プロ 荻野貴生プロ
シーバス
7日
12:00~12:40

・武宮隆史プロ 田村良プロ 下邨宏高プロ
アオリイカ
8日
16:00~16:40

・荻野貴生プロ
メバル
7日
16:00~16:40

・関係者オンステージ
7日、8日 共に
11:00~11:40

※時間は予定となります。

国際フィッシングショー
・田辺哲男プロ
バス
13日、14日 共に
14:00~14:40(終了後サイン会)
15日のみ
15:30~16:10(終了後サイン会)

・西村嘉高プロ
バス
13日
16:00~16:40
15日
14:00~14:40

・宮廣祥大プロ
バス
14日
16:00~16:40

・折本隆由プロ
ロックフィッシュ・アオリイカ
15日
11:00~11:40

・荻野貴生プロ 葉多埜恵介プロ
シーバス
14日、15日 共に
10:00~10:40

・荻野貴生プロ
シーバス
13日
11:00~11:40

・木村力也プロ 早川潤プロ
トラウト
14日
11:00~11:40

・関係者オンステージ
14日、15日 共に
12:00~12:40

※時間は予定となります。


2009年01月31日

2008/10/31-11/06 マレーシアへ

 マレーシアへトーマンを釣りに行く。トーマンとはマレーシアを含め、タイやベトナム、カンボジア方面における、熱帯雨林最強のプレデター系フィッシュ。形は雷魚っぽいけど、食性はもっとすばやく、もっと噛み付き系。まるでT-REXのような存在がたまらない。で、今回の張本人はまたしてもワンバイト鵜山君。彼の世界的付き合いの幅は広い。たいしたもんですよ。マレーシア在住のマサとタケちゃんが、普通じゃ行けない許可制のダム上流部に、マザーボートで入るので一緒に行かない?って言うところから始まったらしい。政府に許可とって、密林奥地まで侵入。普通に、ゾウがいて、トラもみれたりするかも。アマゾン奥地の秘境より凄いんじゃないの?というお話に、二つ返事で”行きます。僕が行きます。”となる。で、マザーボートを貸しきるために招集されたメンバーは、カメラマン大森と、釣り女中村。総勢6名のツアーが決定したわけである。
 釣行の行程は、まずは成田からクアラルンプール。そして、車で夜の12時ごろ出て、朝7時ごろ現地到着。マサさん、タケちゃん、ロングドライブありがとうございました。だってこのプロセス無いと、オレ達行けないし。まー、彼らにとっては経験済みの行程かもしれないけど、自分達で初めて行ったら到底たどり着けることじゃないし。釣りなんて無理だし。で、ボート発着所から釣り場まで半日。午後から釣りだって言うし。暑いし。水の上だし。否が応にも盛り上がるわけで。朝からビールですよ。
 そしてトーマン釣り、マレーシアトーマンには一回行っているので、タックルの準備に抜かりは無い。メインのロッドはHB660H。リールは早巻き遠投系アンタレスDC。ラインはPE2.5号に60lbリーダー。ルアーはレイダウンミノー110を中心に、早く動かしてもアピールできるルアー。フックは#1もしくは#1/0に交換。殆どのジャークベイトが針を大きくして、リーダーを太くすると全くダメダメになってしまうのに、レイダウン110MIDは、いい動きそのままなのである。そういった使い方を予期して作ったわけじゃないけど、現地でNo.1ルアーになってるって(レイダウン持ってるのマサさんタケちゃんだけだけどね)嬉しいじゃないですか。
 やっぱりマレーシアの密林は気持ちいい。特にオレが好きなのはセミの声。まるで宇宙の音的な響き音が、とてつもなく心に沁みるの?である。トーマンの釣果はというと、やはりプレデター系。そう簡単には釣れない。で、この日オレと同船した中村が5kgを釣る。凄い魚体だし。で、オレは3kg後半を1匹。久々のトーマンの引きは硬く、色はやっぱり超綺麗でしたよ。
 そんなかんだで、めくるめく日々はあっという間に過ぎる。トーマンは大体、一日1~2匹釣れれば上出来といった所。最大魚はカメラマン大森の6kgオーバー。写真はオレが撮ったけど、尻尾が切れてる写真も有ったらしい。ゴメンネ大森。でも良かったですよマレーシア。ゾウは足跡しか見れなかったし、トラなんて居るの?ってかんじだったけど、まだまだ気持ちいい場所ってあるわけで。行かなくちゃ体験できない系オススメ№1の国ですよ。正直、オレの住みたい外国ランキングでは今のところランキング一位ですかね。今後もどうにかして通ってみたいと思ってますよ。

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